2023/1/14

お早う御座います。

日曜日は法句経、

ダンマパの写経です。

全部で26章ありますので、

一章一章写経し、

と言ってもiPadにインプットし、

①写経 投稿一周目

②自分の極私的現実に照らし合わせ懺悔する。

投稿ニ周目以降は理解納得するまで考え、

次の章へ進みます。

を繰り返します。

どうかお付き合いください。

 

「法句経(ほっくぎょう)、ダンマパ(:Dhammapada)は、仏典の一つで、仏教の教えを短い詩節の形(アフォリズムで伝えた、韻文のみからなる経典である。「ダンマパダ」とは、ーリ語で「真理: dhamma)の言葉(: pada)」という意味であり、伝統的漢訳である「法句」とも意味的に符合する[1]。」Wikipedia

 

朗読 ブッダの真理の言葉 

第6章 「賢い人」解釈編/真似

 

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己が罪科(ツミトガ)を指摘し

誤ちを告げてくれる聡明な人に会ったならば

その賢い人につき従え

隠してある財宝のありかを

告げてくれる人に付き従う様に

 

その様な人につき従うならば、

良い事があり、悪い事はない

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これは正に僕の人生の、

悔いであり感謝でもある。

 

大学生に入って、

色々な人に出会ったが、

藤田と言う男に引かれた。

何故か彼のカムラン人生に惹かれた。

彼は一人っ子だった。

 

昔、幼稚園の砌、

数少ない友達は、

ラーメン屋の一人っ子で、

僕の持っていないおもちゃを、

全て持っていた。

おもちゃだけではない。

彼の親がラーメン屋を営業している時間、

彼には自由があった🤭

僕の持っていない全てを、

彼は持っていた。

昔から僕はこんな人間の人生を羨む

昔から僕はこんな人間について行く。

 

大学の1年先輩の藤田は、

その彼に似ていた。

一人っ子で、

一応、出身地が九州福岡なので、

一人多摩市聖蹟桜ヶ丘のアパートに下宿をし、

通学用に車を持っていた。

部屋にWIFIビデオの装置を持っていて、

いつも彼の部屋で映画の鑑賞会をした。

彼も僕が気に入ったようで、

「お前は、俺が勧めた事を何でも気に入ってくれるな」

と満更でも無い様子だった。

そして僕は、

次第に自分が何であるのか?

自分が何処へ行くのかを見失って行った。

 

大学2年生、

藤田の真似をして僕は、

家が埼玉県に引っ越したのを理由に、

多摩市永山に下宿をし、

ヴィクターのvideoデッキを購入した。

Boseのスピーカーを購入した。

藤田の真似をして自炊をし、

藤田の真似をしてファミコンを買い、

藤田がドライブに行きたいと言えば、

何時でも付き合った。

藤田が食べる物は全て美味いと言った。

藤田の推奨する成人向けのビデオ、雑誌は、

常に新鮮だった。

藤田の真似をしなかったのは、

授業にきちんと出る事と、

マージャンだった。

 

何でも真似すると言っても、

流石に車を買うお金は無かったので、

無免許のまま原付を月賦で購入して、

毎日白バイにドキドキしながら通学した。

通学したと言ってもサークルに行っただけで、

授業に出たわけじゃ無かった。

初めての原付オートバイに僕は興奮した。

メットインタクトと言うその頃流行りの、

ヘルメットを片付けるスペースを持っていた。

僕は幼稚園の頃事故に遭ったので、

モーターリゼーションには無縁だった。

 

そして大学2年生の冬、

昭和天皇が下血された、

1988年の大晦日、

僕は聖蹟桜ヶ丘で警戒中の警察官に、

捕まった。

同輩の友人と酒をシコタマ飲み、

原付に2人乗りしている状態で、

終に現行犯逮捕された。

簡易裁判で判事からシコタマ叱られ、

免許も無いのに3ヶ月の免許停止となった。

 

流石に僕は目が覚め、

藤田から遠ざかった。

まだその時点では、

自分の悪さを実感し、

僕が悪いと猛省した。

大学2年の冬だった。

未だ単位を殆ど取っておらず、

4年で卒業は絶望的ではと思われた。

 

藤田はしかし容赦が無かった。

彼はいつでも車で現れ、

奢りをネタに、

僕を次のステップへと導いた。

格安チケットによる海外旅行である。

海外旅行など考えても見なかった。

そんなお金も無かった。

そう身を引く僕に彼はクレジットカード💳

と言う物を教えた。

そしてその頃急激に成長したHISで、

格安チケットを手配して、

あの不敬罪の某国に行った。

聞いたことも無い国だった。

僕はそこがアカプルコだと思っていた。

それから先は、

あなたが知る通りである。

 

僕の人生は藤田の所為だと言うつもりは無い。

お陰で、

人よりも多くの経験が出来て、

沢山の女性と出会う事が出来て、

可愛い3人の子供を授かった。

国文学出身なのに鋼の仕事をさせて貰い、

チタンの表面処理まで教えて貰った。

英語が喋れないのにスイスの🇨🇭会社に入った。

スポーツは苦手なのにゴルフも覚えた。

それが全て夢幻だったとしても、

その日の事は消える事が無い。

そしてこうして仏様にも、

出会う事が出来た。

感謝している。

本当だ。

何の皮肉も無い。

事実だから。

 

はっきりさせて貰いたいのは、

僕の所為で今ある藤田の人生だ。

僕の所為で今ある藤田の家族だ。

頭の良い彼なら分かっている筈だ。

頭がいくら良くても、

真理を曲げる事が出来ないことを。

貴方が天魔でも無い限り。

 

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他人を訓戒せよ

教え諭せ

よろしく無い事から、

他人を遠ざけよ

そうすればその人は、

善人に愛せられ、

悪人から疎まれる

 

悪い友とまじわるな

卑しい人とまじわるな

良い友とまじわれ

尊い人とまじわれ

 

000000000

 

合掌

 

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