壁に囲まれた世界から -8ページ目

壁に囲まれた世界から

まただ・・・また これだ・・・
また家族を失った
また この痛みを思い出して・・・また・・・ここから
始めなければいけないのか・・・

この世界は 残酷だ
そして・・・とても美しい・・・(ミカサ・アッカーマン)

ブログ復活


ブログ復活しました!どうやら俺の勘違いだった模様ww友人から「あのページブログに飛ばされねーぞ(´・ω・`)」と言われていたんですがやっと復活することができました!


つまらないブログですが今後もなにとぞよろしくお願いします(=⌒▽⌒=)


というわけで今回はあの3DSソフト、「プロジェクトクロスゾーン」のレヴュー記事を書くとしましょう。

レヴューは初めてなので緊張しますが興味お有りの方は是非見てくださいねヾ(@°▽°@)ノ



さて、まずこのプロジェクトクロスゾーンカプコンセガバンダイナムコゲームスの超有名所のゲームメーカーのキャラが沢山集まってどんちゃん騒ぎの所謂お祭りゲーという奴です。

お祭り大好きな自分にとっては最高の期待作の一つでした。事実このブログでもそりゃそりゃしつこい程プッシュしてきましたからね。

そして今回このプクゾーを買って来たのですが期待通り面白い!


が、


やはり一長一短。穴がチラホラ見つかってしまいます。


今回のレヴューはそんな「悪いところ」も含めてしっかりレヴューしていきたいと思います。


良いところ


・とにかく作品選出が豪華

SHIZIMIがトゥルルって頑張ってんだよ!
このパッケ絵を見て歓喜した人も多いと思いますが、今作はとにかく作品の選出が豪華です。

ストリートファイター、鉄拳、バーチャファイターの格ゲー三本柱。

ロックマンX、サクラ大戦の様なお祭りゲーへの参戦を高く望まれていたゲーム。

ゴッドイーター、エンドオブエタニティといった最新の高評価ゲーム。

ゾンビリベンジ、ゆめりあといった「知る人ぞ知る」枠。

そしてファンサービス(?)の無限のフロンティア、ナムコクロスカプコン。

この他にもまだまだありますがいずれも「コレいらねえな」といった感じの作品が無く、広範囲の層に手を伸ばせる非常にバランスの取れた選出ですね。

自分もこの豪華な選出に惹かれて買った一人です。

強いて不満を述べるとすればソニック不在でしょうか。まあ今回は動物系は避けてるっぽいし仕方がないか・・。


・敵ターンが非常に簡素

本作は「ナムコクロスカプコン」の実質的続編(と勝手に思っている)という事で、ナムコクロスカプコンでは大不評だった敵のターンの面倒くささを見事に解決してくれました(まあ俺はナムカプした事ないんですけど・・・)

ボスはたまに必殺技を打ってきますが、雑魚は通常攻撃のみで、攻撃してくる→防御するかどうかを選ぶ→雑魚攻撃の簡単なお仕事で非常にテンポが良い。

敵のターンのテンポの良さはナムカプ層にも大変高く評価されており、続編出すなら今後とも是非この方式で行ってもらいたいですね。


・掛け合いが楽しい

このゲーム掛け合いが本当に楽しいw

特に戦闘前、戦闘後の掛け合いはどれもキャラクターの魅力を損ねない見事なクロスになっており、流石は森住と言わんばかりの優秀さ。

戦闘前、後以外のストーリーでの掛け合いで特にキャラが立っていたのはフランクさんとヴァシュロンですね。二人共本当に良いキャラ。

方や美人を見れば即座にカメラで写真を撮る超人カメラマン。神夜への連続ショットは今作最大の迷シーン。

アリサ(GE)「やりきった顔をしないで欲しいんですけど」

方や美人を見れば突然踊りだすPMFの一員。

アリサちゃんは攻め好きですね!わかります!

おおっ・・!グレネード達がっ・・!

