静かなる血闘
❻333(ba ba ba)
❼3度装い
❼3度裏切る
❼薔薇の肉体
❼美しき毒(附子)
❸ba ba ba
❼サンドヨソオイ
❼サンドウラギル
❼バラノニクタイ
❼ウツクシキブス
梅毒の特徴的な症状の進行を、
短歌に詠みました。
この病気は何だか人間と、
騙し合いをしているみたいです。
それはまるで、
不運と言いながら幸運な、
ベトナムのビール333の様に。
毒と言いながら実は砂糖だった、
狂言『附子』(ぶす)の様に。
333とは
「333 330ml (Bottle) ベトナム最大のビールメーカー「サイゴンビール・アルコール・
ビバレッジコーポレーション」 で造られる商品名が特徴的なビール。 ベトナムでは「3」は縁起の悪い数と言われているが、 全てを足すと「9」 になることから「333」は幸運のビールとして親しまれている。 2024年2月27日
梅毒の3回治療3回潜伏とは
「梅毒の徴候や症状は進行に応じた4段階でそれぞれ大きく異なる
。第2期以降の性器や全身の皮膚の特徴的な薔薇模様で知られる。 3週間後、3ヵ月後、3年後等各期ごとに治療を受けないと、 自然完治と誤解するような潜伏期を3度挟みながら、 更に悪化した病状が発現していき、最終的に死に至ることもある。 症状が出ていない期間も感染力を持ち、 体内は悪化の一途を辿っており、 治療法は医師から完治診断を受けるまでペニシリン系のアモキシシ リン を投与を受けるのみである[2][3]。」Wiki
梅毒とHIV
「予防に有効なワクチンは存在せず、ペニシリン系の抗菌薬の投与
により治癒自体はするが免疫は獲得できず、 梅毒トレポネーマに再感染した場合は再び罹患する[1][5]。 感染すると他の性病にもかかりやすくなるため、ヒト免疫不全ウイ ルス と併発するケースが度々ある[6][7][8][9]。」Wiki
何処にでも
「自然環境のいたるところに見られる常在菌の一種でもある。
一部のスピロヘータはヒトに対して病原性を持つものがあり、梅毒 、回帰熱、ライム病などの病原体がこれに該当する。またシロアリ や木材食性のゴキブリの消化管に生息するスピロヘータは、腸内細 菌 として宿主が摂った難分解性の食物から栄養素を摂取したり、エネルギーを産生する役割にかかわっている可能性が指摘されてい る。」Wiki
『附子』(ぶす)とは
ある家の主が、「附子という猛毒が入っている桶には近づくな」
と使用人である太郎冠者(たろうかじゃ)と次郎冠者( じろうかじゃ)に言いおいて外出する。 しかし留守番を言い付かった太郎冠者と次郎冠者は、 附子のことが気になって仕方がない。主人からは「 毒の入った桶から流れてくる空気を浴びただけでも死んでしまう」 と言われていた二人は、扇を使って空気をかわしつつ接近を試み、 とうとう太郎冠者は、桶の中身を覗いてみることにする。 するとどうであろう、毒であるはずの附子なのだが、 大変おいしそうに見えるではないか。誘惑に負けて、 太郎冠者が附子をなめてみると毒というのは全くの嘘で、 主人が附子だと言った物の正体は砂糖であった。 二人は奪い合うようにして砂糖を食べつくしてしまった。 主人が嘘までついて隠しておいた砂糖を食べてしまった言い訳とし て、二人が選択した行動とは…… まず主人が大切にしている茶碗と掛け軸をめちゃめちゃに壊す。
見るも無惨になったところで、二人で大泣きした。 帰ってきた主人が泣いている二人と、破れた掛け軸、 壊れた茶碗を発見し、二人に事情を聞いた。そこで二人は、「 掛け軸と茶碗を壊してしまったため、 死んで詫びようと毒だという附子を食べたが死ねず、困っている」 と言い訳するので、どうしてよいか困った主人が途方に暮れ、 最後は「やるまいぞやるまいぞ」 と主人が逃げる太郎冠者と次郎冠者を追いかける。」Wikipe dia
