今日は、4年前に86歳で他界した父のお墓参りでした。
写真は父と私です。
父は、とても穏やかで優しい人でした。
父は私が眠りにつくまで抱っこ、目が覚めるまでいつまでも抱っこしている人でした。
だから私は、一人で寝ることも一人で起きることもなかったのですね。
それって、子どもにとってどんなに安心で温かくて幸せなことだったか、
今になって胸が一杯になります。
父は、用事があるなしに関わらず、寝言でも、
寝ても覚めても「恭子ちゃん。恭子ちゃん。」
時には節をつけて「きょ~~~こちゃん。きょ~~~こちゃん。」
呪文のように唱えていました。
九官鳥か怖
二十歳で生き別れた父ですが、
人生最後の日まで「恭子ちゃん。恭子ちゃん。」って呼んでいたと、
父の後妻が言っていました。
今思えば、呼び捨てにされたことなど一度もなかった。
いつも甘く優しい声で・・・恭子ちゃん
父ほど、私の名前を呼んだ人はいないでしょう。
幸せな子どもでした。