2024/7/10

113右麻痺と言う進化⑥体毛

くれぐれもこの投稿はノンフィクション

 

さてここからは、首の下の毛に入りたい。とは言っても、髭も髪の毛も元を正せば体毛と地続きであり、猿を見れば分かる様に、これを名前を変えて呼ぶ事こそ、人間の勝手な都合では無いか。かつて人間は、動物、哺乳類と同じ野、山、川、地球に住んでいて、暑さ、寒さを共有していたのだから、体に毛が生えていて当然の事だろう。

以下、Wikipediaにある毛の分類である。

この内既に投稿を終えたものは、

 

 

まだ投稿をしていない毛は以下である。

 

 

その中から興味のない毛を外した。

 

 

脇の毛は、毛の中で最も人間が動物らしい部位では無いかと思う。僕は某国にいて、恐縮ながら色々な女性と閨を共にしたが、本当に美しい顔なのに似合わず、この脇毛は色々な匂い、臭いを発しているものだ。女性は努力して脇毛を抜いている人が多いが、まるで何事か?何様かと抜かない事、剃らない事を当たり前の様にしている人もいた。抜こうが抜くまいが、匂うものは匂う。だって私は動物なのだから!と。

ただ、あの香水と言う奴は中々上手く出来ていて、体臭と絡んで、その素の香水の匂いとも、本人の匂いとも付かぬ香りになっていく。この匂いいいなあ、あの子に買っていこうと免税店で買っても、その匂いが掻き立てる想像と実際は違う。そんなに香水に詳しくは無いし、全ての香水がそうでは無いが、例えばシャネルは、体を洗わないで使えば寧ろそのシャネルの匂いが体臭を体臭毎着飾って行くのでは無いか?と思った。フランス人🇫🇷は風呂に入らないというのは今もそうなのであろうか?

 

腋が甘い

「腋はサル類においてはむしろ毛の薄いところである。サル類の母親は子どもを腹側にしがみつかせて移動するが、その際の掴みやすい所として腋毛が進化したという説が出されたことがあったが、上記のように事実に反するためほとんど顧みられていない。性成熟に連れて発達することからも、むしろ陰毛などと共に匂いを保持するなど性的な意味があるという説もある。」Wikipedia

 

脇毛に置いては、猿の脇毛は薄くなっているのに、人は他の体毛より濃くなっているのは興味深い。全く逆である。そして此れこそが、性と性を飾り立てると言う事の人間の微妙なバランスである。

匂いは、人間がどんなに頑張っても、その人のオリジナリティを保持した空気は保てない。所詮はその人が居なくなれば、いつかその匂いは消える。彼女を部屋まで送った後暫く、赤信号の度にヘッドレストに残る彼女の匂いを嗅いだあの日々は、決して再現できるものではない。

 

ワキガ

「腋臭症(えきしゅうしょう、英語: hircismus)は、皮膚のアポクリン腺から分泌される原因で強い臭いを発する人体形質で、それを有する個人の属する集団によっては疾患としての扱いを受ける。ワキガとも呼ばれる。

〜中略〜

ABCC11遺伝子英語版)は腋臭症に必須の要素であり、ワキガの原因となるアポクリン腺の分泌物に関係する。ABCC11のG型は優性であり、G型をもたない場合にはワキガは失われる[2][3]。ABCC11は耳垢を湿性にする遺伝子としても知られている。」Wikipedia

 

確かに、匂いと言う物は、人によって主観が違う。良い匂い、悪い臭い、香しい、臭いは人によって感じ方が違う。丸で人を良い人、悪い人と選別、評価する様に、あまりにもばらつきが大きい。海外に行くと、国によっては、臭いの強い民族があって、それがその国の国民に対する偏見として感染する。で、そうした事は既に数値化されていると言うのが、面白い。成る程僕等アジア人はワキガの数値としては低いらしい。韓国人は、ワキガについて無臭の民族であるようだ。

 

ABCC11遺伝子のDNA多型部位の頻度(538G>A)[8]

民族

部族または居住地

AA

GA

GG

韓国人

大邱市の住人

100%

0%

0%

中国人

北部および南部の漢民族

80.8%

19.2%

0%

モンゴル人

ハルハ部族

75.9%

21.7%

2.4%

日本人

長崎の人々

69%

27.8%

3.2%

タイ人

バンコク

63.3%

20.4%

16.3%

ベトナム人

多数の地域の人々

53.6%

39.2%

7.2%

ネイティブ・アメリカン

 

30%

40%

30%

フィリピン人

パラワン

22.9%

47.9%

29.2%

カザフ

 

20%

36.7

43.3%

ロシア人

 

4.5%

40.2%

55.3%

ヨーロッパ系アメリカ人

 

1.2%

19.5%

79.3%

アフリカ人

複数のサブサハラ国家

0%

8.3%

91.7%

アフリカ系アメリカ人

 

0%

0%

100%

「ABCC11遺伝子のG型とA型の分布。腋臭症をもたらしうるG型は円の黒い領域、A型は白い領域。」Wikipedia

 

僕は悪い男で、元家内のジラパットを持って完璧な体臭の女と勝手に思っていた。腋に限らず全てである。そして、通常鼻が低く整形の多い某国人に置いて、彼女は天然の完璧な傾斜の鼻を持っていた。彼女を0として、他を評価していた事をここに告白する。だから、彼女のやる事なす事全て許した面があった。そしてカミングアウト後、全てが劣性に見えた。そう、女性ホルモンは、かくのごとき物である。

罰は丸に、

誰よりも美しく、

誰よりも明るく、

誰よりも芳しく、

誰よりも鼻が高く、

誰よりも許したい女。

自分の立ち位置は変わらず、

彼女の容姿も変わらず、

全ての価値観を逆転させるもの。

それがホルモンなのだ。

 

楊貴妃

「現代の日本社会では腋臭症を嫌う傾向がある。しかし、古代においては人間の腋臭は一種のフェロモンとして機能する体臭形質のひとつであり、異性を引き付けるためのものであったり、縄張りを主張するためのものとして機能していたと考えられてる。これは、ヒト以外の動物に多くみられる機能である。古代中国の美女、楊貴妃が「体から良い匂いを発していた」というのは腋臭だったのではないかという逸話がある。これは当時、腋臭を「臭くて、不潔なもの」ではなく「魅力的と感じられる体臭要素」と捉えていたと考えられる。」Wikipedia

 

いやいや、

一体何人が楊貴妃を見たと言うのだろう。

一体何人が楊貴妃に近づいたと言うのだろう。

彼女の価値をいくらでも釣り上げた物。

それは女性ホルモンに違いない。

それが最も分泌するのが腋では無いか?

人間はあまりにそれを軽視し過ぎ、

でも実際軽視すべき物なのである。

 

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