訪問日:2021-15,16

 

微温湯(ぬるゆ)チェックアウト後は高湯・土湯峠の温泉巡りを。
未訪問だった土湯峠温泉郷・幕川温泉「水戸屋」、高湯温泉・協同浴場「あったか湯」、前回訪問から時間経過してブログも未掲載の、高湯温泉「玉子湯」、土湯峠「野地温泉ホテル」を巡りました。

ますは高湯温泉郷の玉子湯へ。
明治元年から続く萱蕗屋根の湯小屋や乳白色の露天風呂など、7種類の温泉が楽しめます。
ただし宿泊棟は味もそっけもない白色の鉄筋造り。これで建物に風情があったら宿泊したいところですが・・・
泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸硫黄泉46.5度、pH2.65、湧出量1003L/分。
自然湧出の完全かけ流し、入浴料800円。

 

く萱蕗屋根の湯小屋

 

湯小屋浴場

 

 

玉子湯

 

次に高湯温泉協同浴場「あったか湯」へ。
高湯源泉の真上にあり、もっとも新鮮な源泉を堪能できます。
男女別露天風呂のみ、入浴料250円。
泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸硫黄泉50.2度、pH2.7、自然湧出の完全かけ流し。

 

 

「あったか湯」露天風呂

 

高湯源泉

 

庭坂(高湯入口)では人気の蕎麦処「胡々里庵」で蕎麦をいただきました。

 

 

十割・刻み鶏つけざる

 

高湯から磐梯吾妻スカイライン経由で土湯峠へ。
つばくろ橋は濃霧で全く見えず、浄土平も吾妻小富士の登山道が工事中ということでスルー。
土湯峠付近では霧が晴れて、新緑の山々を見ながらのドライヴができました。

 

 

 

浄土平附近

 

 

土湯峠温泉郷ではまず未訪問だった幕川温泉「水戸屋」へ。
狭い林道を4キロ下ってたどり着く幕川温泉には「水戸屋」と「吉倉屋旅館」の二軒が隣接しています。
今回は渓流露天風呂がある「水戸屋」へ。
男女別の内湯と露天風呂、混浴の展望露天風呂、宿泊棟から少し離れた混浴の渓流露天風呂があり、入浴料は700円。
露天風呂は単純硫黄泉44.9度、pH 5.9、湧出量46L/分、内湯は単純温泉72.5度、pH7.5、湧出量46L/分。

 

 

展望露天風呂(公式HPより)

 

渓流の湯

 

露天風呂

 

内風呂

 

最後は「野地温泉ホテル」へ。
六つの浴場がありますが、時間で男女交代・清掃のため、今回男性用は内風呂「剣の湯」と内風呂・露天が繋がった「天狗の湯」のみしか入浴できず。風情ある露天風呂「鬼面の湯」、木造の内風呂「千寿の湯」を利用できなかったのは残念。
泉質は単純硫黄泉50.3度、pH6.18、湧出量 : 108.6L/分、完全かけ流し。
こちらと隣の「新野地温泉ホテル」、両方風呂は良いのですが、建物・部屋が何とも味気ないのが残念。
 

 

内風呂・露天が繋がった「天狗の湯」

 

「露天が繋がった「天狗の湯」

 

「剣の湯」

 

「鬼面の湯」(公式HPより)

 

「千寿の湯」(公式HPより)

 

最後に姥湯に向かう途中に参拝した中野不動尊。
約830年の歴史ある「日本三大不動」の一つです。

 

 

 

 

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