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不知火
❺不知火も
❾陽炎、蜃気楼、
❽科学が解明
❼人、地球さえ
❼何故?か知らぬい
❺シラヌイモ
❾カゲロウ、シンキロウ
❽カガクガカイメイ
❼ヒト、チキュウサエ
❼ナゼ?カシラヌイ
不知火という言葉が不意に想起され、
例によってWikipediaを調べた。
すると蜃気楼、
陽炎が出てきて、
どれも光の屈折による現象だと言う。
もう既に科学が解明している現象だと言う。
いやいや、
何故人間がこうして生きているかも知らないのに、
何故地球がこうして回転しているか知らないのに、
何故宇宙がこうして誕生したのか知らないのに、
何故人間が夢を見るのかを知らないのに、
不知火を解明した科学は、
実に万能だ。
でも解明したいと思う人間の心は、
更に万能だ。
不知火とは
「不知火(しらぬい)は、九州に伝わる怪火の一種。旧暦8月1日
(八朔)の風の弱い新月の夜などに、八代海や有明海に現れるとい う[1]。なお、漁火が大気光学現象によって異常屈折した結果だ と解明されている[2]。」Wikipedia
蜃気楼とは
「蜃気楼(しんきろう、中:海市蜃楼、仏・英:mirage、伊
:Fata Morgana[1][2]、独:Luftspiegelung )は、 温度の異なる大気中において高密度の冷気層と低密度の暖気層の境 界で光が屈折し、遠方の景色や物体が伸びたり逆さまに見えたりす る現象[3]。光は通常直進するが、密度の異なる空気があるとよ り密度の高い冷たい空気の方へ進む性質がある。伝説の蜃(ミズチ など竜) が気を吐いて楼閣を現すと考えられたことから蜃気楼と呼ばれるよ うになった[4]。春の季語。蓬莱山、海市(かいし)、山市、 蜃市、貝櫓、喜見城、善見城、なでの渡り、狐の森、 狐楯とも呼ばれ、霊亀蓬莱山・竜宮城などを現わし吉祥とされる。 」Wikipedia
側方蜃気楼とは
「鏡映蜃気楼[5]、側方屈折蜃気楼とも呼ばれ、
水平方向に光が異常屈折するもので、垂直な崖(がけ)や壁などが 日差しを受けて熱せられた場合や、 海岸の浅瀬と深みの水温の異なる場合などが、 そのような条件をつくりだす。物体の側方に蜃気楼が出現する。 事例が少なくな実態もほとんど解明されていない[5]。スイスの
ジュネーブ湖 で目撃されたという報告がある。また、日本で不知火(夜の海に多くの光がゆらめいて見える現象。
九州 の八代海、有明海などで見られる)と呼ばれるものも、このタイプの蜃気楼に属すると言われている。」Wikipedi a
陽炎とは
「陽炎(かげろう、英語:heat shimmer、heat haze)とは、局所的に密度の異なる大気が混ざり合うことで光
が屈折し、起こる現象。よく晴れて日射が強く、かつ風があまり強 くない日に、道路のアスファルト上、自動車の屋根部分の上などに 立ち昇る、もやもやとしたゆらめきのこと。 蜃気楼の意味でこの言葉を使うこともある。厳密には、陽炎は上昇 気流 により密度の異なる大気がばらばらに混合して起こる小規模なもので、蜃気楼は層状に密度の異なる大気が分布した状態で起こる 大規模なものである。 ~中略~
日本では春の季語とされるが、気象条件から夏に多く見られる現象
である。また、現代では舗装された道路や金属の物体などの暖まり やすいものが増えて、見る機会がより増えている。 常に変化してできては消えるその様から、
とらえどころのないもの、 はかないものの例えとしても用いられる。 陽炎を描いた芸術作品
- 『今さらに雪降らめやもかぎろひの燃ゆる春へとなりにしものを』 - 作者不詳、万葉集巻10」Wikipedia