この二人には本当に笑わされました。フランクさんは終盤全然写真を撮ってくれなくなるのが残念でしたが・・・。

掛け合いは確かに楽しい。面白い。ですが肝心のシナリオ部分は・・・。ここで書くのは場違いですね。


・声優が大変豪華

とにかく声優が豪華!各作品から色んなキャラを集めてるってのもあると思いますが、声優ヲタならもう泣いて喜ぶレベル。だってジョン・マクレーンまでいるんですからww

でも声優はオリジナルキャラが最も豪華という声が大きいですね。

まず主人公は関俊彦さん、ヒロインは田村ゆかりさん。

そして凄いのはオリジナル敵キャラ。これは発表当初あまりの豪華さに本スレがどよめいてましたww

林原めぐみさん、古川登志夫さん、大塚芳忠さん(ネタバレ反転)そしてなんと大ベテランのたてかべ和也さん

これ程豪華だと声優のメンツに惹かれてゲームを購入した人も多そうですよね笑ジャイアン参戦ってだけでも十分なインパクトがありますww


・戦闘が楽しい

本作での戦闘はペアユニットとよばれる二人組のユニットをボタン一つ押すことにより連携技を一気に叩き込み、そこから様々な技につなげていくというもので、これが演出が派手で爽快感があっていいんです。

これだけの技をボタン一つで繰り出せると言うのもGOOD。

更にマップ上で隣接するペアユニットは支援ユニットとして活躍でき、この時点で画面内でリュウとケンとアキラとパイが平八をフルボッコと言った様な物凄い光景が見られるわけです。

そして一人ユニットのソロユニットは所謂常時サポートキャラであり、彼らソロユニットはLボタンを押す事により初めて戦闘ができるんです。とはいえ、ただサポートの為に一発殴る程度では物足りないのでソロユニットは一度の出陣で多くの技を繰り出す、ある意味戦闘の鍵を握る重要な役割なわけです。

当然サポートユニット、ソロユニット、ペアユニットの五人で一気に敵をフルボッコするのも可能なわけです。これがゴチャゴチャ感があって逆にいいし敵はクロスヒットでその場固定なので殴り放題。これが気持ちよくて気持ちよくてww

人によって好みは分かれるとは思いますが(ソロユニットの装備品扱い等)自分は今後のシリーズもこれで良い印象を受けました。


悪いところ


・版権悪役キャラがツッコミ所満載

一つ一つ指摘していくと

・大ボス枠はジェダのみ。ベガいない、豪鬼いない、ウェスカーいない、シグマいない。カプコンの大ボスの多さが全く活かされていない。

・発売後発覚したボス級悪役は沙夜、毒牛頭、毒馬頭、百夜・改、ネクロン、オミコン、ステハニーだけ。

・最初の四人は全部ナムカプのキャラ。後三人に至っては必殺技無し、おまけにドット絵は雑魚の使い回し

・執念で復活を遂げたVAVA。だが何故かエックスやゼロへの執着心がVAVA、いやそれ以上に並外れているシグマは復活していないまさかの名前だけ参戦VAVAが出てシグマがいないという中途半端な事態に。こんな事するなら何でVAVAの額に∑エンブレムつけたんだよ。イレハンのVエンブレムにしろ。

・BGMを用意しておきながらネロ・アンジェロは名前すら出ない。当然バージルもいない。DMCの敵は雑魚のみ。ダンテVSジェダだけが至高の展開だとでも思ったか?読みが甘いんだよ!

・イクサにてリームシアンは必要不可欠な悪役ではあるが、それ以前にリームシアンと並んでイクサのメイン悪役の一人であるラグナダームはまさかの「皇帝」の二文字だけで登場。それ以外は影も形もありゃしないスタッフはラグナダームに恨みでもあるのか

・平八のセリフから明らかに一八が来そうだったのに結局登場しない。ちなみに今作の鉄拳に最後まで敵だった奴はいない

・バミューダまで出しておいて復讐が動機で出しやすいはずのダイナマイト刑事のウルフ・ホンゴウはいない。何故かバミューダ族だけが雑魚敵として採用に。

・相変わらずテイルズの悪役はスルー。この手の作品にぴったりらしいザギなんかはOPの時点で不参加が確認される

・ボス級のアラガミがなんとヴァジュラのみ。確かにGEを代表するアラガミ、言ってしまえばモンハンで言うリオレウスみたいな奴だが、何故ハンニバルやピターやマータをスルーした。GEに関しては全然分かってねえなと言わざるを得ない。ヴァジュラだけでファンが満足するわけねえだろうが

