教育振興について
現在は指導の重点が教育現場向けに作成され使われていると理解するが、今後は議会及び市民にも教育委員会及び教育長の年度方針を理解して貰うために、教育委員会教育方針(仮称)を年度ごとに作成し、議会に対しては当初予算提案時に説明し、市民にも周知し教育振興に対する理解を深めてはどうか。
ふるさと納税・教育寄付の枠配化が実現できないか。
教育振興基本計画において実施計画が示されていない。これでは見える化が図られているとは言い難い。KPIの設定までは求めないが、5年間に実施すべきと教育委員会が考えている事業等については実施計画において示すべきと考えるがどうか。
定員適正化計画について
正規職員は平成17年度503名から令和2年度325名に35.4%減員してきた一方で、非正規職員は平成17年度251名から令和2年度288名に14.7%増員してきている。正規の減員を非正規で補充した側面もあると考えるが、非正規職員の業務範囲は飽くまでも正規職員のサポートの範疇を超えることがないことから、非正規職員の補充による手当は本質的な問題解決にはならないと同時に、今後の人口減少に伴う交付税等の減少は正規・非正規を問わない人件費額及び人件費率の低減が課せられていることを鑑みれば、非正規職員数は少なくとも合併前の250名程度に縮減することが早期に求められていると考える。そこで伺うが、常勤職員と同様1.8%の減少率1.7%としている理由は何か。
定数外職員について、「今後人事異動も検討し」とあるが、会計年度毎に任用を行う会計年度任用職員における人事異動という概念自体が存在していないのではないか。朝来市が抱える会計年度任用職員の根本的問題は何か。また、非正規職員の職種の固定化の実態と、それに伴う弊害にはどういったものがあるか。
地方公務員の定年を65歳に引き上げる改正地方公務員法が成立したことから、令和5年度から2年ごとに定年を1歳ずつ引き上げるとともに、60歳になった職員を原則として管理職から外す「役職定年制」を導入し、60歳以上の給与はそれまでの水準の7割程度に抑えることとなるが、定員は大幅に増え人件費も大幅に増えることを踏まえた上で、今後の定数外職員の在り方を検討すべきと考えるがどうか。
まちの顔となる産業交流拠点について
一度提案したが、山形県天童市の「天童市子育て未来館げんキッズ」や福島県郡山市の「郡山市元気な遊びのひろばペップキッズこおりやま」などは年間の集客が20万から30万人と素晴らしい集客力があるとともに、保護者が子どもを安心して遊ばせることができ、その間は束の間息を抜けるなど、ランドタワー的な「まちの顔となる産業交流拠点」として申し分ないものであることから、再度提案する、市内商業施設を利用して整備する考えはないか。
「消防団員の処遇等に関する検討会」中間報告書について
本年4月に示された中間報告書から、市として対応すべき課題は何か。また、中間報告書を基本的には是とするか。また、朝来市消防団員の定員、任免、服務及び給与等に関する条例に休業規定がないことも幽霊団員を増やす要因になっていることから、改正を検討する考えはないか。
産業団地について
産業団地については昨年まで旧山東町内でとのことであったが、今年度に入り、過疎地域が拡大をされたことから、未だに決まっていない状況にあると理解している。財源は重要な視点であるということも理解するが、一本柳交差点を代表とする主要な地価が下落を続けている中では、複合都市ゾーンへ集中的に投資を行う必要があることから、産業団地は新たな検討を行うべきと考えるが、市長のご見解を伺う。
学童給食の提供について
これまで長期休暇中の学童クラブへの給食提供は行っていないと理解するが、保護者負担の軽減と長期休暇中の給食センターの有効活用等のため、ひいては子育て支援を更に強力に推進するため、学童給食の提供がどの様にすればできるか検討してみる考えはないか。
森はな記念館について
朝来市出身の女性児童文学作家の森はなさんの記念館や文学館は全国に存在していない。そこで、竹田地区に森はな記念館を整備し、竹田城下町の観光振興を図るとともに、偉大な森はなさんの生涯や作品などを顕彰し、記念展示をさせて頂くことで、市としてその功績を後世に引き継ぐ責任を果たしてはどうか。
インターチェンジ及び気象観測所の名称変更について
NHKの天気予報のテロップは、私が考案して和田山から朝来市に変更がなされた。このことによって朝来市という名称が毎日NHKで何度も無料放映されている。しかし、他の放送局は気象観測所の正式名称を利用する等の理由から未だ和田山と生野として表示されている。そこで、気象観測所の名称を「朝来市北」と「朝来市南」に変更し、他の放送局でも無料放送して貰い朝来市のPRをしてはどうか。
同様に、インターチェンジの名称変更(和田山インターチェンジから和田山・竹田城跡インターチェンジへ)を行い、竹田城跡のPRを行うとともに、播但連絡道路及び北近畿豊岡自動車道を通るトラフィックを市内や竹田城下町に誘導してはどうか。