晴耕雨読のシンプルライフ

 

50代からの生前整理

 

生前整理コンサルタントのなぐらしゅうこです。

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

軽い気持ちで始めた家庭菜園に

どんどんはまっていっています。

 

今日は今シーズン初の

ナス、ピーマンの収穫ができました。

苗を植えて、少しのケアをして

あとは待つだけで、こんなに実りをもたらしてくれます。

夏場は、毎日のように何かが収穫できます。

自然の恵みは本当にありがたい。

 

 

夏野菜がぐんぐん育つこの時期は

病気や害虫、雑草との戦いです。

 

雑草については、考え方は色々ですが

私はあまり抜かない派です。

 

畑を始めた3年前は、それこそ雑草は敵で

生えたらすぐ抜いていました。

雑草が生えないように、防草シートをしきたいと

思っていました。

 

よその、きれいに整えられた畑を見ては

いずれ私もこんな風にできるようになりたいと

思っていたのですが

 

今は少し違う気持ちです、

 

深く根を張るスギナや、大きくなりすぎて

野菜の育ちに影響が出そうなものは抜きますが

それ以外の雑草は、生えたままにしています。

 

なぜかというと、そのほうが土の保水力が

高まるからです。

 

真夏に雨の降らない日が続くと

雑草のない部分は、砂漠のように乾燥します。

風邪で土が飛んでいきます。

なので水やりしないとすぐに野菜がしおれてしまう。

枯らさないように毎日心配でした。

 

そして大雨が降ると、土が流れ出してしまい

大事な根がむき出しになって倒れたりします。

 

ですが、雑草のある部分は、お互いの根っこや

葉っぱで守り合うので、直射日光の影響も避けられ

土の水分量がキープできるのです。

水や栄養を雑草に吸い取られてしまうのではないかと思っていたのですが

結果は逆でした。

 

雑草のおかげで、しゃかりきに水やりをしなくても

基本的に雨頼みで大丈夫ということがわかりました。

大雨で土が崩れることもありません。

 

山もそうですよね。

木がしっかり生えている山は保水力がありますが

何からの理由で

伐採されたり木の根が浅い山は

大雨でがけ崩れが起きたりします。

 

雑草だらけの畑は、管理が行き届いていないように見えて

見た目はよくないですが

機能的には何の問題もなく、むしろ野菜は

強く楽に育ちます。

 

結果、病気も少ないように思います。

 

生き物は全て同じなのかもしれません。

過保護にすると弱くなる

薬に頼ると弱くなる

ほったらかして生命力に任せる方が

本来の力が発揮できるみたいですね。