50代からの生前整理

 

 

生前整理コンサルタントのなぐらしゅうこです。

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

自分の得意なこと、やっていて苦にならないことを仕事にすれば

それだけで成功するといわれました。

 

得意なこと、興味があること、時間を忘れて集中できることって

何だろう

私の個性って何だろう

 

10代のころからずっと考えてきました。

 

私はいわゆる器用貧乏

どんなことでもある程度そつなくこなしてしまうので

いわゆるゼネラリスト向きだねと言われてきました。

 

大企業で働いているときはそれが正解のような気がしていましたが

退職して、さあ、自分は何で食べていこうかと考えたときに

何も特別なスキルがないことに気が付きました。

 

なので目に付いた求人に応募して

採用されて、なんとなく働いてきて50代になりました。

 

正直今でも自分の特技ってわかりません。

特にないんだと思います。

 

広く浅く興味が飛び散っています。

とにかく気が散ります。

 

 

いくつかの仕事をしてきましたが、

どの職場でも必ず褒められることがあります。

 

それは、「あだ名つけ」

しかも毒舌あだ名です。

 

私が辞めた後も、私がつけたあだ名は残り続けているということが

かなりの頻度でありました。

 

嫌な上司にあだ名をつけると、同僚からは大変喜ばれます。

 

最近の傑作は(といっても5年ほど前ですが)

東大出の、田中圭に似た、人当たりの良い本部長。

 

これだけ聞くといい上司のような感じですが、

ソフトなだけで、一切何も解決しようとしない

保身の塊です。(と当時は思っていました)

何の役にも立たないのに高給取りで腹立たしい!

 

見た目的にも悔しいかな、割といけていたので

知らない人からは評判の良い本部長でした。

さらに腹立たしい!

 

完璧に見える人でしたが、唯一の弱点は

背が低くてずんぐりしていたこと。

 

そんな本部長に腹が立ったある日、「レゴブロックの人形かよ」とつぶやいたら

それを聞いていた先輩のツボにはまり、

なぐらさん、天才!と喜んでもらえました。笑

そこからその先輩と少し仲良くなったりしました。

 

おしゃべり好きなその先輩があちこちでそのあだ名を

紹介してくれたおかげで、

私は会ったこともない別の支店の人からも

称賛されることとなりました。

 

 

もう私は移籍してその会社にはいませんが

かつての同僚から、そのあだ名「レゴ」がまだ生きていることを知りました。

 

 

履歴書には書けないこの特技。

これでお金が稼げないかしら。

 

一銭にもなりませんが、

共通の敵を持つ同僚や先輩とは確実に仲良くなれるこのスキル。

それはそれで私の人生を助けてくれているのかなと思います。