レゾナンス

 

❺独りごち

❼耳にたよたう

❺レゾナンス

❼左右立体

❼ステレオと鳴る

 

ヒトリゴチ

ミミニタヨタウ

レゾナンス

サユウリッタイ

ステレオトナル

 

僕は右半身が麻痺している。

僕は左半身主体で生活している。

この生活も既に3年を超えた。

こんな人は意外にこの世に多いのだ。

それは岩窟王のノワルティエが触れた通り、

昔から、

行く先も、

食べる物も、

愛する人も、

愛さない人も、

全ての欲望を一瞬にその人から

人間の尊厳を奪い取り、

床に平伏させる産物だ。

唯一の温情と言えば、

場合にもよるが彼に、

半身の可能性を残した事だ。

医学の発達した今は、

少なくとも施設での、

限定された自由は与えられる。

 

最近その状況が少し変わり、

右手の指、

右足の回旋、

ボールムーブメントの働きが、

徐々に復活してきた。

右半身の、

あらゆる部位が、

徐々に動き、

その僅かな摺動が復活してきた。

あのハシタナイと叱られた、

僕の唇が麻痺の為にキチンと閉まらない為に、

奏でる事の出来ない口笛さえ、

復活してきた。

今まで沈黙していた右半身が、

左半身との共鳴に参加してきた。

今までモノラルだった演奏は、

日々ステレオに立体としてきた。

ああ、

このまま僕は、

このステレオを復活させる事が出来るだろうか?

 

右の関節や筋肉は、

知らぬ間に左の関節や筋肉と共鳴し、

知らぬ人が肩を叩き、

知らぬ人が耳元で囁く。

知らぬ人が右の爪先を啄む。

このレゾナンスは、

日々予告なく起こり、

何らの予告も無い。

でも健常者の頃の僕が、

何気なくとか、

ふとしたと言う表現で、

どれだけ無為の時間を過ごした事だろう。

どれだけ無為の動きをした事だろう。

どれだけ無為の音を出した事だろう。

今の共鳴に感じるのは、

こうしたリズムだ。

耳にタヨタウ、

何気ない有線の放送や、

何気ない昼のおやつの搬送や、

何気ない女性の笑い声だ。

その無為のオペラが、

この世の中には無制限に流れている。

そして僕もそのオペラに参加する。

いや、是非ともそのオペラに、

参加させて下さい。

お願いします。

 

合掌

 

 

「ステレオ(stereo)」とは、主に音を立体的に聞かせる方式やその装置のことを指します。以下のような意味があります👇

 

 

🎧 1️⃣ 音響の意味(最も一般的)

**ステレオ音響(ステレオサウンド)**とは、

左右2つ以上のスピーカーやチャンネルを使って、音に広がりや奥行きを感じさせる再生方式です。

 

🔹 例:

モノラル(mono)=1つの音源音が平面的

ステレオ(stereo)=2つの音源左右の位置感・臨場感がある

 

👉 たとえばライブ音源で「ギターは左」「ドラムは右」と分かれて聞こえるのはステレオ再生です。

 

💿 2️⃣ 機械としての意味

「ステレオ」とは、ステレオ再生ができる音響装置(ラジカセ・コンポ・スピーカーなど)を指すこともあります。

 

> 例:「新しいステレオを買った」=ステレオ装置・音楽プレーヤー

 

🧠 3️⃣ 語源

英語の stereo- はギリシャ語の stereós(立体的な・固い) から来ています。

つまり「ステレオ」は「立体的な音」という意味を持っています。

 

 

🧠「ステレオタイプ(stereotype)」とは?

