妻の定年 

 昔からずっと妻という立場になにかが引っ掛かっていた思いがあった。

 昨日リハビリ入院中の父の発言を聞いてちょっとその引っ掛かりがとれた。 




 夫が定年退職する。 

つまり定年退職をするまでは家族を養うために仕事をしている。

 そしてその間妻は夫や子供のお世話をする。
(最近は妻も稼いでいるので養ってもらってる感覚は薄いかもしれないが)


 いざ、夫の定年退職がやってくる。

 退職金も年金もあるが、基本的には今まで通り養うことがなくなる夫。

 じゃあ妻の定年退職は?
お世話をすることはなくならない。

夫が働いているときは、家事等をして環境を整え夫の世話をして問題なく仕事ができるようサポートする。
定年退職後も引き続き、家にいる夫の世話をする。

今回の父ように体を壊したらさらにお世話をすることが増える。 

え?永遠に妻がお世話するのが当然と思っているのか?

 妻も定年退職をすればいいと思う。
自分の事は自分ですればいい。
自分の事ができなければ、退職金を使ってお世話してもらう方法を使えばいい、施設でもなんでも利用すればいい。
そのためでもある退職金、老後の資金でもある。

 ただ自分で立って着替えれるようになったからって家に帰ってこようなんて甘い。
老人のクセに老人が嫌いな父は施設には絶対にいきたくない、だから家に帰れるところまでの回復をお願いしてリハビリ病院に入院している。
早く家に帰りたいという思いはわかるが、家に帰るなら自分の事を自分でできることが大前提。

 妻に最期まで世話をしてもらえる、なーんて甘い!

 妻や家族がいるからその人たちがすべての世話をすればいいという前提も今の時代にはあっていないと私は思う。

 今や子ども世帯もみんな働いていかなければ自分の家庭が回らない時代。

 もちろん、親のお世話をしたくないわけではないが現実問題できることとできないことがある。つきっきりでお世話してもらえることが当然の時代ではない。


 なんかまとまりがないが、 

ようは妻にも定年退職制度を!

 一生終わらないお世話なんてあり得ない。
むしろ嫁が体を壊したら、今度は旦那がお世話をすることはアリだと思う。だって今までは稼いできていただけで、お世話はしてないんだから。新しいお世話という仕事を始めるだけなのだ。


 自分の事ができなくなったら仕事としてお世話をしてくださる方へ対価を払ってお世話をしてもらう。
高齢化社会、もっとお世話をしてくださる方への給料も補助も増やして行くべきで、お仕事としてお世話をしてくださる人が増えていくような社会に変化が必要な時だと思う。

 めっちゃ、私の思想は片寄っているだろうがなんだかなぁ~と思ってしまって…。


 父にも母にも最期の最期まで自分らしく生き抜いて欲しい
特に母には。

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