立ち寄り湯:半出来温泉「登喜和荘」、草津温泉「西の川原露天風呂」
チャツボミゴケ公園
訪問日:2019-05-25,26
群馬県東吾妻町、吾妻川の支流雁ケ沢川沿いの一軒宿、松の湯温泉「松渓館」は温泉マニア(特に泉質重視派)には非常によく知られた存在ですが、一般の温泉ファンにはほぼ知名度なし。こんな極端な例も珍しいでしょうが、その秘密は?
自然湧出の自家源泉・湧出量100L/毎分、湯口は足元で硫黄臭ありの新鮮な源泉ががドバドバとかけ流し、しかもわずかながら気泡もつく。これを聞いただけでマニアはヨダレものでしょう。しかも一日一組限定で二食付き7650円(税込み)という価格。週末はもちろん、特に夏場は平日もなかなか予約がとれないのも納得です。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/ff/fa/j/o1280096014516711428.jpg?caw=800)
山中の一軒宿
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/5a/ad/j/o1280096014516711439.jpg?caw=800)
なかなかオシャレな看板
パイプから源泉が排出されている
![イメージ 32](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/39/42/j/o1280096014516711450.jpg?caw=800)
入口
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/17/71/j/o1280096014516711460.jpg?caw=800)
看板を持つ人形
このB級感がなんとも良いw
このB級感がなんとも良いw
部屋は三階六畳の角部屋、周辺は深い森林です。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/f6/89/j/o1280096014516711471.jpg?caw=800)
角部屋
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/5f/b0/j/o1280096014516711481.jpg?caw=800)
部屋からの眺め
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/f1/0d/j/o1280096014516711501.jpg?caw=800)
部屋の前の沢
風呂は二階に一か所、もちろん貸し切り。源泉槽と過熱槽があり、L字型の源泉槽の足元から放流される源泉が滝のようにあふれ出しています。
泉質はカルシウム-硫酸塩温泉32.4度、PH7.3、湧出量100L/毎分(自然湧出)、湧出量が多すぎるので半分はそのまま捨てているとか。なんとももったいない話です。現在四代目、初代は医者で温泉を治療に使っていたそうです。
泉質はカルシウム-硫酸塩温泉32.4度、PH7.3、湧出量100L/毎分(自然湧出)、湧出量が多すぎるので半分はそのまま捨てているとか。なんとももったいない話です。現在四代目、初代は医者で温泉を治療に使っていたそうです。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/4d/8b/j/o1280096014516711513.jpg?caw=800)
浴室
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/88/42/j/o1280096014516711527.jpg?caw=800)
新鮮な源泉があふれる
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/52/b4/j/o1280096014516711541.jpg?caw=800)
すごい堆積物
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/c7/21/j/o1280096014516711553.jpg?caw=800)
源泉がドバドバとオーヴァーフロー
そんな新鮮な源泉に浸かっていると細かな泡が全身にまとわりついてきます。聞こえるのはお湯がザーザーと流れる音のみ。温泉マニアにとっては至福のひと時でしょう。こちらに宿泊する人は、寝るときと食事以外はほとんど入浴しているとか。
私も一日目4時間、二日目2時間しっかりと入浴。時間制限(22時から7時は入浴不可)がなければ夜中も2,3時間は入ったかも。
私も一日目4時間、二日目2時間しっかりと入浴。時間制限(22時から7時は入浴不可)がなければ夜中も2,3時間は入ったかも。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/fc/42/j/o1280096014516711565.jpg?caw=800)
木々を見ながらの入浴
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/05/c8/j/o1280096014516711573.jpg?caw=800)
温泉標語
食事は湯治食ですが、地物を多く使っており味付けもよい。
宿泊価格から考えれば大サーヴィスでしょう。
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/89/8a/j/o1280096014516711586.jpg?caw=800)
夕食膳
![イメージ 14](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/0c/e5/j/o1280096014516711594.jpg?caw=800)
地酒「貴娘」
![イメージ 15](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/99/17/j/o1280096014516711606.jpg?caw=800)
牛蒡マヨ和え・葉山葵煮
![イメージ 16](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/e6/f1/j/o1280096014516711625.jpg?caw=800)
こんにゃく刺身・棒鰊と蕗煮
![イメージ 17](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/3e/4e/j/o1245093414516711635.jpg?caw=800)
岩魚塩焼き
![イメージ 18](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/29/d1/j/o1280096014516711642.jpg?caw=800)
岩魚塩焼き
きれいにいただきました
きれいにいただきました
![イメージ 19](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/aa/1c/j/o1280096014516711650.jpg?caw=800)
天麩羅
![イメージ 20](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/d1/20/j/o1280096014516711662.jpg?caw=800)
豚冷しゃぶ
![イメージ 21](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/d7/ef/j/o1280096014516711668.jpg?caw=800)
食事
![イメージ 22](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/06/28/j/o1280096014516711682.jpg?caw=800)
デザート
![イメージ 23](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/74/ca/j/o1280096014516711695.jpg?caw=800)
朝
