西湖「食事処 里山」(「西湖いやしの里 根場」)(食事)
 
訪問日:2018-02-27,28
 
 
河口湖ではいつもは富士山を正面に俯瞰する甲府側に宿を取るのですが、今回初めて対岸の宿「若草の宿 丸栄」を選択してみました。JTB・るるぶのブロンズアワードを始め複数の宿泊施設賞を受賞した人気宿です。
 
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川口湖畔の宿
 
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ロビーからの眺め
 
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抹茶と茶菓
 
施設は50部屋という大きなものですが、浴場は貸し切り風呂を含め合計六ヶ所と豊富なため不便は感じません。
部屋は全室河口湖を望む造りで、夕刻から夜明け、チェックアウト時まで変化に富んだ湖の情景を大きな窓から眺めることができます。
 
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部屋
 
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窓から
 
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部屋からの眺め
 
風呂は屋上に「湖(うみ)の湯」と称する河口湖を俯瞰する露天風呂、「富士の湯」と称する富士を正面に見る露天風呂、同じく富士を眺められる貸切展望風呂「芙蓉(ふよう)の湯」(有料)の三ヶ所、一階に「豪壮アルプスの湯」と称する岩風呂、「若草の湯」大浴場(いずれもサウナ併設)があり、それぞれ男女入れ替え制です。
泉質は硫酸塩・塩化物温泉36度、加温循環。
特に「湖(うみ)の湯」が気に入りました。
 
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「湖(うみ)の湯」1
 
「湖(うみ)の湯」2
 
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「富士の湯」
 
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「富士の湯」から
 
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「豪壮アルプスの湯」
 
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茶室のあるラウンジ
 
食事は個室食事処で頂きます。
料理には定評ある宿ですが、最近めっきり食が細くなり一番量の少ない低予算コースにしたせいか、内容はそこそこでした。
 
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食前酒:勝沼産オリジナルワイン「湖畔の舞」ロゼ
前菜:穴子八幡巻・かぶら葛包み・野菜豆腐
 
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勝沼産オリジナルワイン「湖畔の舞」白
 
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お造り:真鯛・甘海老
 
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焜炉:牛肉と彩り野菜の溶岩焼

 

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焼物:若草焼・野菜チップ
 
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蒸し物:高原野菜蒸し
 
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揚物:つみれ揚げ餡掛け
 
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凌義:烏賊墨蕎麦
 
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食事:炊込御飯・香の物・土瓶京味噌汁
 
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水菓子:季節の甘味
 
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夜明け
 
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夜明けの「湖(うみ)の湯」
 
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朝食
 
フロント・仲居さん全ての行き届いた接待は居心地が良く口コミ高評価もうなづけますが、河口湖にありながら部屋から富士が見えないというのはやはり寂しいものです。
次回河口湖に宿泊するときは、やはり富士が見える宿がいいかなと思います。
 
 
チェックアウト後は「西湖いやしの里 根場」を見学。
こちらは昭和40年の台風で壊滅したかつての根場集落を、2006年から2010年に渡って整備、再現したものです。
茅葺き屋根の家屋が斜面に沿って立ち並ぶ様子は、富山県の五箇山集落を想起させ、日本の原風景ともいうべき風情に心癒されます。
 
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西湖からの富士
 
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「西湖いやしの里根場」入口
 
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藁葺きの古民家が立ち並ぶ
 
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水車小屋
 
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火の見櫓
 
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とうもろこしが干されて
 
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石積みと民家
 
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三椏(みつまた)と富士
 
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のどかな集落
 
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雪が残る
 
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貸衣装でご満悦の外国人
 
集落を廻ったあとは、「食事処 里山」で甲州名物のほうとうを頂きました。
昔は南瓜(かぼちゃ)の甘味が苦手でしたが、やはりほうとうに南瓜は欠かせません。「うまいもんだよ、南瓜のほうとう」の言い回し(食事とは関係なくても何かが上手くいった時に使われる掛け声のようなもの)が当地で根付いているのも納得の美味さです。
 
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食事処 里山
 
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甲州名物ほうとう
 
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瓢箪と富士
 
(富士河口湖温泉「若草の宿 丸栄」了)