2024/2/16

金曜日「登場人物」と言う物語 60

合法な浮気/ソンクラーのアリー①

この物語は徹頭徹尾ノンフィクションである

 

コーラン

不敬罪の某国は仏教国である。でも、イスラム教徒も結構いて、(全人口の5.4%)あちこちのソイ(小道、路地)に入るとコーランが聞こえる。僕がおは打ち枯らして、モーに連れて行かれたアパートのソイが正にそれだった。そのソイは深い長いソイで、途中にムスリムの集落、コミテイがあり、僕はモーに仕事を探すと偽って、カムリで、毎朝其処をとうって出かけたが、常にムスリムの人々の突き刺さる視線を感じた。でも、屋台のアヒルのラーメンは美味かった。

 

ムスリムとは?

「ムスリム(アラビア語: مسلم‎、英語: Muslim)とは、「(に)帰依する者」を意味するアラビアで、イスラーム教を信仰する人びとを指す。」Wikipedia

 

偽友人のプラポンは、更に僕を追い詰める為に、仏教徒にも関わらず、あるムスリムコミテイに友人がいると頻繁に僕を礼拝に誘い、一度そのムスリム寺院で夜、ムスリムのお祈りをした。何かのお祭なのか出店が出ていて、人々は朝と打って変わって穏やかな表情で僕を迎え、お祈りに混ぜてくれた。成る程、異教徒の僕であっても、ムスリムのお祈りは、心が静かになり、100人程のムスリムに囲まれ、僕をムスリムもいいなと言う気持ちにさせられた。このお祈りを1日に何度かするのだろう。その後、僕は毎日、考え毎をしながら、アパートの3階のベランダに膝をつき、このコーランに耳を傾けた。そして思った。ああ、僕は東京都東久留米滝山団地から、随分遠くに来てしまった。このコーランが、もうそろそろ、日本に帰れと言って居るに違いない。このベランダから飛び降りてもまた、誓約書を書くのがオチだろう。あのプミポン海軍病院の様に。

 

ニュー

実は、ムスリムと関わったのはこれが初めてではない。25年前、僕はタニヤと言う日本人向けのカラオケクラブで、南部出身のアリーと言う女性ホステスに出会い、通い詰めた事がある。浅黒い、如何にも南部インド系の彼女は、僕の憧れのアグネスラムの化身であった。某国人は本名がアリーであっても、実際に本名で呼び合う事は無い。「ニュー」それが彼女の呼び名だった。ベンジャマスにウンザリしていた僕には、その綴りが🆕に見えた。新しい人生をニューと過ごしたくていてもたっても堪らなくなり、前回と同じく最後は部屋に通う様になっていた。その彼女の田舎のお父さんはムスリムだった。

部屋に行ったと言っても、ある一線を越えた訳ではない。カラオケクラブは「サファイア」と言って、そうゆう事が出来ない、タブーの店だ。昔はタニヤと言えばそうゆう店が主流であったが、最近はドライで、あっけらかんとして、何でもありだと言う。下にWikipediaの引用をしたが、昔のタニヤは、ホステスが店の前で客引きなどする事は無かった。と今僕が語ろうと言う時代を知っている人は嘆く。

 

タニヤとは

「タニヤ通り(タイ語:ซอยธนิยะ, Soi Thaniya)は、タイ王国の首都、バンコクの歓楽街である。

 

夜のタニヤ通り

日本人観光客やタイ王国駐在日本人企業関係者を対象とした日本人クラブ、カラオケや日本人全般を対象とした日本料理店、居酒屋などが密集することでも名高い。日本人クラブ・リトルトーキョーと言われている。」Wikipedia

 

今の僕にはどっちでも良いのだが、僕の元上司の田中は、タニヤが大好きで、特にそうゆう事をしない店にこだわった。一週間に2、3回のペースで通い、僕もそのお零れに預かった。彼の求めているのは、若い美しい女性から与えられる精神的充足であった。この事が本当であるかどうかは、数年後に彼が起こしたワサナー事件で後述する。僕が求めているのは、精神的、肉体的充足+ベンジャマスからの逃避であった。そして、南部出身のニューに出会ったのである。

 

ここで、某国の地図に戻る。南部とはどこか?

この地図を象に例えると分かりやすい。象の耳に当たる🐘向かって左側の耳が、北部である。最も有名な都市はチェンマイ、チェンライで、元家内のベンジャマスもこの地方の出身だ。色白の女性が多く、美人の産地と言われている。元家内は例外として。

象の右耳部分が、東北地方と言われ、別名イサーンと言う。25年前のこの地方は貧しい地域と呼ばれ、貧乏人をコンイサンと呼ぶほどであったが、某国の目覚ましい経済発展と工業化で、日本🇯🇵の工場に行けばコンイサンが7対3ぐらいの割合で多い。人口も多く平地も多く、まだまだ発展するのではないか?北部と東北部の大きな違いは、山があるかないかである。

象の口の部分が、首都バンコクだとして、南部とは、この赤い部分を含めた象の鼻先に当たる。有名なプーケットもこの辺りにあるが(左側の南に出っ張った出来物)、ニューはソンクラーと言う更に「深南部」と言われる土地の人であった。

 

