大塚温泉「金井旅館」(立ち寄り)
2015-03-29, 30
霧積温泉の「金湯館」は明治17年創業の歴史ある宿です。
昭和56年まで車道も電気も通じていなかったという山深いロケーションで、現在も旧中山道から11キロの間に人家はありません。
昭和56年まで車道も電気も通じていなかったという山深いロケーションで、現在も旧中山道から11キロの間に人家はありません。
以前はこちらのご親戚が、宿に入る林道付近で「きりづみ館」を経営されており、そちらも木造六角の浴場が印象的な宿でしたが平成13年に閉館し、「金湯館」は完全な一軒宿となってしまいました。
宿へはその「きりづみ館」があった広場に車を停め、「ホイホイ坂」を20分登るか、宿の送迎車で林道を経由しなければたどり着けません。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/39/fb/j/o0620046514516665717.jpg?caw=800)
「ホイホイ坂」登り口
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/37/82/j/o0620046514516665724.jpg?caw=800)
水路につららが
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/7c/3f/j/o0620046514516665727.jpg?caw=800)
宿入口
明治期から昭和まで、こちらには伊藤博文、勝海舟、与謝野晶子、幸田露伴など多くの文化人も訪れました。
また、この温泉への道を題材にした西条八十の詩を森村誠一が「人間の証明」で使用したことで一躍有名になりました。
また、この温泉への道を題材にした西条八十の詩を森村誠一が「人間の証明」で使用したことで一躍有名になりました。
私も平成17年に、映画「人間の証明」に出演された故ジョー山中さんのご家族と前述した「きりづみ館」に宿泊したことがあり、そういった意味でも実に想い出深い温泉です。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/75/4e/j/o0620046514516665732.jpg?caw=800)
水車と水路
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/c8/70/j/o0620046514516665735.jpg?caw=800)
ランプと水路
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/de/e2/j/o0620046514516665742.jpg?caw=800)
水車とつらら
水車に水を送る水路が印象的な外観は山小屋風で、玄関をくぐると可愛らしいワンちゃんがお出迎え。
部屋は旧館・新館があって旧館は主に湯治用ということです。
部屋は旧館・新館があって旧館は主に湯治用ということです。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/e2/93/j/o0620045514516665744.jpg?caw=800)
ワンちゃんがお出迎え
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/d2/18/j/o0620046514516665749.jpg?caw=800)
ロビー
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/f0/d6/j/o0620046514516665752.jpg?caw=800)
部屋
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/4f/b2/j/o0620046514516665759.jpg?caw=800)
風呂へ
風呂は男女別で、タイル張りの素朴なものですが温泉は素晴らしい。
カルシウム硫酸塩39度、湧出量毎分300リットルの透明な湯がかけ流しで湯船から溢れています。
泉温は低くても湧出量が多いので冬場でも寒くは感じず、かと言って熱くもなく長く浸かっていられます。
一晩中入浴可能で、表にはウッドデッキの涼み処もあります。
私好みのぬる湯に夜中でも入れるのは最高です。
カルシウム硫酸塩39度、湧出量毎分300リットルの透明な湯がかけ流しで湯船から溢れています。
泉温は低くても湧出量が多いので冬場でも寒くは感じず、かと言って熱くもなく長く浸かっていられます。
一晩中入浴可能で、表にはウッドデッキの涼み処もあります。
私好みのぬる湯に夜中でも入れるのは最高です。
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/90/f5/j/o0620046514516665764.jpg?caw=800)
男子浴場
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/fa/b2/j/o0620045614516665769.jpg?caw=800)
浴場からの眺め
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/cf/fa/j/o0620046514516665776.jpg?caw=800)
ウッドデッキ
夕食は岩魚や山菜、豚汁を中心とした素朴なものですが、作りたてを部屋に運んでくれて美味しくいただけます。
![イメージ 14](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/af/79/j/o0620046514516665779.jpg?caw=800)
夕食膳
![イメージ 15](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/05/23/j/o0620046514516665787.jpg?caw=800)
わらびと野ぜり
![イメージ 16](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/80/50/j/o0620046514516665795.jpg?caw=800)
蒟蒻刺し、鯉の洗いと煮物
![イメージ 17](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/07/f3/j/o0620046514516665798.jpg?caw=800)
岩魚塩焼き
![イメージ 18](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/ed/38/j/o0620046514516665805.jpg?caw=800)
山菜天麩羅
![イメージ 19](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/f1/8a/j/o0620046514516665808.jpg?caw=800)
豚汁
![イメージ 20](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/27/79/j/o0620046514516665814.jpg?caw=800)
朝食膳
近隣の登山基地に、静養にもってこいの静かな静かな秘湯宿です。
故ジョー山中さんのご家族と霧積温泉訪問時の画像
(宿泊は今は亡き霧積館)
移動中に立ち寄った中之条の大塚温泉「金井旅館」。
毎分800リットルという豊富な湯量のアルカリ性単純泉34.2度を掛け流ししており、実に気持ち良い入り心地です。
(加温浴槽あり)
旧館には混浴の浴場もあるそうですが、今回は入浴できませんでした。
遠方からの来客よりも隣住民の憩いの場という雰囲気でした。
![イメージ 21](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/a8/dc/j/o0620046514516665822.jpg?caw=800)
金井旅館新館
![イメージ 22](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/e8/37/j/o0640048014516665829.jpg?caw=800)
新館浴場
![イメージ 23](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/0a/4e/j/o0620046514516665835.jpg?caw=800)
露天風呂
(霧積温泉「金湯館」了)