天狗温泉「浅間山荘」菱野温泉「常磐館」「薬師館」(立ち寄り)
食事:小諸「やまへい」(食事)
訪問日:2018/12/2,3
昨今民宿や公共施設でも8,000円以上は当たり前の時代、日観連所属のきちんとした旅館で「一泊二食付き6,000円からの宿泊料金で大満足の宿が美ヶ原がある」。
こんな話を聞いて半信半疑でググってみると、ブログやクチコミも多くが好評価をつけています。
しかし年齢や所得層(いつもどのレヴェルの宿を利用しているか)、あとはセンスよってクチコミもまったく評価がことなるので鵜呑みにはできません。
こちらはブログの写真や内容などいろいろ調べても中々の好印象、思い切って予約してみました。
ただし6,000円や7,000円コースでは不安だったので料理長お勧めの8,000円コース(税別)をお願いしました。
こんな話を聞いて半信半疑でググってみると、ブログやクチコミも多くが好評価をつけています。
しかし年齢や所得層(いつもどのレヴェルの宿を利用しているか)、あとはセンスよってクチコミもまったく評価がことなるので鵜呑みにはできません。
こちらはブログの写真や内容などいろいろ調べても中々の好印象、思い切って予約してみました。
ただし6,000円や7,000円コースでは不安だったので料理長お勧めの8,000円コース(税別)をお願いしました。
宿は美ヶ原から見て小諸側の山間部にある武石村、標高1,000メートルに位置し、周りには川と森以外何もないところです。
宿は渓流沿いにあって三階建て全18室。以前は公営施設だったということで、造りはあまり温泉宿らしい風情は感じられません。
宿は渓流沿いにあって三階建て全18室。以前は公営施設だったということで、造りはあまり温泉宿らしい風情は感じられません。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/d1/a4/j/o1280085314516702404.jpg?caw=800)
岳の湯温泉「雲渓荘」
周囲は何もない山の中
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/1f/69/j/o1280085314516702408.jpg?caw=800)
宿外観
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/c3/9d/j/o1280085314516702412.jpg?caw=800)
ロビー
通されたのは二階の八畳間でしたが、近年リフォームされたばかりようで畳も壁も真新しく、洗面所やトイレもピカピカ。
最初から敷かれてあった布団も清潔感あふれるものです。
最初から敷かれてあった布団も清潔感あふれるものです。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/e6/b2/j/o1280085314516702418.jpg?caw=800)
部屋1
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/5d/8c/j/o1280085314516702422.jpg?caw=800)
部屋2
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/0a/30/j/o1280085314516702426.jpg?caw=800)
部屋からの眺め
風呂は眺望は乏しいですが、清潔感のあるタイル張りの浴室。
元禄時代の開湯といいますが、当時の源泉は伊勢湾台風で埋まってしまい、現在のものは新たに掘削されたものだそうです。
アルカリ性単純泉33度・PH9.24のお湯が40度ほどのぬる目に加熱され掛け流しされています。その量は洗い場にお湯が溢れ流れるほどで、浸かっていて実に気持ちが良い。久々に二桁入浴しましたw
元禄時代の開湯といいますが、当時の源泉は伊勢湾台風で埋まってしまい、現在のものは新たに掘削されたものだそうです。
アルカリ性単純泉33度・PH9.24のお湯が40度ほどのぬる目に加熱され掛け流しされています。その量は洗い場にお湯が溢れ流れるほどで、浸かっていて実に気持ちが良い。久々に二桁入浴しましたw
また清掃時間(9:00-10:00)以外終日入浴可能というのも嬉しい配慮です。
ただ一つだけ気になるのは、高アルカリにも関わらず掘削温泉に多く見られる少し荒い湯触り。旧源泉とはことなったものなのでしょう。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/b5/d3/j/o1280086614516702432.jpg?caw=800)
浴場
湯が溢れる
湯が溢れる
そして食堂でいただく夕食が素晴らしい。
地の食材ばかりが、なかなか凝った郷土料理の手法で供されます。安価な宿にありがちなやっつけ仕事が一切なし。大好物の鯉の甘露煮なんて太い骨まで柔らかくなるほど煮込んでありますし、止椀の澄まし汁にも、湯葉や天然きのこが入っている気遣い。
かなりのヴォリュームでしたが、鯉の骨一本残さず綺麗にいただきました。
ただ年配者には量が多く、次回来るとしたら7,000円コースで十分かも。
地の食材ばかりが、なかなか凝った郷土料理の手法で供されます。安価な宿にありがちなやっつけ仕事が一切なし。大好物の鯉の甘露煮なんて太い骨まで柔らかくなるほど煮込んでありますし、止椀の澄まし汁にも、湯葉や天然きのこが入っている気遣い。
かなりのヴォリュームでしたが、鯉の骨一本残さず綺麗にいただきました。
ただ年配者には量が多く、次回来るとしたら7,000円コースで十分かも。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/f1/c2/j/o1280082014516702440.jpg?caw=800)
夕食膳
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/22/1e/j/o1280085314516702446.jpg?caw=800)
赤ワイン
蓮根饅頭
地元産雑きのこ卸し和え
蓮根饅頭
地元産雑きのこ卸し和え
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/0d/ec/j/o1280097114516702453.jpg?caw=800)
信州サーモン造り
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/2e/11/j/o1280085314516702458.jpg?caw=800)
地酒「奏龍(なきりゅう)特別純米酒」
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/24/74/j/o1280085314516702464.jpg?caw=800)
山菜蕎麦
米茄子田楽
米茄子田楽
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/8a/3e/j/o1281085614516702467.jpg?caw=800)
虹鱒塩焼
![イメージ 14](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/27/ce/j/o1280085314516702478.jpg?caw=800)
鯉甘露煮
太い骨までトロトロ
太い骨までトロトロ
![イメージ 15](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/0e/3b/j/o1281085414516702489.jpg?caw=800)
