こんにちは✨徳多です。
書道用語に
【 病筆 (やまいふで) 】
という言葉があります。
線の美を大切にする書道において、
あんまり美しく見えない線質
の事を言いまして、
書道の基礎の部分では、クセにして欲しくない筆使いでもあります。
ただし!
あまり美しく見えない線質
というのは、
基本的な文字において
という事でして、
芸術的に、何か意図して制作されたものや、
作品として必要不可欠な要素として出てきた筆使いであれば、
それはまた別のお話👌
大事なのは、「使い分け」「書き分け」が出来ること。
書き分けが出来る様になるには、基本的な文字である楷書・行書の他に、
・草書
・隷書
など、臨書するのが肝要です。
臨書のお手本には、「これ、どーやって書いたの?!」っていうような、怪しいものや😅
「これ何の字??」など、今では使われてない漢字やナゾの漢字がたくさん出てきます。笑
文字自体に着目するより、
払いやトメ、全体の雰囲気(線質)を真似るようにするのがポイントです。
基本課題とは全く違う書き方も出てくるので、それが習得できれば、
病筆なるものが何なのか、どう筆を動かしたら、病筆使いになるのか?が、体感できると思います🌟
そして線質がグンと向上していきますよ✨
病筆の一種、
「ねずみのシッポ」について解説🌟
♦︎YouTube
Japanesecalligraphy lesson & Art studio