2024/6/9
お早う御座います。
日曜日は法句経、
ダンマパの写経です。
全部で26章ありますので、
一章一章写経し、
と言ってもiPadにインプットし、
①写経 投稿一周目
②自分の極私的現実に照らし合わせ懺悔する。
投稿ニ周目以降は理解納得するまで考え、
次の章へ進みます。
を繰り返します。
どうかお付き合いください。
「法句経(ほっくぎょう)、ダンマパ(巴:Dhammapada)は、仏典の一つで、仏教の教えを短い詩節の形(アフォリズム)で伝えた、韻文のみからなる経典である。「ダンマパダ」とは、パーリ語で「真理・法(巴: dhamma)の言葉(巴: pada)」という意味であり、伝統的漢訳である「法句」とも意味的に符合する[1]。」Wikipedia
朗読 ブッダの真理の言葉
16章の後の一休み③
「勤め励め」、この「ブッダの真理の言葉」で何度言及されたか知らない。それが、ニルバーナに続く道だと、ブッダは僕らに何度も説いている。それが幸せへの道だと説いている。
一方で、ブッダは道理の通らない事は仏教では通らないとも説いている。
道理の通らない奇跡など有り得無いと言う事だ。
だから僕は、仏教は盲目の信仰では無いと考える。
何でも良いから取り敢えず信じろでは無い。
むしろ、整然とした道理の信仰であると考える。
その道理に従って進めば道理の通り心の平安を得るという。
人は何故信仰に縋るのだろうか?
仏様、助けてください。
その答えが「勤め励め」である。
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忍耐堪忍は最上の供養である
ニルバーナは最高のものであると、
諸々のブッダは説きたまう
他人を害する人は出家者ではない
他人を悩ます人は道の人ではない
罵らず、
損なわず、
戒律に関して己を守り、
食事に関して適当な量を知り、
寂しい所に一人伏し、
座し、
心に関する事に、
勤め励む
これが諸々のブッダの教えである
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前回僕が行き当たった厚生労働省の記事をもう一度読んでみよう。
セロトニン(せろとにん)
「脳内の神経伝達物質のひとつで、ドパミン・ノルアドレナリンを制御し精神を安定させる働きをする。 必須アミノ酸トリプトファンから生合成される脳内の神経伝達物質のひとつです。 視床下部や大脳基底核・延髄の縫線核などに高濃度に分布しています。
2021年1月22日
セロトニン | e-ヘルスネット(厚生労働省)www.e-healthnet.mhlw.go.jp › heart」
僕たち人間の体は、こうした精神を安定させる物質を前提に制御されている。人間は性善説か性悪説かを問われても、回答は「生活の安定を求める生物です」と答える。そんな生物が自分だけの幸せを尊重する余り、人を害する事は有り得ないが、何故か人間は特にこの1万年、農業と貨幣により、食物を蓄えることを覚え、それを貨幣にする事を覚え、同じ人間に差をつけ、exchangeを覚え、いつしか人間は生物であると言う前提を忘れてしまった。そして同じ生物である人間同士でただ単に害する事すら覚えてしまった。
セロトニン
「セロトニン(英: serotonin)、別名5-ヒドロキシトリプタミン(英: 5-hydroxytryptamine、略称: 5-HT)は、必須アミノ酸トリプトファンから生合成される脳内の神経伝達物質のひとつで[6][7]、動植物に広く分布する生理活性アミン、インドールアミンの一種。名称はserum(血清)とtone(トーン)に由来し、血管の緊張を調節する物質として発見・名付けられた[8]。ヒトではドーパミン・ノルアドレナリンを制御し精神を安定させる働きをするほか[6]、生体リズム・神経内分泌・睡眠・体温調節などに関与する。」Wikipedia
セロトニンの役割
(血管の緊張を調節する物質として発見された)
①精神の安定
②生体リズム
③神経内分泌
④睡眠
⑤体温調節
⑥ドーパミン、ノルアドレナリンを制御
③の神経内分泌だけが意味不明だ。
シナプスとは
「細胞生物学において、シナプス(synapse)は、神経細胞間あるいは筋繊維(筋線維)、神経細胞と他種細胞間に形成される、シグナル伝達などの神経活動に関わる接合部位とその構造である。化学シナプス(小胞シナプス)と電気シナプス(無小胞シナプス)、および両者が混在する混合シナプスに分類される。シグナルを伝える方の細胞をシナプス前細胞、伝えられる方の細胞をシナプス後細胞という。」Wikipedia
もし人間はこのような仕組みを持っていず、ボンとこの世界に放置されると、絶望から何をしでかし、身体の器官機能がどのように分裂するかわからないではないか?僕の前回倒れた時を思い起こすと、母から右麻痺のあれだけの状況の中で2週間放置された時、もし色々な現実が生身の剥き出しの姿で目の前に現れたなら、多分僕は耐えられず、気が狂ったのではないか?あれから3年、この身体のシステムは、体力の回復に応じて少しずつ問題点を突きつけて来て、改善を求めている気がする。一遍に見せるとその人がビックリすると言わんばかりだ。このシステムはこうゆう風に時間をかけて変わって行く。
ドーパミンの役割
①運動調節
②ホルモン調節
③「快」の感情
④意欲
⑤学習
ドーパミン
「ドーパミン(英: dopamine)は、中枢神経系に存在する神経伝達物質で、アドレナリン、ノルアドレナリンの前駆体でもある。運動調節、ホルモン調節、快の感情、意欲、学習などに関わる。セロトニン、ノルアドレナリン、アドレナリン、ヒスタミン、ドーパミンを総称してモノアミン神経伝達物質と呼ぶ。またドーパミンは、ノルアドレナリン、アドレナリンと共にカテコール基をもつためカテコールアミンとも総称される。医学・医療分野では日本語表記をドパミンとしている[1]。合成された注射製剤が循環器科[2]、救急[3]、集中治療医学[2]、麻酔科学[4]等の領域で頻用されている。」Wikipedia
