Soul/R&Bにおけるヴァレンタインソングをピックアップしてみました

 



Michael Henderson - Valentine Love (Solo Version) '75
私のベストヴァレンタインソング、惜しくも昨年7月に逝去したMichael Hendersonファーストアルバムより。
Norman Connors名義でJean Carneとのデュエットヴァージョンもありますが、このソロヴァージョンのほうが断然ムーディ。
ほかにもDramaticsに提供したBe My Girl, Treat Me Like A Manのセルフカヴァーも収録した初期フュージョン傑作アルバムです。

Chaka Khan - My Funny Valentine '96-66
Richard Rodgers & Lorenz Hartによるジャズスタンダード。
ソウル/R&BでもBilly Stewart, Stylistics, Arthur Prysock, James Ingram, Etta James, Anita Bakerなど錚々たる 面子がカヴァーしていますが、中でもソウルっぽいアレンジが1996年Mary J. Blige - Not Gon CryとカップリングでリリースされヒットしたChaka Khanヴァージョンです。

 

Carl Thomas - My Valentine '00
I Wishが大ヒットしたCarl Thomasファーストアルバムより。
Sting - Shape of My HeartをサンプリングしたEmotionalやSummer Rainなどを収録した傑作アルバムです。

 



OutKast - Happy Valentine's Day '03
The Way You MoveとHey Ya!が大ヒットした2003年のアルバムSpeakerboxxx/The Love Belowより。
Andre抜きでBig Boyオンリーのソロ曲ですが、Outkastらしいご機嫌なパーティーチューン。

 

Lloyd - Valentine '07
デビューヒットSouthside一曲で消え去るかと思われていたLloydが3年後YouとGet It Shortyの大ヒットを引っ提げて捲土重来を図ったセカンドアルバムより。
Lloydらしい繊細なR&Bで好ましい仕上がりでwス。

Force MD's - Happy Valentine '10
Tender Loveで一世を風靡した1980年代の伝説的グループが2010年突如配信のみで発表したヴァレンタインソング。
メンバーも様変わりしてしまっていますが、相変わらずの正統派ソウルグループらしいコーラスを聴かせてくれます。

 



YK Osiris - Valentine '18
Def JamからI'm NextとValentineでデビューヒットを飾った、フロリダ出身のラッパー兼シンガー。
Pleasure P - Boyfriend #2の替え歌みたいな曲。

Charlie Wilson – Forever Valentine '20
御大がBruno Mars他をプロデューサーに迎えて突如リリースしたヴァレンタインソング。
Hyde Park Music Festival、24K Magic World Tourで共演後実現したコラボ企画です。

Kehlani - Valentine's Day (Shameful) '20
大人気ネオソウルシンガーKehlaniが2020年にリリースしたシングルで同年のアルバムには未収録。
彼女らしい典型的なネオソウルバラードに仕上がっています。