2024/5/24

金曜日「登場人物」と言う物語 71

全て

この物語は徹頭徹尾ノンフィクションである

ただ登場人物の名前はフィクションかノンフィクションであるか、定かではない。

更新形式であくまでも感傷を廃して記録する事。

毎回同じ様に見えて少しづつ違います。

毎回、最後に詩を添付。

 

【名字】カミングアウト上の名前

不明、或いは忘れた。

 

【名前】

オラタイ

 

【渾名】

トゥー(某国人は基本この渾名で呼び合う)

この名前は一番使われていた。

ゥーの発音が滲んだ感じで暈す。

 

【性別】

女(確認済み)

 

【年齢】

30歳前後(1999年?当時)

 

【主人公との年齢差】

5歳下?

 

【容姿】

肌の色→👩🏼‍🦳やや色白

僕の知っている中では最も白く柔らかい。

鼻の下「人中」に独特の感触があり、写真を撮る時なども良く目だった。本人もこの部分を良く弄った。

 

鼻の下の溝

「人中(じんちゅう または にんちゅう、Philtrum、ラテン語: philtrum、ギリシア語: φίλτρον philtron)は、多くの哺乳類が持つ上部の溝で、から上唇まで垂直に伸びる。裂状の鼻孔及び湿った鼻鏡とともに、哺乳類の原始的状態だと一般的に考えられている[2]。」Wikipedia

 

【出身地】

某国チェンライ県

某国最北の県

ミャンマー🇲🇲、ラオス🇱🇦との国境

ゴールデントライアングルに近い。

 

ゴールデントライアングルとは

「黄金の三角地帯(おうごんのさんかくちたい、タイ語: สามเหลี่ยมทองคำ)とは、東南アジアタイミャンマーラオスの3国がメコン川で接する山岳地帯で、ミャンマー東部シャン州に属する。世界最大の麻薬密造地帯であった。別名ゴールデン・トライアングル(英語: Golden Triangle)と呼ばれ、アフガニスタンパキスタンイラ国境付近の「黄金の三日月地帯」と並ぶ密造地帯である。現在では経済成長や取締強化により、タイやラオスでの生産は減少傾向にあるが、逆にミャンマーのシャン州ではいくつかの軍閥が麻薬生産のみならず覚醒剤の製造も行い、さらには合法ビジネスを行うなど、二極化の傾向にある。」Wikipedia

 

【家族】

父のみ

チェンライで農業

 

【住所】

某国の首都 バンコク

ニューペッブリ通りのアパート

 

「ニューペッブリー通り(ニューペッブリーどおり、New Phetchaburi Road)またはニューペッチャブリー通りは、タイバンコクある道路。 ペッブリー通りラチャダムリ通りとの交差点を過ぎると、ニューペッブリー通りと名前が変わる。タイ国鉄東線や、エアポート・レール・リンクスワンナプーム国際空港との連絡鉄道)、ンセープ運河等とほぼ平行に走っている。」Wikipedia

 

【住居の形態】

賃貸アパート

但し本人が拒んだ為部屋に上がった事はなし

 

【職業】

マッサージ師、按摩

某国はマッサージが有名で、その人口も多い。

トゥーの腕も確かであった。

 

按摩とは

「按摩(あんま)とは、なでる、押す、揉む、叩くなどの手技を用い、生体の持つ恒常性維持機能を反応させて健康を増進させる手技療法である。

また、江戸時代から、按摩の施術を職業とする人のことを「按摩」または「あんまさん」と呼ぶ。現在の日本では業として継続して他者にあんま行為を、あん摩マッサージ指圧師国家資格者以外が行うことは違法である(後述の「日本」の項を参照のこと)。」Wikipedia

 

彼女の名誉の為に言うと、按摩の腕は一流で、按摩を施す位置の計測、位置取りに優れていた。大体1回2時間ぐらいのセットで施術した。

「サイアムの宝石」と言う名の店だった。店は年中無休。昼から深夜まで開店した。按摩師はほとんどが若い女性だった。トゥーの住むニューペッブリ通りにあった。

 

【職業〜プラスα】

但し、某国ではオプションとしてマッサージ師が、その内容に応じて、通常のマッサージでは手を出さない部位にも手を出す事が有る。それは、主に店により、一見マッサージ嬢が個人的にそのオプションを実行しているように見せるが、実際には店のコントロールの元に行っている。所謂、料金はみかじめ料として店を通して払われる。そのオプションは多岐にわたり、最終的には春を鬻ぐ場合もある。「サイアムの宝石」はむしろオプションに置いて有名な店だった。

 

みかじめ料とは?

「みかじめ料(見ヶ〆料、みかじめりょう)は、飲食店小売店どが出店する地域の反社会的勢力に支払う場所代、用心棒代[1]。世界各地で、様々な形で収受が行われている。」Wikipedia

 

つまり、トゥーと僕はそうした間柄だった。

そして、その頻度、店の滞在時間は、僕がトゥーを気に入れば気に入る程、エスカレートして増加した。

 

【君の時間  thơ】

 

君の時間が欲しい

君の1分が欲しい

君の1時間が欲しい

君の1日が欲しい

君の半生が欲しい

君の時間を漏れる事なく欲しい。

 

そう言えば君に分かって貰えると思ったんだ。

 

君の食事が欲しい

君の休日が欲しい

君の視界に映るものが全て欲しい

君の部屋の鍵が欲しい

君の吸う空気が欲しい

君の聞く音楽が欲しい

君の嗅ぐ匂いが欲しい

 

そう言えば君に分かって貰えると思ったんだ。

 

君の微笑みが欲しい

君の悩みを知りたい

君の欲望が知りたい

君の涙が知りたい

君の号泣が見たい

君の唇を喰みたい

 

そう言えば君に分かって貰えると思ったんだ。

 

ここで君は君の時間を切り売りして、

僕にはそれを辞めさせる財力も無く、

僕にはそれを辞めさせる魅力も無い。

そうしてあの店に行けば、

あなたが他の誰かに時間を切り売りしている最中だ。

それが終わるのを僕はただひたすら待っている。

 

でもそうすれば君に分かって貰えると思ったんだ。

 

僕の愛はひたすらに闇雲で、

僕の愛はひたすらに誤っていた。

(正しい愛が有るとして)

僕の愛は愛では無く、

僕の愛は愛でも性愛でも無く、

僕の愛にカムフラージュした目標はただ、

君の人生を独占することだった。

君の後ろ姿さえ写真に撮ったんだ。

 

でもそうすれば君に分かって貰えると思ったんだ。

 

そうして、

君に分かって貰えたとしてその先はどうだろう?

君が君の全てを僕に預けたならどうだろう?

君は僕と一緒にならなくて本当に良かった。

それが何よりの不幸中の幸いだ。

 

合掌

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