訪問日:2018/9/19,20
蓼科温泉鄕の一つ親湯温泉は武田信玄公が隠し湯としての歴史を持つ古い温泉です。「蓼科親湯温泉」(旧称「蓼科親湯ホテル」)は大正15年創業の老舗ですが、湯治場から次第に観光旅館へと発展して増築を重ね、現在は全52室という大型施設で団体客も多い人気施設です。
普段は滅多にこうした施設は選択しませんが、今回長野三泊旅行中一、二泊目とも鄙び系の宿だったので趣向を変えて宿泊してみました。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/33/62/j/o1240082814516697356.jpg?caw=800)
蓼科親湯温泉「山月亭」外観
![イメージ 24](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/f1/a3/j/o1240082614516697363.jpg?caw=800)
ロビー
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/c6/72/j/o1240082614516697368.jpg?caw=800)
ロビー
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/84/c7/j/o1240089014516697375.jpg?caw=800)
バーカウンター
![イメージ 26](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/b8/10/j/o1240082614516697380.jpg?caw=800)
通路
部屋は「山月亭」と呼ばれる一番歴史のある宿泊棟の5階にある、和室12畳・4畳分の洋間にテラス・ベッドルームのあるスイートです。
ゆったりした造作でくつろげます。ベッドにすぐに横になれるのはありがたい。
ゆったりした造作でくつろげます。ベッドにすぐに横になれるのはありがたい。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/b5/d7/j/o1240082614516697386.jpg?caw=800)
「山月亭」客室
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/a9/11/j/o0619093014516697389.jpg?caw=800)
部屋からの眺め
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/29/b2/j/o1240082614516697396.jpg?caw=800)
ベッドルーム
こちらは驚くほど蔵書が豊富で、岩波文庫全巻を始め文学・芸術系を中心に多岐に渡るジャンルの書籍が3万冊常備され、もちろん宿泊者は部屋・ロビーで読むことができます。本好きには堪らないでしょう。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/80/6a/j/o1240082614516697400.jpg?caw=800)
岩波文庫全巻ほか蔵書が豊富
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/42/a0/j/o1240082614516697408.jpg?caw=800)
露天風呂
![イメージ 27](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/6a/f6/j/o1240082614516697416.jpg?caw=800)
男性用畳敷き大浴場
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/b4/1a/j/o0630091014516697422.jpg?caw=800)
渓流露天岩風呂(女性専用)
スマホで写してもらったので画像悪し
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/20/b7/j/o1240082614516697432.jpg?caw=800)
貸切露天風呂
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/9b/7b/j/o0619093014516697441.jpg?caw=800)
貸切露天風呂
食事は個室ダイニングでいただきます。
夕食は「山ごはん」と称される和食と「蓼科 山キュイジーヌ」と呼ばれるフレンチを選択できます。いずれも地産地消を心がけた創作コースですが、今回は洋食コースをトライ。
盛り付けも内容も中々で、箸で食べられるのも気軽でお酒が進みました。
夕食は「山ごはん」と称される和食と「蓼科 山キュイジーヌ」と呼ばれるフレンチを選択できます。いずれも地産地消を心がけた創作コースですが、今回は洋食コースをトライ。
盛り付けも内容も中々で、箸で食べられるのも気軽でお酒が進みました。
![イメージ 25](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/a7/0e/j/o1240082614516697445.jpg?caw=800)
個室ダイニング
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/27/77/j/o1240082614516697449.jpg?caw=800)
おくちはじめ:
白豚の生ハムと白平茸
鯛のムース
小海老とショートパスタ
白ミル貝と山葵菜
科乃豚のハーブ風味
白豚の生ハムと白平茸
鯛のムース
小海老とショートパスタ
白ミル貝と山葵菜
科乃豚のハーブ風味
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/7b/3d/j/o1240082614516697453.jpg?caw=800)
前菜:
福味鷄と信州産木の子
高原レタス包み
福味鷄と信州産木の子
高原レタス包み