・ナムカプの殺リュウみたいな仲間一時離脱イベントが今作では。それどころか焦らす→結局出さないという一番お祭りで困るパターン。イベントでの仁とゼロはあれだけフラグ立てておいて何故暴走させなかった


と、散々書きましたが、これを読んで不快と感じた方は本当に申し訳ありません。

でも今作の悪役は、味方だけでなく悪役の充実も望んでいた身としては本当に耐え難いものでした・・・。

特にシグマ、ハンニバル、一八、ネロ・アンジェロ、ラグナダームは確実に来ると踏んでいたのに全然姿がなくてガッカリ。

結局発売前に知らされた悪役ばかりだししかもそいつらは序盤で顔見世しすぎたせいで後半からは「またお前か・・・」とウンザリさせられてばかりでした。

名前だけ参戦が多いのもマイナス。

ネメシスだってスクショから見切れた当初はそりゃ歓喜したものですがこうもしつこく出られると流石に飽きます。上記の通り「またお前か・・・」と。

いや、発売前に知らされたキャラもよかったんですよ?VAVAやジェダなんて本当に嬉しかったし。

ただ後半から見たことあるやつばかりになってその時には既に飽きているだけで。


・ストーリーに問題がある

次元震発生→キャラ全員巻き込まれ違う世界に→ここどこだ・・・→敵現れ戦闘→倒してからまた次元震発生。違う世界に。→ここどこだ・・・→敵現れ戦t(ry

基本これの繰り返し。見ればわかるように状況に流されっぱなしでしかもワンパターン。

しかも先にも述べた様に前半にキャラの顔見世をしすぎたせいで後半からは見たことのある奴ばかりになってしまいwktk感が全く無くなります。

何より痛いのがMAP上の掛け合いが「増援来ます!」→「お前は・・!」殆どこれだけな事。見れば分かるように全て増援関連。ナムカプの頃のあの豊富なMAP上会話はどこに行った。森住さん、ナムカプの頃好評だった部分を無くしてどうするんですか。

また、今作は空気なキャラが非常に多く、どいつもこいつも状況に流されっぱなしで見せ場が殆どないキャラが沢山います。これはいくら掛け合いが楽しくても致命的。キャラを引き立てるイベント専用キャラは何故かアイリスとアウラだけだし(まあその御陰で一応.hack組とX組は目立つ事が出来ましたけど・・・)

酷いのは主人公とヒロインもその例に漏れないということ。特に主人公はヒロインが活躍しっぱなしで全然目立っておらず、本当にただの付き添いという感じでぶっちゃけこいつ主人公なのか?と本気で疑ってしまうレベル。主人公としての活躍が大いに評価された零児とは正直肩を並べるのもおこがましいレベル。

敵の目的もよくわからないし主人公は目立たないし終盤あたりやっと色々分かり始めてきた感じですね。

そして.hackとナムカプを優遇しすぎ。特に.hachは中盤の物語最早サブタイトルが「.hack//次元震発生 vol.5」ですもん。イベントは殆どアウラやスケィス出しゃばるわ仲間はスケィス追いかけ始めるわアウラの魂回収作業だけで三話も削るわそら公式に正史扱いもされるわな。ここまで優遇されてるんですから。

正直この.hackシナリオさえどうにかすればストーリーもある程度改善できたと思うし敵キャラももっと増やせたんじゃないかと思うんですが。

ナムカプはここまで優遇するならなんでナムカプの続編名義にしなかったというレベル

せっかくナムカプの続編説を明確に否定したのに逢魔を敵勢力としてあそこまで目立たせると首傾げるよ。

次回作からは.hack、ナムカプはもう正直いらないかな。

後主人公コンビをもっと目立たせろ。あそこまで設定を欲張っておきながらこの扱いはあんまり過ぎる。


・増援がひどい

ストーリーと並び本作最大の批判点と言っても過言ではない。

SHIZIMIがトゥルルって頑張ってんだよ!
まず画像を見ればわかりますが、この画像に写ってるライドアーマーやガンボルト、これ全部一回の増援の量。これだけじゃなく見えないところに同じく増援のメットールが15体位います

