ナイトスクープや家族に乾杯、明石家電視台に今ちゃんの実は…にモヤさまなど、昔から素人が主役の番組が好きだ。日本に住んだことのあるアメリカ人の同僚もナイトスクープが好きらしく、曰く市井の人々にフォーカスしたバラエティ番組はアメリカにはないとのこと。芸能人も嫌いじゃないけれど、めちゃくちゃ特殊な才能を持った変な人種だから、一般の人たちの方が親しみを感じるし、色んな種類の人たちがいて観ていて飽きない。
今日は一日中、とあるyoutuberの人が電話で視聴者の悩み相談を受け付ける動画を観させてもらった。youtuberは芸能人に片足突っ込んでいる人もいるけど、その方ははごく普通に怠惰な大学生活を送り、会社勤めを経験したような方で、どちらかといえば一般人の側に立っている方であるから、一般人が一般人の悩みを聞くということになる。テレビやラジオでは一般人の悩みに芸能人やカウンセラーみたいな人が答えるようなことはあれど、一般人同士のお悩み相談なんてまず電波に乗らないし、Youtubeならではのコンテンツとしてとても興味深く聞かせていただいた。
若い方の悩みを聞いてると、ああ自分も若い頃は同じように悩んでいたなあということが多かった。
陰キャというネットスラングはクソほど嫌いだが、自分もそっち方面の出身で、小学校高学年のころ朝の会で土日にあったことをみんなの前で話すということがあった時に、何も言えず泣き出したということがあったらしい。あったらしいというのは最近偶然小学校の同級生と職場で再会することがあり、当時のエピソードでこういうのがあったと教えられたのだが、当の本人の記憶にほとんど残っていなかった。でも当時は確かに、大勢の前で何かを話すということを極端に恥ずかしがり、引っ込み思案で、話しかけるより話しかけられることを待っていた。
思い返してみれば、その性分は大学出て会社入るぐらいまではほとんど変わらなかった。高校の修学旅行では、クラスに友達ができなくて、野球部の人らと同じ部屋にあてがわれ、まともに喋れなくて押し入れの中に隠れていたら、「ああいう何も喋らんのべ棒みたいなやつ苦手ww」と言われてショックを受けた。大学でもまともに友達はできなかったし、口下手故に就職活動も相当に苦労した。
それでも明確に何かきっかけがあったわけじゃあないけど、少しずつ色んな人と接し、上司や先輩に怒られ、仕事をこなすうちに、自分でも気付かぬ間に自信がついていって、自分が人見知りだという自意識もなくなっていった。トンネルを抜けた今となっては、過去の悩みなんてほとんど解決済で、あの頃はなんでそんなことで悩んでいたんだろうとアホらしくなってくる。
強いて言えば今の悩みは人とあまり会話できていないことだから、おれも人生相談みたいなのしてみたいなあと少し思った。30年それなりに悩んで、それなりに解決してきた身として、目下悩んでる人に何かアドバイスをあげることはできるような気がしている。悩みを抱えている方のご連絡をお待ちしております。