訪問日:2009-09-12,13
 
*等施設は2022年1月4日をもって廃業しました
 
 
「かご岩温泉旅館」は「前鬼怒川温泉」と称される一軒宿で、近くに「かご岩」という奇岩の景勝地があることから命名されました。

鬼怒川沿いの四階建てで、ラウンジのデッキや部屋からは上流に日光連山も望まれます。
 
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かご岩温泉旅館
 
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ラウンジ
 
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部屋から鬼怒川と日光連山を望む
 
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名勝「かご岩」
 
風呂は別棟に「観音露天風呂」と称される男女別の露天風呂と内風呂が設けられています。
露天風呂は鬼怒川沿いに造られていますが、位置が低いため残念ながら川の眺望はいまひとつ。しかし川原や遠方の山々の夕景を眺めながら入浴するのは中々の風情です。

アルカリ性単純泉38.5度、加温・循環・殺菌消毒あり。終夜入浴可能ですが深夜は加温なしなので温度が下がります。
 
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鬼怒川畔の露天風呂
 
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内風呂
 
部屋からの夕景1
中ほどは白鷺の群れ
 
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部屋からの夕景2
 
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珍しい川霧
 
食事はフロントのある二階のラウンジで。
料理に力を入れているということで口コミの評判も上々でしたが、少々期待しすぎたか。
丁寧に作ってあるのはわかりますが・・・

鮪はいらないし第一色も悪い、特別料理の「鮎うるか焼き」(背にワタの塩辛味噌和えを挟んで焼く)も少し甘味が強くて肝心のうるかの味がわかりづらいのは残念。

これならあまり凝らない郷土料理のほうが良かったと思いますが、若い人にはこうした料理が好まれるのでしょうか。
 
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夕食膳
 
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前菜・茶碗蒸し・湯葉入り豆乳グラタンパイ包み
 
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造り(湯葉・鮪・帆立)
この鮪はちょっと・・・
 
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煮物
 
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那須三元豚しゃぶしゃぶ
 
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鮎うるか焼き
 
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鮎うるか焼き
 
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天麩羅
 
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土瓶蒸しと御飯・シャーベット
 
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朝の情景
 
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朝食膳
 
前述したように食事など口コミは高得点、家族経営の接待は微笑ましく、ペット連れOKの部屋もあって一定層の固定客は掴んでいる様子。
残念な部分もありましたが、美しい夕景や珍しいか川霧が見られたのは眼福でした。
 
 
日光東照宮へは小学校の修学旅行以来50年振りにに参拝しました。
普段こうした有名観光地にはあまり縁がありませんが、もう死ぬまで訪問の機会もないと思うので今回は特別に。

歴史に興味を持って改めて見てみると、徳川幕府初期(秀忠が造営、家光が大規模増築)における圧倒的な権勢を実感します。
平日というのにかなりの混雑、しかも三分の一は外国人(やはり多いのは中国人)ということで、流石は世界遺産の人気振りです。
 
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賑わう日光東照宮 
 
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木々が色づき始めた境内
 
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五重塔
 
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苔むした灯篭と杉林
 
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三猿(ネット上で改修後表情が変わったと話題に)
 
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神楽殿と陽明門
 
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改修が終わったばかりの陽明門
 
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眠り猫
 
(前鬼怒川温泉「かご岩温泉旅館」了)