ハウスドゥ/業容拡大に向け、7月1日付でグループ4社に再編 | 週刊住宅ブログ

週刊住宅ブログ

情報は「力」、不動産業界の風を読む。最新ニュースをお届けしています。

 新築住宅やリフォーム、中古売買、フランチャイズを手掛けるハウスドゥ(東京都千代田区、安藤正弘社長)は、子会社を吸収合併して業容拡大するとともに社内監査機能を強化するため7月1日付で組織再編を実施する。

 再編のポイントは3つ。まず収益マンションなど賃貸物件事業を営むハウスドゥ京都とAMCをハウスドゥが吸収合併する。資本増強により、関係会社の事業を集約し、経営資源を集中することで新たな成長エンジンに育てる方針。

 次に住宅情報モールなど直営店運営のハウスドゥ住宅販売が手掛ける現出店エリアの業績安定化が図れたことで全国展開に向けたアクセルを踏み込む体制を強化する。コーポレートガバナンスを構築し、ハウスドゥ住宅販売中部とハウスドゥ住宅販売東日本の販社2社をハウスドゥ住宅販売に吸収合併する。

 これら組織再編により、ハウスドゥに加えて、100%子会社である「ハウスドゥ住宅販売」、人材の採用や教育部門を担う「ハウスドゥ・キャリア・コンサルティング」、住宅ローン取り扱いの「ハウスドゥローンサービス」の計4社がグループ体制になる。

 3つ目が本部体制の強化。「内部監査室」と「経営企画室」を新設する。FCのオープン店舗が200店舗超に増えるなど業容拡大により生じる複雑な利害関係が増えたことで、社会的責任の所在を明確にするのが狙い。

 事業体制のテコ入れにより、今後、出店戦略と加盟店を含めた現場サポートの強化を図り、グループ結束でブランド力を高める
http://bit.ly/17lHoRr