50代からの生前整理
生前整理コンサルタントのなぐらしゅうこです。
ご覧いただきありがとうございます。
ジェネレーションギャップのお話。
少し前に何かで、今の若者は
「1時間弱」を「1時間ちょっと過ぎ」
(65分くらい)
「1時間強」を「1時間だいぶ過ぎ」
(110分くらい)
と思っていると聞きました。
え、まさかそんな。
ごく一部の人のことだろうと聞き流していました。
ある日ふとそのことを思い出して
20代前半のスタッフに聞いてみました。
1時間弱って何分くらい?
(私は55分くらい)
「65分とか70分くらいまでっすかね」
1時間強って?
(私は65分くらい)
「1時間45分過ぎたくらいっすかね」
じゃあ駅まで1キロ弱って言われたら?
(私は900mくらい)
「1キロと100メートルくらいまで」
あと10分弱で到着しますって言われたら?
(私は8分くらい)
「12分くらいっすかね」
・・・・
本当でした。
若い人は○○弱や○○強をそんな風にとらえています。
私の数少ないサンプル調査の結果ですが
結構な人数いました。
こういうあいまいな表現って
それは具体的には何分をイメージしてるんですかなんて
聞き直すことはありませんが
そういうあいまいさの積み重ねが
結果こういう誤った解釈を定着させてしまうんでしょうね。
言葉なんて時代によって意味合いやニュアンスは変わっていくもので
長い年月のうちに多数決のような流れで
誤用が正解になっていった言葉もたくさんあります。
「貴様」だって、今は相手をののしる言葉ですが、
もともとは、漢字の通り「あなた様」という尊敬のことばですからね。
友人の娘ちゃんにコンビニへおつかいを頼んだ時
「高くても1000円弱で買えると思うから。おつりはあげるよ」と言って
1000円を渡したら
「えー足りないじゃん」と言われて
私と友人は????となりました。
話を聞いていくと、やはりそういう誤認識。
1000円弱だと1100円くらいのイメージだそうです。
小さい時から、ずっとそうだと思ってきたそうで
その娘ちゃんは
常識が崩れ落ちたとプチパニックになっていました。
こういうズレが、誤解やトラブルを生むことは
ありますよね。
やはり気づいたらその都度教えていくことは
年配者の仕事だと思い
ウザいおばさんをやっています。