![イメージ 24](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/12/3a/j/o1280093114516711712.jpg?caw=800)
朝食膳
ずっと一日二組の予約をとっていましたが、近年一組限定にしたようでますますレア感が増しました。
こんな鄙び系ながら清掃は行き届いており、トイレもリフォーム済、ウォシュレット完備で女性も安心。
素朴な宿でじっくりと良質な源泉を楽しみたいという向きには最高の施設です。
こんな鄙び系ながら清掃は行き届いており、トイレもリフォーム済、ウォシュレット完備で女性も安心。
素朴な宿でじっくりと良質な源泉を楽しみたいという向きには最高の施設です。
すぐ上流には「日本三大美人の湯」として有名な川中温泉「かど半旅館」があります。
公式HPなし
楽天トラベル
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チェックアウト後は嬬恋村の半出来温泉登喜和荘へ。地味が悪く作物の出来が良くない故の地名ですが、温泉は上出来です。
花々に囲まれた川沿いの混浴露天風呂が心地よい。ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉43度、PH7.2、かけ流し。
入浴料400円と安価なのはうれしいのですが、いつ来ても露天風呂の清掃が今一つなのが残念なところです。
花々に囲まれた川沿いの混浴露天風呂が心地よい。ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉43度、PH7.2、かけ流し。
入浴料400円と安価なのはうれしいのですが、いつ来ても露天風呂の清掃が今一つなのが残念なところです。
![イメージ 25](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/1b/31/j/o1280096014516711728.jpg?caw=800)
半出来温泉登喜和荘
![イメージ 26](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/14/c0/j/o1280096014516711751.jpg?caw=800)
混浴露天風呂へ
![イメージ 27](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/3a/b9/j/o1280096014516711765.jpg?caw=800)
混浴露天風呂入口
![イメージ 28](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/24/f0/j/o1280096014516711775.jpg?caw=800)
混浴露天風呂
![イメージ 29](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/45/d3/j/o1280096014516711791.jpg?caw=800)
混浴露天風呂からの眺め
![イメージ 30](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/c8/44/j/o1280096014516711798.jpg?caw=800)
内風呂
![イメージ 31](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/ae/29/j/o1280096014516711810.jpg?caw=800)
半出来温泉にて
次に草津、西の河原露天風呂へ20年ぶりに。草津の湯は熱くて苦手ですが、ここくらい広いと場所によって温度が選べるのでOK。
酸性塩化物硫酸塩温泉94度、PH1.5、100人は一度に入れるという広大な湯舟は実に気持ちが良い。
酸性塩化物硫酸塩温泉94度、PH1.5、100人は一度に入れるという広大な湯舟は実に気持ちが良い。
![イメージ 33](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/80/e8/j/o1280096014516711823.jpg?caw=800)
草津温泉西の河原露天風呂
![イメージ 34](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/b5/a2/j/o0557034914516711837.jpg?caw=800)
草津温泉西の河原露天風呂
撮影禁止につきHPより
撮影禁止につきHPより
![イメージ 35](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/d0/38/j/o0557034914516711846.jpg?caw=800)
草津温泉西の河原露天風呂
撮影禁止につきHPより
撮影禁止につきHPより
![イメージ 36](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/dd/aa/j/o1280096014516711856.jpg?caw=800)
草津温泉西の河原露天風呂
![イメージ 37](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/f7/65/j/o1280096014516711870.jpg?caw=800)
西の河原露天風呂にて
![イメージ 45](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/9a/10/j/o1280096014516711881.jpg?caw=800)
西の河原露天風呂にて
そして中之条のチャツボミゴケ公園に初訪問。強酸性の温泉を好むという珍しいチャツボミゴケの、日本最大級のコロニーがあります。
かつては群馬鉄山があり、国鉄長野原線(後の吾妻線)はその鉱石運搬が敷設当時の目的でした。
採掘現場跡の「穴地獄」周辺には多くのチャツボミゴケが群生しており、盛りの躑躅と清流との対比が見事でした。
かつては群馬鉄山があり、国鉄長野原線(後の吾妻線)はその鉱石運搬が敷設当時の目的でした。
採掘現場跡の「穴地獄」周辺には多くのチャツボミゴケが群生しており、盛りの躑躅と清流との対比が見事でした。
![イメージ 38](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/9c/db/j/o1280096014516711892.jpg?caw=800)
チャツボミゴケ公園
![イメージ 39](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/3b/ae/j/o1280096014516711905.jpg?caw=800)
チャツボミゴケ公園
![イメージ 40](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/ab/00/j/o1280096014516711919.jpg?caw=800)
チャツボミゴケ公園
![イメージ 41](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/0c/43/j/o1280096014516711936.jpg?caw=800)
チャツボミゴケ公園
![イメージ 42](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/a0/35/j/o1280096014516711967.jpg?caw=800)
![イメージ 43](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/89/03/j/o1280096014516711983.jpg?caw=800)
チャツボミゴケ公園
![イメージ 44](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/55/3b/j/o1280096014516711996.jpg?caw=800)
チャツボミゴケ公園
(松の湯温泉「松渓館」了)