昨日はお香の会でお点前させていただきました。
半年も前から先生が準備を始められて、今回は七夕の趣向で、
お床飾りはもちろん七夕。
笹に結ばれている五色の糸は組紐に使う糸を先生が丁寧に縒って(
耳盥(みみだらい)には梶の葉を浮かべてあります。
梶の葉は、墨で文字を書くことができて、
五色の糸巻、かわいい琴(芸が達者になるように)、
お軸は先生が萬蔵院(まんぞういん)
「乞巧奠」(きっこうでん)という中国の行事では、
お軸に書いてあるのは白楽天の詩で
憶得少年長乞巧 憶ひ得たり少年にして長く乞巧せしことを
竹竿頭上願糸多 竹竿(ちくかん)の頭上(とうじょう)に願糸
多し
というものです。
お香は三星香で、
福星 禄星 寿星 (福禄寿という名前ももともとこの3つの星からきています)
お客様も神経を集中させて楽しんでいただけたようです。
お香は香りを聞くだけでもとても癒されます。
私も即席で一句和歌を詠ませていただきました。
七夕の 空を見上げて 願ふ夜
この世にあまたの 笑み降らんこと
会の終わりにはこんなにたくさんの短冊が🎋中には梶の葉に書かれたものもありました
笑顔あふれる毎日を皆様が送られますように