天皇杯全日本サッカー選手権大会 1回戦 vs 上田ジェンシャン(長野県代表) | 蹴球団ブログ

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7月6日(日)
天皇杯全日本サッカー選手権大会
vs 上田ジェンシャン(長野県代表)
@港サッカー場


前半 3-0
後半 1-1
 計  4-1

勝利!!

【得点者】
・小池
・片山
・鈴木
・蓮尾



この日、初登場の横断幕!!
トヨタすまいるライフ㈱の皆様、本当にありがとうございます!!



天皇杯全日本サッカー選手権大会1回戦、対戦相手は長野県代表の上田ジェンシャンです。上田ジェンシャンは現在、北信越一部リーグに所属をしていて天皇杯本選へは過去に4回も出場をしている強豪チームです。蹴球団としては初の初戦突破をするためにも非常に大事な一戦となりました。

試合は序盤から蹴球団が優位に立ちます。まずファーストシュートは前半7分、田村(直)のスルーパスに反応した片山がペナルティエリア内からシュートを放ちます。そして続く前半11分、蹴球団が良い雰囲気のままに先制点を挙げます。奥村がハーフライン付近でパスカットをすると、片山とワンツーで相手陣地の深い位置まで侵入をしファーで待ち構える小池にスルーパス。最後は小池が落ち着いてシュートを決めて蹴球団が先制します。

その後も良い時間帯に先制点を取った蹴球団が次々にチャンスを演出します。前半14分、ペナルティエリア付近でMF渡邊が前線の片山にスルーパスを出すと、先ほどはGKに阻まれた片山が今度は強烈なシュートをニアサイドに突き刺してリードを2点とします。まだ勢いが止まらない蹴球団は前半22分、奥村がフリーでボールを受けると片山から鈴木とテンポ良くボールを回し最後は相手DFを外した奥村がループシュートを狙いますが、ここは相手GKのファインセーブに阻まれてしまいます。

そして前半34分には試合を決定づける3点目を奪います。奥村がハーフライン付近からドリブル突破をすると一度は相手DFにブロックされてしまいますが、こぼれ球をサポートに来ていた片山が拾い中で待つ鈴木に折り返します。鈴木は相手DFに体を寄せられて厳しい状態でしたが巧みにシュートを流し込みゴールを奪います。そして前半はほぼ蹴球団のペースのまま終えます。

しかし後半は一転して序盤から苦しむ状況が続き、早々に1点を返されてしまいます。後半3分、ジェンシャンのコーナーキックから一度はバーに当たったボールを再度押し込まれてしまい2点差に戻されます。その後もリズムを取り戻すことに苦戦をする蹴球団は相手のセットプレーから度々、危険な場面を迎えますがゴールライン上ギリギリの位置で渡邊、小池が体を張ってはじき返し何とか耐え抜きます。

蹴球団は中々に自分たちのリズムを取り戻せずにいましたが、後半26分に相手選手が危険なスライディングによってレッドカードが掲示されると数的有利に立ち状況が変わります。まずはレッドカードが出された1分後、MF増田が相手陣地深い位置にいる鈴木にパスを送ると、鈴木は素早くファーポストで待ち構えている奥村に素晴らしいロングパスを通します。奥村はそのパスを冷静に片山に落とすと、片山がドリブル突破を仕掛けますが、たまらず相手DFがペナルティエリア内にてファールを犯してしまい蹴球団にPKが与えられます。大事な場面のキッカーは奥村でしたが相手GKに読まれてしまい絶好のチャンスを逃します。

その後も後半39分、途中交代で入った蓮尾がセンタリングに対して相手GKに競り勝つと、こぼれ球を松本がシュートを狙いますが、ここは相手DFが体を張って凌ぎます。後半42分には一人少なくなったジェンシャンにフリーキックのこぼれ球から狙い澄ましたシュートを放たれますが、守護神北川がビッグセーブをみせて会場を沸かせます。そして後半43分、蹴球団に待望の得点が生まれます。奥村がペナルティエリアにドリブルで侵入をすると松本にパス、松本は体制を崩しながらもサイドでフリーになった蓮尾に横パスを送り、最後は蓮尾が冷静にゴール左隅に流して再び3点差とし試合終了。初戦突破!!

本日も多くの方々に応援して頂き本当にありがとうございます。ご家族やご友人、職場の皆様、ローカルサッカーファンの皆様をはじめ、多くの方々に支えられて選手は今回のピッチに立つことができています。本当にありがとうございます。次戦はいよいよJリーグ所属の名古屋グランパス。完全なる格上の相手となりますが、井森コーチからも話があったように、単なる思い出づくりではなく、絶対に勝ちにいきましょう!!引き続き、応援のほどよろしくお願いします!


【次回試合予定】

7月12日(土)
天皇杯全日本サッカー選手権大会
vs名古屋グランパス
@瑞穂陸上競技場
15:00 キックオフ!!