「蒸(ふ)けの湯」・「大深温泉」・「後生掛温泉」(立ち寄り)
 
訪問日:2010-10-17,18
 
 
八幡平を縦走するアスピーテライン周辺の温泉と景勝地巡りです.
 
紅葉は最盛期を若干過ぎていましたが、見事な景観の山々に感激し、至る所に残る昔ながらの湯治場の風情を楽しみました。
                                          
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紅葉の八幡平1
                      
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紅葉の八幡平2(遠方の湯けむりは「蒸けの湯」)
                                           
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紅葉の八幡平3
 
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紅葉の八幡平4
                              
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紅葉の八幡平5(緑色の部分は熊笹)
                                      
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紅葉の八幡平6
 
入浴した温泉はまず「蒸(ふ)けの湯」から。
純然たる湯治場のムードは素晴らしく、泉温もぬる目でゆっくりと浸ってきました。
残念ながら一時雨足が強くなり、混浴露天風呂は入浴できませんでした。
               
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蒸けの湯・入口
                   
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蒸けの湯・内湯
             
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蒸けの湯・露天
 
    
次に「蒸けの湯」の反対側の谷間にある、オンドル湯治専門宿の「大深温泉」へ。
訪問は昼過ぎでしたが、オンドル二棟の内一つは十数名の宿泊客がおり、こうした湯治宿の健在ぶりを再認識。
小さな湯小屋の男女別風呂もムードたっぷりでしたが、お湯は私には少々熱めでした。
            
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大深温泉・オンドル小屋1
          
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大深温泉・オンドル小屋2(未使用棟)       
              
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大深温泉・湯小屋1 
              
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大深温泉・湯小屋2
 
 
 そして「後生掛(ごしょうがけ・ごしょがけ)温泉」へ。
紅葉シーズンということもあり、多くの立ち寄り客で賑わっていました。
こちらは旅館の建物は新しくて鄙びた風情には欠けますが、打たせ湯・蒸し湯(箱湯)・サウナ・火山湯・露天などバラエティーに富んだ浴場はまさに「温泉ワンダーランド」といった趣。
(湯けむりが立ち込めているのと、入浴者が多かったために、浴場の写真撮影は叶いませんでした)
湯治宿の現代的発展版ともいえる宿でその人気ぶりもうなづけます。
               
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後生掛温泉1
                   
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後生掛温泉2
 
   
湯治場巡りの後は今夜の宿、藤七温泉「彩雲荘」へ。
標高1,400メートル、東北最高所の温泉宿です。
山小屋風の二階建て宿泊棟には男女別内風呂・露天風呂、宿の右手斜面には女性専用二つを含む六つの露天風呂と湯小屋があります。
紅葉の山々と周辺の荒涼としたガレ場をバックに、それらのの湯船が白濁した湯けむりを上げる様子は、まさに圧巻です。
 
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藤七温泉「彩雲荘」
 
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宿玄関
 
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宿泊棟  
           
泉質は単純硫黄泉90.7度、高温のため加水しています。
私は宿を見下ろす最高所の露天風呂が気に入り、かなりの時間をそちらで過ごしました。
 
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宿泊棟と露天風呂
                
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   露天風呂1    
 
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露天風呂2
 
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                                    露天風呂3
     
 
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女性専用露天風呂1
 
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女性専用露天風呂2
  
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調理用源泉湯小屋
                          
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湯小屋浴槽
      
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湯小屋の金精様 
 
食事は朝夕ともに郷土食や山菜などのバイキングですが、味は中々。
閑散時はきちんとした膳が出るということですが、いくら山小屋風とはいえ料金的に見てバイキングはちょっと寂しいかも知れません。
(こちら、場所も最高所ながら料金も近隣では最高です)
特に美味しかったのは、郷土料理の「だしキノコおろし和え・鰊(にしん)麹漬け・鰊と根曲がり竹醤油煮」の三種。
食堂が立て込んいたため、あまり写真は撮れなかったのは残念です。
 
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バイキングの夕食(岩魚塩焼き、山菜天麩羅・きりたんぽ等)
 
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郷土料理三種
だしキノコおろし和え・鰊(にしん)麹漬け・鰊と根曲がり茸醤油煮
                
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朝の藤七温泉
 
 
 
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男性用露天風呂から望む日の出
 
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男性用露天風呂からの景色
 
風呂は24時間入浴可能、 朝は露天風呂から御来光を拝み、すっかり晴れ渡った八幡平の景観を楽しみながら宿に別れを告げました。
 
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 宿に別れを告げて
 
 
(「藤七温泉」 了)