2023/4/3
103 右麻痺の歯と認知3
くれぐれもこの投稿はノンフィクション
この投稿は、
(出典は主に英語版Wikipedia)
❸
狩猟採集生活から、農耕生活に移行すると、虫歯は増加した。
❹
紀元前5000年頃、シュメール人は、歯にいる虫が、
虫歯を作ると考えていた。同様の考えは、インド、エジプト、 日本、中国にも見られた。 ❺
古代エジプト人の虫歯は、現代人よりはるかに少なかった。
当時は、精製された炭水化物が無かったからである。ただし、石臼 を使って穀物の粉を作ったために、石の粒が混入して、 歯が磨耗する問題があった。あるミイラには虫歯が3本あり、 高度な技術で治療が施され、金が充填されていた[77]。 ❻
ローマ帝国では、「調理した食品」の消費が増えて、
虫歯は少しだけ増加した。 ❼
西暦1000年の少し前には、虫歯を持つ人の割合は3〜4%であ
り、どの集団も10%以下であった。しかし、西暦1000年頃、 サトウキビ が西洋社会に紹介されて、虫歯を持つ人の割合は大きく増加し、24〜25%ほどになった[ 77]。 ❽
「近代歯科学の父」と呼ばれるピエール・フォシャールは、
虫が虫歯を作るのではなく[78]、 砂糖が歯や歯肉に悪い影響を与えてできると述べた。 ❾
1850年頃に、さらに虫歯の数が急増した。
産業革命によりサトウキビの利用が増大し、 精製小麦粉を使ったパンや甘い紅茶が摂取されるようになったから である。 ➓
1890年代に、ウィロビー・D・ミラーW. D. Miller(1853-1907)は、口の中にいる細菌が、
炭水化物から酸を作り、 それが歯の構造を破壊するという説を提唱した。 ⑪
1924年に、英国ロンドンにいたKilian Clarkeは、う蝕の部位から、連鎖球菌のストレプトコッカス
・ミュータンス を発見した[79]。当時は、別の菌がう蝕の原因菌であると考えられていた。同氏は、 これこそがう蝕の原因菌であると主張したが、 それが証明されたのは1960年代であった。 ⑫
1930年代に、アメリカ国立衛生研究所のH. Trendley Deanらは、1mg/L(1ppm)
のフッ素が効果的に虫歯を減らすことを示した。 ⑬
もう一度、う蝕の勉強をする前に次の事を整理したい。
①人間は600万年と言う永い時間、
→この頃はう蝕(むし歯)は極めて少なく、
②人間は一万年前から農耕と牧畜を覚え、
→それでも、う蝕はそれほど多くは無かった。
③人間は、紀元1800年と言う今から少し前に、
→紀元1000年後に見出されたサトウキビはこの頃には砂糖とし
④資本主義の勝利は、巨大な資本家を生み出し、
→う蝕は、人間にとって当たり前の病気になって、
⑤認知症は、う蝕と同じ様に昔からあったのだ。
以下に引用する記事は一瞬これが認知症の記事なのか、
歯が悪いと認知症になる?
「歯のない人は認知症になりやすい傾向があります。 厚生労働省の調査によると、65歳以上で自分の歯がほとんどなく
、入れ歯を使っていない人は、20本以上歯が残っている人と比べ て、認知症になる可能性が1.9倍高くなると報告されています。 歯がなくなると噛む力が低下し、 日常的に噛む刺激が不足するため、脳への刺激が弱くなります。
認知症の増加
2020年からの50年間で、男性523万人増、女性は1342
万人増で、男女とも約3倍に増加する見通しが明らかとなった。 2020年における男女別の認知症有病率は、85歳を超えると、 男性は51%、女性は63%、2070年になると、85歳以上で 男性70%、女性87%と推計された。 2023年7月25日
認知症の最大の原因は何ですか?
老化とともに脳内に特殊な異常タンパク質が増加、蓄積し、
それが脳細胞にダメージを与えることによって発症すると考えられ ています。 (異常タンパク質が増える原因については分かっていません) 一般的に「認知症=高齢者がかかるもの」と認識されているのは、 これが原因となるケースが最も多いためです。 認知症が発症する原因 - ダスキンヘルスレントhealthrent.duskin.jp › column › library」
人間を攻撃するならどう考えても口だ。
極端な事を言えば、人間はもっと想像力を働かせ、
今日は自ら発見したう蝕を治療して貰った。
この投稿もう蝕のお陰だ。
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