**「型にはまった考え方」や「固定観念」**という意味です。

ある人や集団に対して、実際には人それぞれ違うのに、決めつけてしまう考え方を指します。

 

💬 例文で説明

 

「男は泣かないものだ」

 

「女性は料理が得意なはず」

 

「外国人はみんな社交的だ」

 

 

👉 こうした決めつけは「ステレオタイプ」です。

現実には人それぞれなのに、「そういうものだ」と思い込むことですね。

 

📖 語源・由来

 

英語 stereotype は、

stereo(立体的な・固い) type(型・類)

から成る言葉で、

もともとは「印刷の金属の型(固定された型)」を意味していました。

そこから転じて「固定された考え方」という意味になりました。

 

⚠️ 注意点

「ステレオタイプ」は悪い意味で使われることが多いです。

偏見(へんけん)や差別につながることがあるため、

人を判断するときには「ステレオタイプで見ない」ことが大切です。

 

 

いい言葉ですね✨

では、「共鳴(きょうめい)」についてわかりやすく説明します。

 

🎵 共鳴(きょうめい)とは

 

🔹 基本の意味

 

音や振動が他のものに伝わって、一緒に響くこと。

 

🎶 1️⃣ 物理的な意味

ある物体が他の振動や音に反応して振動する現象をいいます。

 

🔸 例:

ギターの弦の近くで声を出すと、弦が少し震える。

グラスの近くで高い音を出すと、グラスが共鳴して鳴る。

 

👉 これが「物理的な共鳴」です。

英語では resonance(レゾナンス) と言います。

 

💞 2️⃣ 心の意味(比喩的な使い方)

人の考えや感情に深く同感すること、心が響き合うこと。

 

🔸 例:

 

「彼の言葉に共鳴した」=強く同意・感動した

 

「音楽に共鳴する」=その音楽に心が響く感じがする

 

 

👉 この使い方では「共感」や「感動」と近い意味になります。

 

「たよたう」という言葉ですね。

これは少し古い(古語)表現で、現代ではほとんど使われませんが、

とても美しい日本語なんです🌿

 

 

💫 「たよたう(たよたう・たゆたう)」とは

 

正しくは 👉 「たゆたう(漂う)」 と書きます。

古い言い方では「たよたふ」「たよたう」とも書かれました。

 

 

---

 

🕊️ 意味

 

1️⃣ ゆらゆらと動く・揺れ動く

 水の上や空気の中を静かに漂う様子を表します。

 

2️⃣ 心や気持ちが定まらず揺れる

 感情や決意が揺れ動くことにも使われます。

 

 

🌸 例文

 

「花びらが水面(みなも)を たゆたう」

 水に浮かんでゆらゆらと動いている。

 

「彼の心は迷いの中に たゆたっていた」

 心が定まらず揺れている。

 

 

🪶 漢字

 

漂う(たゆたう)

 

「漂」は「流れながら浮かぶ」という意味。

 

 

🎨 英語で言うと

 

float(浮かぶ)

 

drift(漂う、流れる)

 

waver(心が揺れる)

 

💡 まとめ

 

項目 内容

読み方 たゆたう(古形:たよたう・たよたふ)

意味 ゆらゆらと漂う/心が揺れ動く

漢字 漂う

英語 float, drift, waver

例文 「雲が空にたゆたう」

 

「ひとりごち」は、相手がいないのに自分だけで物を言う「独り言を言う」という意味の、古語に由来する言葉です。 

 

現代では「ひとりごと」や「つぶやく」という言葉が一般的ですが、古語の「ひとりごつ」の連用形「ひとりごち」が、現代風に「ひとりごちる」として使われることもあります。 

「ひとりごち」とは 

  • 意味: 独り言を言うこと、つぶやくこと。 
  • 由来: 古語の「ひとりごつ」(独り言を言う)に由来します。 
  • 現代語との関係: 現代語の「ひとりごと」や「つぶやく」にあたり、やや古風で気取った表現として使われることがあります。

 

 

ノワルティエ (Noirtier)

ヴィルフォールの父。反王党のジロンド党員で、ナポレオンから彼に宛てられた手紙がすべての始まりになった。

脳卒中で全身不随になっており、視線と瞬きで意志を伝えるが、理解できるのはヴィルフォール、ヴァランティーヌ、執事のヴァロワ、ダヴリニー医師の4人だけである。しかし気力は衰えておらず、ヴァランティーヌが毒殺犯に狙われていると察して彼女を救うために尽力する。また、ヴァランティーヌとマクシミリアンの仲を祝福しており、ヴァランティーヌとフランツの婚約を破棄させるために、フランツの眼前で自らの過去を暴く。

 

以上

 

00000

00000