深南部とは

「タイは仏教徒が全人口の93.5%を占め、ムスリムは5.4%にすぎない。 ただ、「深南部」と呼ばれるヤラー、ナラーティワート、パッターニーの3県とソンクラー県の一部に限れば、マレー系のムスリムが8割近くに達する。

2023年6月28日

この大砲の由来を多くの人が知らない…ムスリムが8割の「タイ深南部」でいま起きていること - 東京新聞www.tokyo-np.co.jp › article」東京新聞

 

何故、この東京新聞の見出しに、物騒な言葉が並んでいるのだろう。それは、この国の若者が徴兵に会い、配属されるワースト1、2位に挙げられるのが、王様の親衛隊か、イスラム教?のテロリストを相手にするこの深南部であると言う。これは、僕の周りの社員や工員が皆言っていた事だ。そんなに王様は怖いのか?他人事の様に話していたら、その王様の矛先は自分だったと言うわけです。

 

タイ南部紛争

タクシン・チナワットが首相になるや否や、タクシンの強権的な政治体制が深南部三県の住民を刺激し、事態は一気に悪化した。2004年4月28日には、大規模な武力衝突がクルーセ・モスクで起こっている[2]。

このような反政府運動の多くはパタニ王国再興を掲げており、栄光の時代であったパタニ王国時代への強い回帰指向が窺える[自研究?]。そのうえで、栄光を奪い貧困の原因を作った(と彼らが考える)タイ政府を敵視し、独立すればかつての栄光が戻るという希望がこのような運動を生み出した背景であるとも言える[独自研究?]。また、このような運動の高まりとしてアメリカ同時多発テロ事件が引き金になっているとも指摘されている[誰によって?]。

2011年現在、深南部三県ではイスラーム武装組織による爆弾テロや軍や警察車両を狙った襲撃事件が多発しており、これに国境付近で活動する地元の麻薬密輸組織も襲撃事件を起こし、治安は最悪の状況である。イスラーム武装組織のテロの標的は、政府機関だけでなく公立学校や教師も標的となっている。テロの死傷者の数は、ムスリムと仏教徒の半々の割合である。」Wikipedia

 

仏教国で、お坊さんが当たり前に殺されるところであるのは、間違いが無い。徴兵で、離れ離れになるカップルを描いたパラポンと言う歌手の歌を紹介して、次回に続く。

 

 

00000
00000
右半身麻痺 健康のブログ
https://ameblo.jp/shujutsu9/
 
○月曜日

    朝 リブログ 「今日という日」
    昼  「日々の悟り 」🙃🥳😤🤯🤐🤑😭🙏👂🧠
    夜 リブログ


○火曜日

    朝 リブログ 「今日という日」
    昼 「写真部」
    夜  火曜日🎼新たな試み (某国の曲に歌詞を替え歌)


○水曜日

    朝 リブログ 「今日という日」
    昼 不定期投稿
    夜 水曜日 「走る🔜🔆📿走る🕳🏯🚝」
    (このブログのメインページ。右半身の障害者の生活改善を中心に)


○木曜日

    朝 リブログ 「今日という日」
    昼 不定期投稿
    夜 🌞🌎❄️俳句、川柳、詩
    (現在は、大体一度に3つの短期を投稿)


○金曜日

    朝 リブログ 「今日という日」
    昼「写真部」
    夜 金曜日👨‍👩‍👧‍👧愛
    (極私的自伝、ボーっと生きてきた不敬罪の半生を振り返る。)


○土曜日

    朝 リブログ 「今日という日」
    昼 不定期投稿
    夜 土曜日👺欲望
    (色々な自分の欲望に関するレポート。18禁のつもりは無い。現在は睡眠欲望。)

 
○日曜日

    朝 リブログ 「今日という日」
    昼 「日曜日の懺悔 🙏🤝🗣🧚🏽‍♂️🧚🏼‍♀️🧶👘🌺」
    夜 「知足安分🧘🏻‍♂️⛩☸️🕉🙏」
        倒れる前にやっていた仏教の投稿


○不定期投稿

    ①名も無き人の事件簿 🐚🌚🌝🥪🥮

    今まで遭遇した名も無き役者の記録

    ②詩、歌詞、戯曲 🎼🎭🥁🎻🎪🤹🏻‍♀️🎨
    ③愛を語る第一歩 ♥️💒🎪🧘
        愛と性を赤裸々に語る期待外れのエッセイ
    ④認知症と言う幻 🍌🍓🥞🦴🍬🥂
        老人施設にいる僕が思う健常と障害の幻
    ⑤今日の一言ブログ 🌜🌚🌎💫
        手抜きと呼ばないでください。
    ⑥何故嫌なのか?🦠📮📨🗑
        小泉首相と政治を祝福する憂(郵)歌。
    ⑦分泌物の話 ♿️🚼♨️🧬💉📿
        身体から出る全ての分泌物を学ぶ。

 

右半身麻痺 トマト🍅の映画エッセイ
https://ameblo.jp/migihanshin
 
映画のレビューサイトに見えるが、

実際は極私的エッセイサイト。

その映画が面白くても面白くなくても週一回投稿。

映画体験から得る知識の最大限増幅をお手伝いします。

ネタバレはほぼ無し。

なるべく偏りが無いようにはしているが、

お金を払わなくても観れる名作が主体。

お金を払わなくてはいい映画を観れないと言うのは妄語。

でも面白い時は🤣心から何かしたい。

お金がないので、感動を回向。