猪鍋
![イメージ 16](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/26/b2/j/o1280085314516702495.jpg?caw=800)
御飯・止椀・香の物・デザート
![イメージ 17](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/cb/f3/j/o1280089814516702503.jpg?caw=800)
朝食膳
若干眺望が乏しいのが難ですが、「一泊二食付き6,000円からの宿泊料金で大満足の宿」は本当にありました。
若い人には地味すぎるかもしれませんが、年齢を重ねて俗気がなくなった時「こんな宿で連泊して温泉三昧も良いな」なんて思わせる、巷の評判通りの宿でした。
若い人には地味すぎるかもしれませんが、年齢を重ねて俗気がなくなった時「こんな宿で連泊して温泉三昧も良いな」なんて思わせる、巷の評判通りの宿でした。
チェックイン前に立ち寄った食事処と入浴施設をご紹介します。
まずは上信越道を降りて小諸へ、地元の漬物屋さんが経営する郷土料理の店「やまへい」で昼食です。佐久といえば鯉、洗いでノンアルを一杯、そのあとはざる蕎麦をいただきます。腰のしっかりした二八蕎麦です。
![イメージ 18](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/3b/7a/j/o1280083614516702507.jpg?caw=800)
郷土料理「やまへい」
![イメージ 19](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/89/0e/j/o1240082814516702514.jpg?caw=800)
鯉の洗い
![イメージ 20](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/ef/db/j/o1280081514516702524.jpg?caw=800)
ざる蕎麦
食後は浅間登山口の天狗温泉「浅間山荘」へ。例の赤軍事件の宿とは無関係、浅間山登山者のための温泉付き山小屋です。放し飼いのブーちゃんがまるまる太って可愛らしい。「日本一赤い湯」という鉄鉱泉、日曜ということで多くの登山者が汗を流していました。
自然湧出の単純鉄冷鉱泉(炭酸水素塩型)8.5度PH5.7、加温放流式・循環ろ過併用。
宿泊者専用の展望風呂もあり、ここは是非泊まってしてゆっくりと「赤湯」を堪能したい。
![イメージ 21](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/4e/fa/j/o1280085314516702531.jpg?caw=800)
天狗温泉への道
![イメージ 22](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/07/6a/j/o1280085314516702538.jpg?caw=800)
天狗温泉「浅間山荘」
![イメージ 23](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/75/23/j/o1280084714516702546.jpg?caw=800)
放し飼いのブーちゃんが可愛い
![イメージ 24](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/f9/b0/j/o1280083414516702552.jpg?caw=800)
「日本一赤い湯」
次に近くの菱野温泉へ。
こちらも古くからある宿で、「薬師館」と「常磐館」の二軒が少し離れて建っています。後者のケーブルカーで登る露天風呂「雲の助」が有名で、やはり多くの入浴客で賑わっていました。
こちらも古くからある宿で、「薬師館」と「常磐館」の二軒が少し離れて建っています。後者のケーブルカーで登る露天風呂「雲の助」が有名で、やはり多くの入浴客で賑わっていました。
単純温泉27度PH8.7、加熱循環。
![イメージ 25](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/f7/42/j/o1280083314516702556.jpg?caw=800)
菱野温泉「常磐館」
![イメージ 26](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/e2/30/j/o1280085314516702562.jpg?caw=800)
露天風呂へのケーブルカー
![イメージ 27](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/30/7a/j/o1280085314516702568.jpg?caw=800)
かなりの急勾配を登る
![イメージ 28](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/e7/39/j/o1280085314516702574.jpg?caw=800)
登ってくる車両
![イメージ 29](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/53/87/j/o1280085314516702580.jpg?caw=800)
露天風呂「雲の助」1
![イメージ 30](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/64/40/j/o1280085914516702590.jpg?caw=800)
露天風呂「雲の助」2
![イメージ 31](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/1c/ae/j/o1280087514516702595.jpg?caw=800)
露天風呂「雲の助」3
![イメージ 32](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/90/00/j/o1280085314516702602.jpg?caw=800)
内湯
![イメージ 36](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/95/93/j/o1280085314516702621.jpg?caw=800)
白樺林の中の休み処
「常磐館」に比べて「薬師館」はひっそり。
風呂は池に浮かんだように見える「浮島風呂」ですが、かなり老朽化が進んでいます。
弱アルカリ性炭酸鉄泉26.8度PH7.0、加熱循環。
旅館のほうはリフォームされてきれいですが、風呂も改装が必要なようです。
![イメージ 33](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/aa/a4/j/o1280085314516702628.jpg?caw=800)
菱野温泉「薬師館」
![イメージ 34](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/0a/b2/j/o1280085314516702634.jpg?caw=800)
「浮島風呂」炭酸鉄泉源泉
![イメージ 35](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/39/50/j/o1280085314516702642.jpg?caw=800)
上がり湯
(岳の湯温泉「雲渓荘」了)