ノルアドレナリンの役割
①憂鬱
②ドーパミンの再取り込み
ノルアドレナリン
「ノルアドレナリン(ドイツ語: Noradrenalin、英語: noradrenaline)は、化学式C8H11NO3のカテコールアミンにしてフェネチルアミンである。アメリカ合衆国ではノルエピネフリン(norepinephrine)[1]と称される。集中治療室や全身麻酔下手術において、重症患者の血圧を維持する上では不可欠の薬剤である。
〜中略〜
ノルアドレナリン系における変化は憂うつに関係する。SNRIは、脳内のシナプス後細胞で、利用可能なセロトニンとノルアドレナリンの量を増加させることによって、うつを治療する。最近はノルアドレナリン自己受容体がドーパミンも再取り込みするかもしれないといういくつかの証拠[要出典]があり、これはSNRIがドーパミン伝達をも増加させるかもしれないことを意味する。」Wikipedia
そして最後にBDNFである。
BDNFとは
「脳由来神経栄養因子(のうゆらいしんけいえいよういんし、BDNF; 英: Brain-derived neurotrophic factor[1])は、標的細胞表面上にある特異的受容体TrkBに結合し、神経細胞の生存・成長・シナプスの機能亢進などの神経細胞の成長を調節する脳細胞の増加には不可欠な神経系の液性蛋白質である。
BDNFは、ヒトでは、BDNF遺伝子から生成される蛋白質である[2][3][4]。BDNFは、成長因子の中の神経栄養因子の一つであり、標準的な神経成長因子と関連している。神経栄養因子は、脳や末梢で見出される。」Wikipedia
BDNFの役割
①神経細胞の生存
②神経細胞の成長
③神経細胞のシナプス
シナプスについては既に上述した。
さあ役者が揃ったところでもう一度アンディスハンセン氏の下記の文書を読んで見よう。
「運動をすれば、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミン、BDNFなどが分泌され、メンタルが健康になる。その効果は抗うつ剤を上回る。また、運動はコロナ重症化のリスクを半減させ、糖尿病や心血管疾患、乳がん、結腸ガンなどのリスクも減らす。」アンディスハンセン氏
これらを全て肯定し、ブッダの「勤め励め」に戻って見れば、その「勤め励め」が自ずと何の事か分かってくる。ただし、僕の思うところの「勤め励め」は、運動とかスポーツに限ったことではない。生きて行く上で動く活動の全てであり、勤行、食事、排泄、掃除、物の移動、自分の移動、発声、全てである。これが僕が施設で2年生活し、手応えとして得た感想である。今は1時間もただ座っていることは辞めている。止まるのは寝る時だけだ。自律神経の異常反応もあるかも知れないが、動かずにはいられない。今、ベトナム語を勉強しているが、下にその一部を列挙するが、動詞で表されるものは全て運動だ。体育、エクササイズ、フィットネスとお洒落に分ける必要はない。自分が居れば動き、自分が居なければ動かない全てだ。そしてそこからやるべき事、やらぬべきことを選別するのが仏教だ。
Ăn 食べる eat
Bay 飛ぶ fly
Bắt 掴む/捕まえる grab/grasp/catch
Báo 述べる/報告する「報」
Bật(電気などを)付ける
Tắt(電気などを)消す
Bắt đầu 始める start/begin
Biết 知る/分かる
Bị~される
「被」ネガティヴな受け身
Bị ăn cắp 盗まれる
Bị cảm lạnh 風邪をひく
Bị hỏng 壊れる
Bị lạc 道に迷う
Bị sốt 発熱する
Bị ướt 濡れる
Bỏ 諦める/放棄する
Bực mình イライラする/ムカつく
Cảm thấy 感じる「感」
Cẩn thận 気をつける
Cánh tay 腕
Cãi nhau 喧嘩(口論)する
Cắt 切る
Chán 飽きる/退屈する
Chạy 走る
Chào hỏi 挨拶
Chỉ thị 指示する
Cố gắng 頑張る
có thể 出来る
Cởi 脱ぐ
cười (笑う)
Chăm sóc 世話/介護をする
Chia 分ける
Chia tay 別れる
cho 与える
Chơi 遊ぶ
Chọn 選ぶ
Chụp ảnh 写真撮影する
Chuyển 移る
Chuyển công ty 転職する(会社を移る)
Chuyển nhà 引っ越す
cử 選ぶ
cắn 噛み付く
Có いる/有る/持っている
coi 見る
運動活動をひとつひとつ、行い、生活として納める事こそ、ブッダの言う「勤め励め」ではないか?何しろこの生物としての運動なり活動をすることが、疲れた思いをしている時こそ楽しくて仕方がない。歯磨きなどは特にだ。
僕の意見がどこまで正しいかわからないが人間は動くと言う事をインプットされた生物だ。そう思ったら、今朝、菊池寛の「俊寛」を読んだ。この中で、天皇の血を引く真言宗の僧侶俊寛が、平清盛により島流しになる。だが、彼はそこで初めて人間として、動物として、生物としての喜びを農業と狩猟から得るのだ。僕はこの本が僕の前に今日現れた事に運命を覚える。さあ「勤め励みましょう!」
今回でお休みは終わりです。
「俊寛(しゅんかん、康治2年(1143年) - 治承3年3月2日(1179年4月10日))は、平安時代後期の真言宗の僧。僧位の「僧都」を冠して俊寛僧都(しゅんかん そうず)と呼ばれることも多い。」Wikipedia
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