2024/09/08
お早う御座います。
日曜日は法句経、
ダンマパの写経です。
全部で26章ありますので、
一章一章写経し、
と言ってもiPadにインプットし、
①写経 投稿一周目
②自分の極私的現実に照らし合わせ懺悔する。
投稿ニ周目以降は理解納得するまで考え、
次の章へ進みます。
を繰り返します。
どうかお付き合いください。
「法句経(ほっくぎょう)、ダンマパ(巴:Dhammapada
朗読 ブッダの真理の言葉
第23章 象 写経編
戦場の象が、
射られて矢に当たっても堪え忍ぶ様に、
我は人の誹りを忍ぼう。
多くの人は、
実にタチが悪いからである。
慣らされた象は、
戦場にも連れて行かれ、
王の乗り物ともなる。
世の誹りを忍び、
自らを納めた者は、
人々の中にあっても、
最上の者である。
慣らされたラバは良い。
インダス川の辺りの、
血統良き馬も良い。
クンジャラと言う名の、
大きな象も良い。
しかし、
己を整えた人は、
それらよりも優れている。
何となれば、
これらの乗り物によっては、
未踏の地ニルバーナに行く事は出来ない。
そこへは慎みある人が、
己自らを良く整えて、赴く。
「財を守る者」と言う名の象は、
発情期に顳顬から汁を垂らせて、
凶暴になっている時には、
如何とも制し難い。
捕らえると一口の食べ物も食べない。
象は象の林を慕っている。
大喰らいをして、
眠りを好み、
転げ回って寝て、
微睡んでいる愚鈍な人は、
大きな豚の様に糧を食べて太り、
繰り返し母体に入って、
迷いの生存を続ける。
この心は、
以前には
望むがままに、
欲するがままに、
心良きがままに、
流離っていた。
今や私はその心を、
すっかり抑制しよう。
象使いが鍵を持って、
発情期に狂う象を、
全く抑えつける様に。
勤め励むのを楽しめ
己の心を守れ
自己を難処から救い出せ
泥沼に落ち込んだ象の様に。
もしも思慮深く、
聰明で真面目な生活をしている人を伴侶として、
共に歩むことが出来るならば、
あらゆる危険困難に打ち勝って、
心喜び思いを落ち着けて、
共に歩め。
しかしもしも思慮深く聰明で、
真面目な生活をしている人を
伴侶として共に歩むことが出来ないならば、
国を捨てた国王の様に、
また林の中の象のように、
一人歩め。
愚かな者を道連れとするな。
一人で行く方が良い。
一人で歩め。
悪い事をするな。
求める所は少なくあれ。
林の中にいる象の様に。
事が起こった時に、
友達のあるのは楽しい。
大きかろうとも、
小さかろうとも、
どんな事にでも満足するのは楽しい。
良い事をしておけば、
命の終わる時に楽しい。
悪い事をしなかったので、
あらゆる苦しみの報いを除く事は楽しい。
世に母を敬う事は楽しい。
また、父を敬う事は楽しい。
世に修行者を敬う事は楽しい。
世にバラモンを敬う事は楽しい。
老いた日に至るまで、
戒めを保つ事は楽しい。
信仰が確立している事は楽しい。
明らかな智慧を体得する事は楽しい。
諸々の悪事を為さない事は楽しい。
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