2024/6/26

111右麻痺と言う進化④睫毛

くれぐれもこの投稿はノンフィクション

 

人間と言う動物は毛のお化けだ。

あらゆる場所に毛を囲い、

あらゆる場所に毛を栽培し、

それを好き放題に伸ばしたりカットしたりしている。

髪の毛って一体何のために有るのだろう?

髪の毛が無くても死ぬ訳ではない。

また頭の髪の毛を剃っても、

全体の500万本分の10万本に過ぎない。

これ以外の毛を毎日剃ろうと思ったら時間を取られ、

それが逆に煩悩になり兼ねない。

また前回話をしたように、毛根は皮膚より下に残るので、

いくら剃っても毛は実際にはそこに残っている。

嫌な奴かもしれないが、厳密に考えればそうなる。

「一体頭髪は何の為にあるのですか?」

と言う質問に対して、

ネット上を探した合理的な説明は無い。

 

前回、眉についても納得は行かなかった。

眉毛が有っても無くても目にゴミが入る。

むしろゴミを防ぐのは睫毛だろう。

 

睫毛

「睫毛にはなどの異物が目の中に入るのを防ぐ機能があり、上側がより発達するのもこの機能に関連していると考えられている。また(洞毛と同様に)神経系は まつげへのものの接触を感知し反射で眼瞼を閉じるなどの行動が引き起こされる。これは眼球を守るのに役立っている。

~中略~

上まつげの本数の平均値は300~400本で、下まつげは100~150本である[1]。上まつげは、10~20本ごとに三角形状の(毛根の)グループをなす。下まつげは下方に、まるで滝のように伸びる[1]。」Wikipedia

 

睫毛は、本数は少ないながら、人間の最もデリケートな視力に関与する為、色々と聞いたことのない病気も多く、僕は睫毛と言えばマスカラしか思い浮かばないのは、恥ずかしいことで有った。下記にWikipediaから睫毛の病気を抜粋した。詳細は本文をご覧ください。

 

❶まつげが損失する"Madarosis"という症状がある。

眼瞼縁炎はまぶたの縁の炎症。

❸睫毛重生は、いわゆる二重まつげ。

❹さかまつげ(「さかさまつげ」とも言う)は、上眼瞼睫毛内反症のことで、まつげが眼球方向に発育してしまう症状である。

抜毛症・抜毛癖によりまつげを抜いてしまう場合がある。

麦粒腫、いわゆる「ものもらい/めばちこ」は、眼瞼の脂腺や睫毛腺などの炎症によって起こる。

Wikipedia一部抜粋

 

ここではっきりとしておきたいのは、🅰️無いと困る、と🅱️無くても困らない、と言うその存在に対する評価だ。上記のような言い方をすると、恰も全ての身体のパーツはこの2つのどちらかにあって然るべきだと僕が言っているようだが、そうではない。多分現代の科学では解明出来ない🅰️🅱️があるかもしれない。髪の毛や、眉毛は今の時点では🅱️のような気がするが、人によってその評価は違う。その評価こそが、人の多様化を表すという意味では、それこそが🅱️の役割かもしれない。

 

鼻毛

鼻毛は、ついこの間口呼吸から鼻呼吸に、

人生を切り替えた僕にとって、

大変興味深い部位である。

当然、鼻毛はその場の空気、アトモスフィアに対する、

フィルターの役割をする事は有名かと思う。

鼻水、鼻くそと段階的に、

大気の汚れを清浄化して行く鼻のお手並みは素晴らしい。

でもこの埼玉は大気が綺麗なのか、

鼻水は多く水のようにサラサラだが鼻くそは少ない。

鼻呼吸しているのに鼻くそが少ない。

 

僕の居た東南アジアの某国では、

この鼻くそが真っ黒で、量も多かった。

鼻くそと言うのはほじくって見ると、

結構大物が釣れる事が多く、

指に絡みついてくる。

某国では妙齢の女性でも手などを鼻に当て、

鼻の穴に手を入れる姿を見たから、

多分大物を釣っているのだろう。

美女が鼻を抉る姿はコケティッシュだ。

 

鼻毛の機能

「鼻毛の機能は、から空気呼吸する際にフィルターのように塵埃や微粒子をからめ取ることで異物が気管支に入り込むことを防ぐ[2]。そのほか、鼻呼吸時の吐息に含まれる水蒸気を吸着し、鼻から息を吸い込む際に蒸発させることで、わずかながら呼気の水分を回収する作用がある。然しながら、成人より身体の保護が必要な幼年期にはほとんど成長しないため、この説も確立されていない。」Wikipedia

 

鼻毛と言うのはしげしげとその姿を見ると、

先から末端まで太さが一定しない。

その訳は知らないが、

他の毛と違って明らかに毛の太細が面妖だ。

この毛を抜いて一本机の上に置いて見たら、

それは恰も漫画「寄生獣」の様だ。

 

寄生獣とは

「ある日突然、宇宙から人知れず多数の正体不明の生物が飛来する。その生物は鼻腔や耳孔から人間の頭に侵入し、を含めた頭部全体と置き換わる形で寄生して全身を支配し、他の人間を捕食するという性質を持っていた。」Wikipedia

 

この寄生獣の髪の毛は、人間のギミックであり、

人に抜かれると、たちまちに人間でない事が見破られる。

毛が毛で無くなり、ミンチ肉の様になる。

あの姿は、全く持って鼻毛だ。

これに似た毛として陰毛が有るが、

どちらも、螺旋の様で螺旋ではない、

不規則な線型を持っており、

ある意味美しく、

ある意味不気味だ。

寄生獣が侵入したのも鼻だった。

 

来週は鼻毛。

 

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