先日、ダウン症のある子を持つママたちが集まって作られた団体「IKKA」の

連続講座を受講させていただきました!

https://peraichi.com/landing_pages/view/lifecompus

 

「ダウン症のある我が子の人生をより豊かに幸せにするにはどうしたらよいか?」を考えるための親向けの連続講座です。

 

第一回目は、「IKKA」のアドバイザーさんである成澤俊輔さんのお話でした。

成澤さんは、障害者雇用のNPO法人FADの代表理事で、ご自身が重度の視覚障害者でもあります。

http://www.fda.jp/

 

成澤さんのお話は、本当にワクワクすることばかりで、

知的障害児の母で、自分も緑内障患者で、不安いっぱいの私に、

たくさんの勇気をくださいました。

 

中でも一番心に響いたのは、

「僕は、障害のある子のお母さんたちに、大丈夫だよって伝えたい」

という言葉でした。

 

涙がポロポロ出てきてしまい、

ああ、私はただ、「大丈夫」と言ってもらいたかったんだと思いました。

 

「大丈夫」という言葉にそんな力があることに初めて気が付きました。

 

でも、なかなか心からの大丈夫を言ってもらえる機会はありません。

また、自分でも、困難な状況の人に向かって「大丈夫」という言葉を簡単に言うことができません。

言う側も言われる側も信じることができない気休めの大丈夫になってしまいそう。

 

成澤さんの「大丈夫」が響くのは、障害者である本人が親に向かって伝えた言葉だからだと思います。

ご自身の経験に裏付けされた自信のある「大丈夫」だから。

 

言われる人によって信じられる「大丈夫」はそれぞれ違うと思います。

でも、もしそんな「大丈夫」に出会えたとき、「大丈夫」はすごい力がある、

そう思います。