50代からの生前整理

 

生前整理コンサルタントのなぐらしゅうこです。

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

人工的な香りが苦手です。

化学物質過敏症まではいきませんが、

柔軟剤の強い香りのそばにいると気分が悪くなってきます。

 

柔軟剤っていつごろからこんなに広まったんでしょうか。

日本だとソフランとかが最初でしょうか。

※なんの調査もしていない、私の記憶だけです。

 

20年以上前に、海外の柔軟剤ダウニーが流行ったのが

この強烈な香りブームのきっかけだったように思います。

 

当時の記憶ですが

福山雅治さんがラジオでダウニーを愛用していると言ったのが

始まりだったような。

※違ってたらごめんなさい

 

確かに、海外旅行に泊まったホテルの

リネンから漂うようなおしゃれな香りは

日本とは違う、なんともゴージャスな感じがあります。

 

ただ、それは海外の空気の中にいるからこそ

旅先の短時間の経験だからこそ

 

それが日本の日常の空気に溶け込むかと言ったら

それはなかなか難しい。

 

やがてスメハラという言葉が生まれるに至った経緯は

皆さんもよくご存じのことと思います。

国産の柔軟剤は、輸入品に比べて優しい香りだとは思いますが

それでも強烈。

洗っても落ちない、香りのペンキのようです。

 

やはり香りは、時間とともに移ろって

やがて消えていくのが美しいと思います。

天然のアロマには、それがあるので

香りを使うとしたら絶対天然のアロマオイルです。

 

 

洗剤の香りといえば、昔からあるもので

粉末洗剤のニュービーズ

「♪きれいな白さ スズランの香り~ ニュービーズ~♪」

って、昭和世代の方はご存じですよね。

 

私は今でも液体洗剤ではなく、この粉末の

ニュービーズを愛用しています。

これも人口の香料が使われていますが、

ふんわりした弱い香りなので、これは全然平気なのです。

 

ところでスズランの香りって、どんなん?

 

畑の横にスズランが咲いていていたので

数輪家に飾っています。

香りは近くに行かないとわからないですが

甘いような青いような香りがします。

ニュービーズの香りとは全然違う 

 

自然の中で群生していると

その小さな可憐な花は、力強く美しいです。

花の白さも際立って見えます。

(きれいな白さ、ってこのイメージなんですね。たぶん)

でも、切って家に持って帰ると

なんだか心細そうな、弱々しい印象になります。

外でそのままにしておいてあげればよかったな。

 

長年花粉症だったので

春のこの時期はほとんど嗅覚がないのですが

ここ最近症状がおさまっているので

子供の頃に感じていた春の香りを

また取り戻しています。

 

桜の香り

花が咲きそろって、風のない夜などには

甘い匂いが立ちこめます。

ふんわりと、甘く湿った柔らかい空気。

ああ、桜って、こういう香りだったなと

懐かしいような感じています。