2011年になってもう1か月半も経過してしまいました。

そしてこれが今年初更新とは恥ずかしい…。

もっとちゃんと書いていかなければ!!


さて、最近あった出来事を少々。

先日、私の受け持ったワンちゃんが大きな手術をしました。

高齢だったし、手術も大きなものだったので、術後しばらく状態が不安定でした。

わからないことだらけで、先輩獣医師にいろいろアドバイスをもらったり、

手伝ってもらい、3日間ほぼつきっきりで診ていました。

一時はどうなることかと思いましたが、術後4日目あたりからメキメキ回復して

元気に退院していきました。

動物の力って改めてすごいなって思いました。


また、今回術後管理の難しさに直面して、いろいろ勉強になりました。

不安で不安で仕方なかったし、体力的にもギリギリでした。

私の不安なんて飼い主さんに比べたらちっぽけかもしれませんが…。

しんどーーいって言いたかったけど、元気になって退院していく姿や、

嬉しそうにしている飼い主さんたちを見ていると、

それまでの大変だったことは吹っ飛ぶくらい私たちも嬉しくなります。

これがこの仕事のいいところでもあり、魔力なのかもしれません。


いろいろ教えてくれたワンちゃん、信頼してくれた飼い主さんに感謝です。

この経験を力に変えて、また頑張ります!!

こんばんは。

インターネットのニュースで見かけた、こんな記事。


民主党税制改正プロジェクトチームは26日、2011年度税制改正に向けた政府への提言案で、

犬や猫などペットへの課税を検討課題とすることを求めた。

 ペットの無責任な飼育放棄などが、行政による処分費用の負担など

「負の連鎖」につながっているとして、

「地方自治体による登録制を導入して課金も行うことなども含め検討を提言する」とした。

 課税を通じてペットの適切な飼育を促し、

税収を処分費用に充てることを想定している。

民主党関係者は26日、「ペットは家族の一員という人が増えている」と述べ、

課税には一定の理解が得られるとの考えを示した。




読めば読むほど疑問が出てきます。


課税すれば無責任な飼い主は減って、不幸な犬猫は減るのだろうか。

税金を払うなら新たに犬猫を飼わない、という人は出てくるかもしれないけど、

税金を払ってでも飼い始めたとしても、飼育放棄する人はあとをたたないのでは!?


税金を処分費用にあてる、なんておかしくはないだろうか。


課税によって無責任な飼い主が激減するとは思えないし、

税金を処分費用にあてたいだけの口実と感じてしまったのは私だけでしょうか。


課税は悪いことだとは思いませんが、

その税金は、どうしても手放さなければならなくなった犬猫たちを

引きとり、飼育する施設や、

老犬、老猫ホームなどの運営にあてるなど、他に使い道があるのではないでしょうか。


これは青臭い理想論にすぎないといわれるかもしれませんが、

今のままでは改善にはつながらないと思ってしまうのです。


まだ検討段階とのことなので、どうなるかわかりませんが…。


ペット課税に関係なく、

不幸な動物たちを少しでも減らしたい という動きが活発に

なってくれたらいいなと思います。


さて、みなさんはペット課税についてどう思いますか??


では、また。

久しぶりの更新です。


今回は「ストレス」についてちょっとだけ。

人間社会でもよく耳にするストレス・・・。人間だけではなく、もちろん動物達もストレスを感じています。

わんちゃん、ねこちゃんの感じるストレスは様々な症状となって表れます。


例えば、トイレではないところで粗相をしてしまう。

自分の体を執拗に舐めて脱毛してしまう。

吐いてしまったり、お腹をこわしてしまったり。

時には、膵炎を起こしてしまう子もいます。急性膵炎は死亡率の高い怖い病気です。


では、どんな時にストレスを感じているのでしょうか。


こればかりは個体差がありますが、

引越しなどの環境の変化、親戚などたくさんの見慣れない人が家に来た、

新しいわんちゃん、ねこちゃんが家に来た、または家族が増えた、

あとは、育児なんかでもあるかもしれませんね。

人に触られたり、抱っこされたりするのがあまり得意ではない子もいます。

そして病院にくることだって、とってもストレスを感じているはずです。


入院した時に顕著に表れてきます。

食欲がなくなってしまったり、排泄を我慢してしまったり・・・。

そんなときは飼い主さんに好きなご飯や、家で使っているものを持ってきていただいたり、

ご飯を食べさせてもらったりしています。

ストレスの少ないお家に帰らせてあげたいけど、治療が必要・・・というジレンマです。

なるべくストレスを感じさせない環境作りを心がけていきたいと思います。


ものを言わない動物たちの 「ストレス感じてます」 という行動や症状に、

私たち人間はもっと注意して、理解できなくとも、解決してあげられるように懸命に

考えたり工夫していくことが大切だと思います。


では、また。