訪問日:2022-05-29,30
赤城山麓に点在する赤城温泉郷の一軒宿滝沢温泉「滝沢館」に、30年ぶりに宿泊してきました。
赤城神社から赤城山に登る旧道、県道16号の中途にあり、周囲は深い森林と河川に囲まれています。
木々に囲まれた宿
畳敷きのロビー
今回は平成14年に増築された新館に宿泊。
全快宿泊時にはなかった建物で、本間八畳に広縁二畳の清楚なお部屋です。
新館客室
風呂は以前のまま。
内風呂は温泉ではありませんが、湧水を加熱したもので柔らかい肌触りです。
そして屋外の階段を下りた川沿いの露天風呂は、男女別で源泉槽を備えた風趣ある造り。
冷鉱泉を加熱したものですが、露天で終日入浴可能なのは稀有な例でしょう。
泉質はカルシウム、ナトリウム、マグネシウム、炭酸水素塩冷鉱泉24.5度、ph6.2、湧出量60L/分。
露天風呂へ
かけ流し源泉槽
露天風呂からの眺め
内風呂
休憩所
大広間でいただく夕食は地の食材を多く利用した郷土料理を中心にしたものです。
特に印象的な献立はありませんでしたが、味付けは良く地酒の利き酒セットとオーダーのお酒も進みました。
食前酒(アカシア酒)
小鉢三種・前菜盛り
地酒三種の利き酒セット
造り:鯉・鱒・蒟蒻
小鉢三種
手前はサーモン真丈の餡かけ
山女魚塩焼き(別注)
雪の花濁り酒
焚き合わせ
天婦羅盛り合わせ(いたどり・よもぎ・舞茸など)
上州豚陶板焼き
デザート
朝食
宿から赤城山までは県道を30分、ぐんまフラワーパークもほど近く、赤城観光の拠点として素朴な雰囲気を味わえるお勧め宿です。