![イメージ 14](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/27/8e/j/o1240082614516697459.jpg?caw=800)
スープ:
信州産かぼちゃとライスジュレのポタージュ
信州産かぼちゃとライスジュレのポタージュ
![イメージ 15](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/b6/67/j/o1240082614516697462.jpg?caw=800)
酒:本金・辛口太一(諏訪)
![イメージ 16](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/58/f0/j/o1240082614516697471.jpg?caw=800)
魚料理:秋鮭のマッシュルームソース・赤ワインソース
![イメージ 17](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/c3/59/j/o1240082614516697478.jpg?caw=800)
お口直し:柚子のソルベ
![イメージ 18](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/22/c9/j/o1240082614516697486.jpg?caw=800)
肉料理:蓼科牛のソテー・二種の味わい
シャリアピンソース
安曇野産きざみ山葵
シャリアピンソース
安曇野産きざみ山葵
![イメージ 19](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/6c/1f/j/o1240082614516697491.jpg?caw=800)
ご飯もの:蓼科スープカレー
![イメージ 20](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/45/ad/j/o1240082614516697500.jpg?caw=800)
デザート
紅茶のムース
チョコレートナッツのメレンゲ
マロンジェラート
杏仁豆腐
紅茶のムース
チョコレートナッツのメレンゲ
マロンジェラート
杏仁豆腐
夜間は露天風呂から見える樹木がライトアップされて幻想的な雰囲気に。冷たい夜風が心地よく、ついつい長湯をしてしまいました。
![イメージ 21](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/67/15/j/o1240082614516697503.jpg?caw=800)
ライトアップされた露天風呂
朝食も蓼科の食材を使った和定食。バラエティに富んで中々楽しめました。
![イメージ 22](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/31/50/j/o1240085614516697506.jpg?caw=800)
朝食:
自家製おから
鯛の塩糀
野沢菜ゴマ油炒め
ホタテ揚げ・木の芽味噌
秋刀魚酒糀漬け
出汁巻き玉子
蓼科高原サラダ・胡麻ドレッシング
自家製おから
鯛の塩糀
野沢菜ゴマ油炒め
ホタテ揚げ・木の芽味噌
秋刀魚酒糀漬け
出汁巻き玉子
蓼科高原サラダ・胡麻ドレッシング
![イメージ 23](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/20/83/j/o1240091014516697516.jpg?caw=800)
蓼科山湧水豆腐の湯豆腐
ご飯
青さ入り味噌汁
香の物
ご飯
青さ入り味噌汁
香の物
しかし久々の大型施設は設備は整っているものの何か落ち着かない。自分にはやはり小さな田舎宿が性にあっているようです。
もちろんこうした大型施設がお好きな人にはお勧めの宿です。
前後に立ち寄った蓼科周辺観光の写真です。
まずは北八ヶ岳ロープウェイで横岳に登り、坪庭を一周トレッキング。
季節的に高山植物の花は見られませんでしたが、下界とは比べ物にならない涼しさで高山散策を満喫しました。
季節的に高山植物の花は見られませんでしたが、下界とは比べ物にならない涼しさで高山散策を満喫しました。
![イメージ 28](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/a7/fe/j/o1240082614516697521.jpg?caw=800)
北八ヶ岳ロープウェイ
![イメージ 30](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/4d/14/j/o1240082614516697528.jpg?caw=800)
坪庭遊歩道入口
![イメージ 29](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/bc/df/j/o1240082614516697539.jpg?caw=800)
坪庭にて
![イメージ 31](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/f5/dd/j/o1240082614516697547.jpg?caw=800)
坪庭遊歩道
![イメージ 32](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/c9/11/j/o1240082614516697552.jpg?caw=800)
坪庭にて
![イメージ 33](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/f9/7c/j/o1240082614516697556.jpg?caw=800)
坪庭にて
![イメージ 34](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/ea/23/j/o1240082614516697559.jpg?caw=800)
坪庭にて
下山後白樺湖経由でビナースラインをドライヴ、八島湿原に。...
