【閲覧注意】
〜がんと向き合う〜
その闘病録を綴っていきます。
自分のこれからの闘病の中での治療のことや感情や、生活のことを
冷静に、そしてときに感情的にアウトプットしていく場所にしていくことになると思います。
なので、人によっては不快感や、怒りを感じたり、
自身や身内に重ねて、不安にさせてしまうこともあるのかもしれません。
もし、そのように感じてしまう人はこの先読まないでください。
わたしのアウトプットが今、まさに必要な方や、
ただただ応援してくださる方に届くといいな。
まだなんとなく夢の中にいる。
告知を受けて２日経っても、現実を突きつけられるだけで、
昨日より胸がちぎれそうで、得体のしれない不安に押しつぶされそうになる。
ずっと他人事だと思っていた。
医療従事者としてたくさんのがん患者さんと向き合ってきたけれど、
それが自分の身に降りかかるなんて思いもしなかった。
今の世の中、３人に1人はがんになるというのに、なぜか自分は大丈夫だとあぐらをかいていたのだろう。
2020年1月23日。
「がん患者」という新しい肩書をもらいました。
【癌】と書くと、なんとなく怖いので、
柔らかい印象のひらがなの【がん】にします。
病院にて。緊急オーダーの検査のハシゴ・・６時間の滞在でした。
よーーーーーーがんばった！わたし。
医療従事者であるからこそ、
患者さんのたどる道が想像できてしまい、不安になります。
一方で、医療従事者であるからこそ、
闘病する患者さんの目に見えないエネルギーを感じたり、家族の愛に触れたり、同じように震えながらもただただ感情に寄り添ったりの経験をさせてもらえることもありました。
だから、怖いけど、あまり絶望的ではありません。
これから波が来るのか、ただの鈍感ヤローなのかわかりませんが。
とにかく今は先生の説明を、真摯に受け止めて、
これからの治療を委ねていこうと決心しています。
夫も医師なので、これからはわたしをとりまくのすべての世界のパートナーとして、
力を合わせて戦います。
わたしは小林麻央さんのブログをずっと読んできて、
ずっと感銘を受けて、喜んだり、涙したりしてきました。
麻央さんのブログより抜粋。
https://ameblo.jp/maokobayashi0721/entry-12195698756.html
私は
力強く人生を歩んだ女性でありたいから
子供たちにとって強い母でありたいから
ブログという手段で
病気の陰に隠れているそんな自分とお別れしようと決めました
わたしも、この先いつ、どんなふうに人生を閉めるのかまだわからないけれど、
今、ここに、
しっかりと生きている足跡を残していきたいと思います。
この世に生きた実感をもっと感じたいのです。
もっともっと生きたいのです。
まだまだ消えてなくなりたくない。
やりたいこと、感じたいこと、たっくさんあるのにやりきってないもん。
周りの人にうんと迷惑を掛けると思う。
特に夫には・・・
迷惑を掛ける自分では愛されない、という前提で生きてきたわたしへの、お試しか？！と思うし。
だからもう堂々と迷惑をかけてやれ、と腹をくくります。
うん、迷惑かけてもいい。
だってこれ以上の正当な理由はないでしょう？(笑)
弱い自分でも、役に立たない自分でも愛されてる。
それをとことん実感してやろうと企んでいます。
がんということが分かる前の今年のお正月、
なんだか体調があちこち悪い私に夫が買ってくれたお守り。
はやくご利益くださーーーい。
なので、このブログにもあるときはポジティブに、
あるときはネガティブに、感じるままに自分の中の感情を出していけたらなーー
と思ってるよ。
一晩経って、また今日も検査でした。
もっとリアルにがんの正体を掴むため。
治療方針を決めるためなので、頑張った。
夫もついていてくれて、
結果も手を握ってくれて一緒に聞いた。
守られてる。
鼓膜に聞こえてくる厳しい医師の言葉と裏腹に
わたしは安心感も同時に感じてた。
それで今日のところの気持ちはね。
ブログの冒頭
カッコつけて言っていてもぶっちゃけ、、
怖い〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
心細いよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
助けて〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
生かせてくれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
消えたくない〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
を泣きながら書いています。
もしかしたら誰かを不愉快にさせるかもしれないね。
不用意に怖がらせてしまうかもしれない。
気を使わせすぎて、人が離れちゃうかもね。
ま、それでもいっか。
わたしはまだまだ、これからやれる可能性に賭けて、
命と向き合っていくと思うよ。
負けたくない。
もっと生きたいもん。
どんな気持ちも
１日１日、大切に感じていくよ。
そういうわけで、カウンセラー活動はしばらくお休みさせていただきます。
よろしくおねがいします。
１日１笑顔