浜平温泉「しおじの湯」(立ち寄り)

 

訪問日:2014-04-17,18

 

 

前回・前々回に続いてもう一軒素朴な民宿をご紹介します。
 
日航機墜落事故でその名を知られるようになった群馬県多野郡上野村。
2003年に群馬・下仁田方面と結ぶ湯の沢トンネルが開通するまでは「陸の孤島」と呼ばれた僻地で、同村の宿泊施設は公共施設と民宿しかありません。
中でも温泉がある国民宿舎・塩之沢温泉「やまびこ荘」か、野栗沢温泉「すりばち荘」か選択に迷いましたが、結局後者を選びました。
 
すり鉢の底にあるような地形から命名されたという同旅館は、温泉民宿としては1980年代の開業で、以前は300メートル上流の野栗沢集落にありました。現在は周りに何もない一軒宿として食堂を隣接した瀟洒な二階建てとして営業しています。
 
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野栗沢から見た「すりばち荘」
 
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宿全景
 
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隣接する食堂と「すりばち荘」
 
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薪ストーブのある談話室
 
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部屋
 
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部屋からの景色
 
風呂は宿泊棟とは別棟で、沢を望む絶好のロケーション、4,5人は入れる木造りの浴槽と一人利用の源泉槽があります。
ナトリウム-塩化物冷鉱泉. 泉温,21.9度、加熱・循環。

源泉槽があるのはありがたく、この季節では少々冷たいですが加熱槽と交互に何度も入浴します。
 
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浴室
 
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浴室から野栗沢を望む
 
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源泉槽
 
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浴室からの景色
 
食事は隣接した食堂でいただきます。
桜の季節でもまだまだ夜は冷え込み、薪ストーブが活躍する食堂ではご主人親子との話も弾みます。
 
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食堂
 
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食堂の薪ストーブ
 
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神棚
 
内容は地の山菜や鮎、上野村名物イノブタ鍋など安価な宿泊料(税込み7,500円より)では申し訳ないほどの料理が並びます。
 
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タラの芽お浸し、ニンニクの芽おな(味噌だれ)和えなど
 
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山菜天麩羅など
 
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鮎塩焼き
 
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上野村名物イノブタ鍋
 
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朝食膳
 
翌朝は旧館を見てから観光地・名蹟を巡って浜平温泉「しおじの湯」で休憩し、伝説の浜平温泉「奥多野館」の跡(といってもまだ人は住んでいるようです)も訪ねました。
 
 
 
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野栗沢の清流
 
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「すりばち荘」旧館
 
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中正寺のしだれ桜1
 
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中正寺のしだれ桜12
 
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神流町魚尾(よのお)の丸岩
 
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神流町魚尾(よのお)の鮎神
 
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浜平温泉しおじの湯1
 
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浜平温泉しおじの湯2
 
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伝説の浜平温泉「奥多野館」跡
 
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日航機事故慰霊碑
 
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旧黒澤家住宅
 
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上野スカイブリッジ
 
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スカイブリッジから
 
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不二洞1
 
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不二洞2
 
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龍神の滝
 
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蛇木の滝
 
(野栗沢温泉「すりばち荘」了)