こんばんはピンク音符

 

今日も

 

「生きてるだけで愛される」

 

をお試し中のしず華です🥰

 

 

 

 

 

 

副作用の中で初めに一番嫌だと思ったのは

 

「脱毛」だった。

 

あと、色素沈着とか、肌荒れとか、手足症候群とか。

 

主に女性としての外見が失われること。

 

これらがわたしにとって一番つらいことだった。

 

 

 

 

 

 

 

世の中には当たり前のようにこんな価値観がある。

 

 

女性は器量が良い方がいい。

 

 

器量良しの基準ってなあに?

それさえ、誰かが決めたものかわからない。

 

しかも国によっても時代によっても様々で、

掴み所のない基準。

 

正解も不正解もないはずの基準だよなあ。

 

 

私たちはよく、そのような掴み所のない、得体の知れない価値観に囚われることがある。

 

 

 

女性に生まれたからには、

 

器量よしであることを良しとし、

 

もっというなら、

 

よく気がつき、

 

働き者で、

 

体は丈夫で、

 

明るく、

 

優しく・・・・

 

出しゃばらず、

 

料理上手で、

 

男性の3歩後ろを歩き、

 

文句なんか言わなくて。

 

 

 

そんな全てを兼ね備えた女性に憧れていたし、そうなりたかったなぁ。

(なれなかったけど・・・)

 

 

でも、それらはただの思い込み。

 

意味のない思い込みの価値観だった。

 

そうなれなくても、何も困らなかったなぁ〜〜

 

まだ握りしめている思い込みの価値観はたくさんあるけど、

 

今回、この、

 

女性は器量が良い方がいい。

 

っていう思い込みの価値観、ちゃんと手放せたなーーーって感じてる。

 

 

 

 

今回、「脱毛」という、わたしにとってはとてもありえない体験をして、

 

辛くて、怖くて、女性として終わりだーーと思ったりして、

 

そんなわたしに価値はないと思ったりして、

 

悲しかった。でも、ジタバタしてもしかたない。

 

逃げられない。

 

生きるための究極の選択(大げさっガーン

 

 

逃げるわけにはいかないので、

 

悲しい〜〜〜〜をとことんやってみた。

 

 

結果的に、脱毛に関しては1回しか泣かなかった。

 

1回しっかり泣いたら受け入れる気持ちに切り替わった。

 

そして徐々に髪は抜けていって、

 

途中落ち武者みたいになって、

 

家族や身近な友達を笑わせて、

 

いま脱毛がさらに進み、ほぼ全抜けしている頭でも、

 

ネタとして笑って暮らしている。

 

家族は全然気に留めないし、

幼なじみにカツラをとって見せた時も、

「あーーーだいぶ抜けたねえ」とあたかもテレビ番組の感想を言っているかのような軽さでにこやかに言うだけだった。

 

分かってはいたけれど、

そのままで愛されているおねがい

 

 

 

自分がその現実を引き寄せていたとしたら

 

女性は器量が良い方がいい。

わたしはこの思い込みを解きたくて、

 

女性としての容姿を引き換えにしたのかもしれないなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

でもできたら早くイリノテカンをやめられる日が来て、

髪の毛生えてきて欲しいーーー。

 

冬はスースーして冷えるからね爆  笑あせる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今夜も、あなたが安心して愛の中で眠れますように・・・

***しず華***