榛名神社(参拝)
 
訪問日:2019-01-07, 08
 
 
赤城温泉郷には三箇所の温泉と五軒の宿が現存します。そのうち一軒宿の「滝沢温泉」と「赤城温泉ホテル」には宿泊済み、今回は以前から気になっていた「花の宿 湯之沢館」に宿泊。温泉郷最奥にある三軒の、そのまた最奥に位置する宿で、共同駐車場から階段と坂を降りなければなりません。
 
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赤城温泉郷入口
 
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温泉マニアには有名なカルト系旅館「総本家」の前を通って
 
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階段と坂を下る
 
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赤城温泉郷最奥の宿
 
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宿入口
 
建物は古いものの主要部や部屋はしっかりとリフォームがなされています。通路と風呂の一部には昔の造作の名残が見られますが、それはそれでなかなか風情があります。
 
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リフォームがなされた館内
 
部屋は和洋室四室、和室四室で今回は和室十畳プラスベッドルームの和洋室を予約。崖に沿って建てられているので、間近に山と小川が望まれます。
 
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和洋室(和室部分)
 
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雪見障子
 
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部屋からの眺め1
 
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部屋からの眺め2
 
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ベッドルーム
 
風呂は「瀬音露天風呂」と内風呂「赤城名月風呂」の二箇所があり、20時までは男女交替制、その後は混浴になります。
「瀬音露天風呂」は「あつ湯」と「ぬる湯」と二段になっており、横に流れる滝を見ながら入浴できます。
露天・内風呂とも温泉成分が堆積した「石灰華」で覆われており、成分の濃さを物語っています。

泉質はカルシウム・マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉PH6.5(中性)43.2度、掛け流しで終夜入浴が可能。鉄分が多い温泉なので、無色透明で自然湧出し、空気に触れて茶褐色になります。

今回は正月休み明けの閑散期ということで、私たちひと組だけの貸切状態。好きな時間に好きな風呂に入ることができました。
 
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露天風呂への通路
 
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瀬音露天風呂(上段)
 
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瀬音露天風呂(上段と下段)
 
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瀬音露天風呂と滝
 
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瀬音露天風呂(下段)
 
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瀬音露天風呂から
 
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赤城名月風呂
 
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赤城山の冷水
 
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休み処
 
そしてこちらで評判なのが食事です。
別室に用意される夕食は、上州の郷土料理を色鮮やかに盛り付けた「京風花会席」(宿のキャッチコピー)。
季節感に隔たりがある献立もあり、少々味も濃いめですが、それを除けば内容・味付け共に申し分ありません。しかも暖かい料理が次々に運ばれてきて、これはよほどの健啖家でないと完食は難しいかも。
 
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夕食膳
 
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食前酒:柚子酒
前菜:山芋磯辺揚げ・枝豆・茹で海老・紅白なます・大根卸マヨチーズ和え
 
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小鉢:胡麻豆腐・ずいき炒め煮
 
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造り:岩魚・ギンヒカリ・蒟蒻
 
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煮物:筍・椎茸・南京・隠元・牛蒡
蒸し物: 薯蕷蒸
 
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焼物:鮎塩焼き
 
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揚物:天麩羅盛り合わせ(海老・舞茸・林檎など)
 
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洋皿:林檎グラタン
 
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上州郷土料理:おっきりこみ
酢の物:カニカマ・黄瓜・若芽
 
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台物:和牛すき焼き
 
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食事:ゆかり御飯・吸物・香の物
デザート:メロン・苺
 
夜はさすがに冷え込み(零下2,3度)露天風呂はきつかったので、もっぱら内風呂に入りました。

朝食も豆乳湯豆腐や惣菜を美しく盛り付けたもので、朝からご飯が進みます。
 
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朝食膳
 
こちら、この内容で一泊二食10,500円から(消費税込・平日一室二名利用時)、今回利用した和洋室でも税込12,000円という破格の宿泊料。しかも二名に一本大瓶ビールがサーヴィスという嬉しい価格設定です。
(旅行会社からの予約は300円増し、冬場は暖房費ひと部屋あたり1,000円追加)

「一万円の極上宿」またまた発見しました。
 
 
同日訪れた榛名神社の写真です。
 
榛名神社
 
随神門
 
参道
 
氷瀑
 
布袋
 
参道
 
三重の塔
 
弁財天
 
双龍門
 
神幸殿
 
拝殿
 
拝殿の彫刻
 

今にも転げ落ちそうな巨石

 

(赤城温泉「花の宿 湯之沢館」了)
 

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