新しい抗がん剤になって、

 

倦怠感が続くようになった気がする。

 

 

そして、心の偏りを自分で見ざるを得ないシーンが増えた。

 

 

日々、無気力でいる時間が増えた。

 

 

これは良くない。

 

ブログでも書こう。

 

 

 

そう思いながらPCをなかなか触れなかった。

 

 

 

いくら運命を憂いで見ても、なにも変わらないのなら

憂いでも仕方ない。

 

よりによってなんでわたしばかり・・・

 

気の持ちようで変化の望めない運命を課されなければならないのだ。

 

と今でも思う、1ミリも前に進めてないと感じる。

 

 

 

偶然。。。。

 

そう、ただの偶然に過ぎないのに、

 

必然であったと、もう一つの声が聴こえる。

 

 

運命はわたしがきっと選んでいるのだ。

 

 

 

 

 

ずっとたどっていくと、

 

 

うんと小さな頃。

 

 

母親にたくさん叩かれた。

 

叩かれたくないから、

 

怒った声を聞きたくないから、

 

両親の顔色を気にしながら育った。

 

 

それでも

 

わたしは自分の価値を見出したかったし、

 

素晴らしい自分であることを、たくさんの空想の中で満たして

 

小さいながらに自分を保って生きてきたけど、

 

実はいつも思っていたことは

 

 

「わたしなんかが生まれてきてよかったの?」

 

だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

この疑問に呼応するかのように現実がどんどん目の前にやってくる。

 

「わたしなんかが生まれてきてよかったの?」

 

 

この疑問にわたしの周りの愛する人たちはきっとだれもが「YES」と答えてくれるだろうし、

わたし自身もきっと模範解答をするのだろう。

 

 

でもいつまでもこびりついているこの疑問に、

 

実は今でも自分で答えを出せずにいるのも確かだ。

 

 

 

いつも誰かのために生きることしかしてこなかったわたしにとって、

 

「人生楽しいですか?」

 

って不意に聞かれたら、きっとわたしは

 

「はい、楽しいです」って模範解答をするだろう。

 

 

その答えに期待するだれかの気持ちが最優先なのだ。

 

 

 

でも、今日だけ、

 

 

少しだけ、本当のことを言わせてほしい。

 

 

 

「わたしなんかが生まれてきてよかったの?」といまだに思うし

 

今、人生楽しいと思えない。わくわくすることが思いつかない。

 

 

 

 

数日こんなふうでブログを見ることも書くことも出来なかった。

 

このブログは身内も読んでいるので

 

こんな悲しい気持ちを吐露することが

 

余計にできなかった。

 

 

 

戸惑う。疲れる。塞がれる。

 

でも吐かずにはいられない。

 

ごめんなさい。

 

どうしたらいいのだろう。

 

 

 

気分も日替わり。

 

今日は闇で、ごめんなさい。

 

 

夫の愛に応えなければ…と思う。

 

必死に祈る。

まだまだ生きたいと願う。

 

これもまた本音。