何が怖いってこれより多い場合もあるんだもん。更にダメ押しするかの如くこの後ボスキャラ二人に加え20体位の増援結果的に雑魚は50体以上に

ただでさえこのステージは敵キャラが無駄に多いのにこれ程の増援が一気に来るんです

特に酷いのが31話。一気に60体近くの増援中ボス級4体固い雑魚10体以上

というか30話以降は全て増援地獄

忍耐力が無い人は確実に投げるレベルです。

これじゃあせっかくよくなった敵のテンポの良さが台無し。その上敵殲滅ステージは増援がアレな御陰で作業感がひどい。増援の自重の無さで結局一時間以上プレイするハメに。せっかく敵のターンをいい感じに改善できたのに増援が酷かったら結局ダルいまんまで何の意味も無い。

それに余りに多すぎてたった3~4匹巻き込む程度の複数技では全然収集が付かない。しかもゾンビ系統やカマイタチみたいな柔らかい敵じゃない限り体力MAX→一撃死なんて事が無いからイライラする。

この増援を考えた奴は今すぐ30話以降を全てプレイしろ。

自分の判断がどんだけこのゲームのテンポを悪くしたか、よーく理解しろ。


・音楽アレンジが微妙

音楽アレンジはいい物もありますが、酷いやつはとことんひどい。

特に鐘を鳴らして。何だありゃ。誰だあんな音痴に仕上げた奴は

サラマンダーファクトリーという所が担当をしていますが、この会社、どうも評判があまりよろしくなく、自分も「そう言う奴らにまかせて大丈夫か・・・・」と不安だらけでしたが案の定・・・。歌詞付きアレンジはどれもこれも原曲の方が絶対良いです。

せいぜい良いと思ったのは原曲の聞いた事のない「悪を断つ剣」「原始~勇者~」「猫と好奇心」と原曲聞いたことのある「時の階段」くらい。

オリジナルの曲は中々良いものが揃ってるんですけどね・・・。如何せんアレンジは出来の悪いものばかり・・・。

期待してたride on seaェ・・・。


ここまで書きましたが、総評としては、確かに面白いです。掛け合いはどれも魅力的なものばかりだしキャラクターも華があってよろしい。勿論戦闘だってナムカプ、ムゲフロの正統進化でよろしい。

ナムカプの頃の敵のターンのかったるさをどうにかしてくれたのも素直に評価します。

ですが前作の不満改善にこだわりすぎるあまりナムカプの頃好評だった部分(シナリオ、味方だけではなく敵キャラの充実、大変豊富な掛け合い等)を蔑ろにしてしまった事やボリューム水増しの為に無駄に増やした増援が、すべてを台無しにしてしまっている印象です。

スタッフは本作の実質的な過去作であるナムカプを超えるつもりでいたんでしょう。全てにおいて。それは続編を作る上で絶対に必要な考えです。

しかし、戦闘テンポや作品の豪華さはナムカプを確かに超えていてもシナリオ、様々な面における豊富な掛け合い等本シリーズにおける最も肝心な部分に関してはナムカプと比べるのもおこがましいレベルであり、アマゾンでも言われてましたが良くも悪くも「ナムカプの長所も短所も潰したゲーム」という結果に収まってしまいました。正直、ナムカプの続編としてはファンが満足するような出来ではないでしょう。

今作は自分、とても期待してはいたもののとてもじゃないですが神ゲーとは言えず、かと言って良ゲーとも言えません。言うなれば「良ゲーになりそこねた若干糞ゲー寄りの凡ゲー」と言った所でしょうか。

自分としては是非完全版を出して欲しいところですね。ゴッドイーターは完全版で不満点をひねり潰し、結果良ゲーとなる事ができました。今作だって不満点を潰してしまえば、今度こそ良ゲーになれるはず。


どれもこれも改善の余地有りの不満点ばかり。ポテンシャルも十分でキャラも豪華なのに、一つの事にこだわり過ぎる余り大切なモノを失ってしまった、本当に本当に勿体無いゲームです。


オススメ度

★★★✩✩✩