こんにちは✨徳多です。
夏日が続いていた先日、
息子の登校を見送り、家事を済ませ、コロナの後遺症かなんなのかわかりませんが、
少し疲れたので録画していた「日曜美術館」を見ました。
私の敬愛する篠田桃紅先生の回で、
(昨年107歳で逝去されました)
増上寺の地下に常設展示してあるらしいので、
「そうだ!
こんな天気が良いのだから、篠田桃紅先生の作品を見よう!」
と、思い立ち、増上寺へ向かいました。
思えば増上寺は初めて行く場所。
私は一神教で育ちましたので、仏教に関しては書道を通してしか触れていないのですよね。
一応、ホームページを見て展示してあるか確認してから向かいました。
最初の感想は・・・・
思った以上にデカい!!
そして、都心の真ん中にあってこの緑の豊かなこと。
こりゃほんと、「都会のオアシス」そのものだ〜〜〜〜
そして早速地下の展示へ行こうとしたら、、、、
入れ替えのため入れなかった・・・・・・
(*ホームページ確認したのに!!!!!!)
とても残念でしたが、とりあえず「おみくじ」でも引いてさっさと帰るか・・・と思って引いたら。
大吉
でした
これで気を良くしましたのでせっかくなのでお参りすることに。
本堂の中はかなりの荘厳な雰囲気。
この中で大きな和紙に思いっきり書けたら気持ちいいだろうな・・・
でも緊張もしそうなんて思いながら、「一筆写経」をして、境内を一周しました。
まだ帰るには早い時間なので、国立新美術館へ行くかどうか迷ったのですが、
「泉屋博古館東京」
sen oku haku ko kan tokyo
という美術館へ行ってみることに。
タクシーを拾って運転手に館名を伝えたら、
「・・・・ちょっと聞いたことないですね・・・」と。
えーーー大丈夫かな?と思いながらも、この場所も日曜美術館で放映されていたのだから!と思い、住所を伝えタクシー移動
着いてみると、泉ガーデンタワーの一部でした
ここで今回展示されていたのは、
「日本画トライアングル」
んーーーー
素晴らしかった!!!!!
日本画は浮世絵ぐらいしか思い浮かばなかったのですが、このように東京・大阪・京都の画壇で、お互い刺激し合い、名作が生まれていったのだなぁと、勉強になりました。
油絵とはまた違う、かなり繊細な「筆使い」を見ることができて、とっっっっても勉強になりました
ススキを表現するための、
「シュッ シュッ シュッ」という音が聞こえてきそうな、
躍動感ある「線質」。
アメノウズメノミコトを題材にした作品では(題材にすることを「取材」という言い方をするみたいです)
しっろーーーーーーーーーい柔肌を露にしたアメノウズメが
鶏と共に舞い踊る様子が描かれていて、
「光」の具合を丹念に表現し、肌の白さと薄衣の透明感を表現する技術が見てとれました。
うわーーーー✨✨日本画ヤバイっっっ✨✨
と、感動しきりでした
アイスカフェラテを飲みながら、さやさやと揺れる新緑を浴び・・・
向かいや隣にはスペイン大使館とスウェーデン大使館が。
閑静な場所に心の栄養も補給され(そしてちょうどパンプスの足も痛くなってきたので)
大満足で帰宅しました。
(でも最後はやっぱり疲れましたが)
芸術に触れることは、本当に心の栄養ですね
まだまだ騒がしい世の中ですが、
こうして芸術に浸り、
人間の持っている「豊かさ」を感じる機会を、絶やさずにしたいなぁと思いました✨
♦︎YouTube
Japanesecalligraphy lesson & Art studio