猪苗代から米沢への街道上に位置する白布(しらぶ)温泉には、古くから三軒の茅葺き屋根の宿が軒を連ねていましたが、2000年の出火で二軒が消失(再建も消防法で茅葺きは許可ならず)、唯一昔のままの姿で残ったのがこの「西屋」です。
開湯七百年を迎えた白布温泉でも屈指の老舗として、その歴史を感じさせる佇まいは旅人の心を和ませています。
開湯七百年を迎えた白布温泉でも屈指の老舗として、その歴史を感じさせる佇まいは旅人の心を和ませています。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/b5/05/j/o1581118614516659304.jpg?caw=800)
白布温泉「西屋」
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/ec/ab/j/o1561117114516659313.jpg?caw=800)
茅葺き屋根の本舘
茅葺きの本館は江戸時代の、また離れ以外の客室は昭和初期の建築という貴重なものです。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/fb/02/j/o1600120014516659330.jpg?caw=800)
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/f7/3b/j/o1280096014516659342.jpg?caw=800)
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/ed/e2/j/o1280096014516659352.jpg?caw=800)
囲炉裏のあるロビー
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/28/38/j/o1280096014516659362.jpg?caw=800)
通路
今回宿泊したのは街道に面した、六畳に広縁の着いた部屋。
小さいながら踏み込みと床の間・書院窓もあり、狭さは感じません。
また衣装を凝らした建具の細工も見事です。
小さいながら踏み込みと床の間・書院窓もあり、狭さは感じません。
また衣装を凝らした建具の細工も見事です。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/de/d2/j/o1280096014516659378.jpg?caw=800)
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/55/bb/j/o1280096014516659388.jpg?caw=800)
部屋2
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/5f/d5/j/o1280096014516659400.jpg?caw=800)
部屋から茅葺き屋根を望む
こちらの温泉は高温の源泉が、二つの浴室で何と毎分400リットルという湯量で掛け流しされていることで有名です。
泉温59.8度の硫酸硫黄泉は加水しないと火傷しそうな熱さですが、床にまで蕩々とあふれる源泉に身を浸すのは爽快の一言。
男女別の浴室をつなぐ渡り廊下のスノコの下を、湯船からあふれたお湯が川のように流れているのに驚きます。
泉温59.8度の硫酸硫黄泉は加水しないと火傷しそうな熱さですが、床にまで蕩々とあふれる源泉に身を浸すのは爽快の一言。
男女別の浴室をつなぐ渡り廊下のスノコの下を、湯船からあふれたお湯が川のように流れているのに驚きます。
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/45/46/j/o1280096014516659410.jpg?caw=800)
源泉があふれる浴室
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/f6/a4/j/o1280096014516659416.jpg?caw=800)
家族風呂
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/af/2a/j/o1280096014516659429.jpg?caw=800)
湯小屋
料理は地の食材を用いた米沢の郷土料理でもてなされます。
昔好きでよく飲んだ地酒「出羽桜」も、こちらでいただくと特に美味しく感じられます。
昔好きでよく飲んだ地酒「出羽桜」も、こちらでいただくと特に美味しく感じられます。
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/34/ea/j/o1280096014516659435.jpg?caw=800)
夕食膳
食前酒
前菜(切干大根唐辛子和え・かぶら流し・合鴨林檎巻・とち餅・烏賊紅葉漬)
落花生豆腐・小柱柚子卸し・米沢郷土料理「冷汁(ひやじる)」
![イメージ 16](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/cb/b9/j/o1280096014516659457.jpg?caw=800)
最上川の鮎塩焼き・出羽桜吟醸
![イメージ 17](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/ac/03/j/o1280096014516659469.jpg?caw=800)
米沢牛しゃぶしゃぶ鍋
![イメージ 18](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/a3/9f/j/o1280096014516659479.jpg?caw=800)
食事(山形つや姫)・吸い物・香の物
![イメージ 19](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/d4/b3/j/o1280096014516659487.jpg?caw=800)
デザート(ダブルベリーケーキ・米沢林檎)
![イメージ 20](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/d8/d3/j/o1280096014516659495.jpg?caw=800)
朝食膳
古きよき時代の温泉宿の情緒を味わうのはもちろん、米沢・喜多方の史跡巡りや桧原湖・五色沼観光の起点としてもお勧めの宿です。
併せて道中に寄った桧原(ひばら)湖遊覧船「島巡り」の写真もご覧ください。
桧原湖遊覧船1
![イメージ 22](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/ba/ed/j/o1280096014516659517.jpg?caw=800)
桧原湖遊覧船2
![イメージ 23](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/97/5e/j/o1280096014516659528.jpg?caw=800)
桧原湖遊覧船3
![イメージ 24](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/d1/0e/j/o1280096014516659538.jpg?caw=800)
桧原湖遊覧船4
![イメージ 25](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/7a/47/j/o1280096014516659546.jpg?caw=800)
桧原湖遊覧船5
![イメージ 26](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/2d/11/j/o1280096014516659561.jpg?caw=800)
れんげ沼
![イメージ 27](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/ba/a6/j/o1280096014516659569.jpg?caw=800)
桧原湖遠景
![イメージ 28](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/10/shun-1956/b2/b9/j/o1280096014516659574.jpg?caw=800)
秋元湖
(白布温泉「西屋」了)