白樺湖周辺ではもう紅葉が一部始まっており、八島湿原も樹木によって秋色に変化し始めていました。
白樺湖周辺ではもう紅葉が一部始まっており、八島湿原も樹木によって秋色に変化し始めていました。
![イメージ 35](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/9f/2f/j/o1240082614516697566.jpg?caw=800)
白樺湖と蓼科山
![イメージ 36](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/f0/7e/j/o1240082614516697572.jpg?caw=800)
白樺湖にて
![イメージ 37](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/0f/28/j/o1240080514516697584.jpg?caw=800)
白樺湖にて
![イメージ 38](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/ac/f7/j/o1240082614516697587.jpg?caw=800)
白樺湖にて
![イメージ 39](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/1c/9c/j/o1240082614516697597.jpg?caw=800)
八島湿原にて
![イメージ 40](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/1c/86/j/o1240082614516697613.jpg?caw=800)
八島湿原にて
白駒池は茅野市と佐久穂町の境にある麦草峠近くの景勝地です。
麦草峠は国道299号(メルヘン街道)の最高地点でるのみならず、日本の国道二位の高地点(標高2,127m)でもあります。
さすがに気温も低く、昼でも16,7度。数年前に五月の連休明けにここで小規模ながら吹雪にみまわれたことも。
麦草峠は国道299号(メルヘン街道)の最高地点でるのみならず、日本の国道二位の高地点(標高2,127m)でもあります。
さすがに気温も低く、昼でも16,7度。数年前に五月の連休明けにここで小規模ながら吹雪にみまわれたことも。
峠近くの白駒池は日本有数の紅葉の名所に数えられますが、さすがに色づいているのはまだほんの一部。
可愛らしいきのこ達や鬱蒼と茂るシダ類、苔むした石や木々と見事なシラビソ林を見ながら一周約30分強のトレッキングを楽しみました。
可愛らしいきのこ達や鬱蒼と茂るシダ類、苔むした石や木々と見事なシラビソ林を見ながら一周約30分強のトレッキングを楽しみました。
池を正面に俯瞰する「白駒荘」は温泉はないものの、紅葉の季節には一度泊まってみたい宿です。
![イメージ 41](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/cc/c7/j/o1240082614516697619.jpg?caw=800)
麦草峠
日本の国道二位の高地点(標高2,127m)
日本の国道二位の高地点(標高2,127m)
![イメージ 42](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/0c/d4/j/o1240082614516697626.jpg?caw=800)
白駒池遊歩道入口
![イメージ 43](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/e8/83/j/o1240082614516697634.jpg?caw=800)
見事なシラビソ林
![イメージ 44](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/e2/ba/j/o1240082614516697638.jpg?caw=800)
池が見えてくる
![イメージ 45](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/b7/89/j/o1240082614516697646.jpg?caw=800)
白樺と白駒池
![イメージ 46](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/bd/2a/j/o1240082614516697650.jpg?caw=800)
ひっそりと湖水をたたえる白駒池
![イメージ 47](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/9e/fd/j/o1240082614516697652.jpg?caw=800)
少し色づいた木々1
![イメージ 48](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/e1/ca/j/o1240082614516697656.jpg?caw=800)
少し色づいた木々2
![イメージ 50](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/08/a1/j/o1240082614516697661.jpg?caw=800)
深山の湖
![イメージ 51](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/b7/6d/j/o1240082614516697665.jpg?caw=800)
木道が続く
![イメージ 53](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/74/f1/j/o1240082614516697676.jpg?caw=800)
周辺の木々や石は苔で覆われている
![イメージ 52](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/8e/69/j/o1240082614516697685.jpg?caw=800)
南天の実と「青苔荘」
![イメージ 54](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/11/shun-1956/f7/42/j/o1240082614516697692.jpg?caw=800)
白駒荘
(蓼科温泉郷「蓼科親湯温泉」了)