2023/12/24

お早う御座います。

日曜日は法句経、

ダンマパの写経です。

全部で26章ありますので、

一章一章写経し、

と言ってもiPadにインプットし、

①写経 投稿一周目

②自分の極私的現実に照らし合わせ懺悔する。

投稿ニ周目以降は理解納得するまで考え、

次の章へ進みます。

を繰り返します。

どうかお付き合いください。

 

「法句経(ほっくぎょう)、ダンマパ(:Dhammapada)は、仏典の一つで、仏教の教えを短い詩節の形(アフォリズムで伝えた、韻文のみからなる経典である。「ダンマパダ」とは、ーリ語で「真理: dhamma)の言葉(: pada)」という意味であり、伝統的漢訳である「法句」とも意味的に符合する[1]。」Wikipedia

 

朗読 ブッダの真理の言葉 

第5章 「愚かな人」 写経編  

 

眠れない人には夜は長く

疲れた人には一里の道は遠い

正しい真理を知らない愚かな者どもには

生死の道のりは長い

 

旅に出て、

もしも自分よりも優れた者か、又は、

自分に等しい者に出会わなかったら、

むしろ、きっぱりと1人で行け

愚かな者を道添えにしてはならぬ

 

私には子供がある

私には財があると思って

愚かな者は悩む

しかし、既に自己が自分の物ではない

まして、どうして子が自分の者であろうか?

そして、財が自分の物であろうか?

 

もしも、

愚か者が自らを愚かであると考えれば、

すなわち賢者である

愚か者でありながらしかも、

自ら賢者だと思う者こそ

愚か者だと言われる

愚かな者は、生涯賢者に仕えても、

真理を知る事が無い

匙が汁の味を知ることが出来ないように、

聡明な人は瞬きの間、賢者に仕えても、

直ちに真理を知る

舌が汁の味を直ちに知るように

 

浅はかな愚か者どもは、

自己に対して仇に対する様に振る舞う

悪い行いをして、苦い木の実を結ぶ

 

もしもある行為をした後に、

それを後悔して、

顔に涙を流して泣きながら、

その報いを受けるならば

その行為をした事は良くない

 

もしもある行為をした後に、

それを後悔しないで、

嬉しく喜んでその報いを受けるならば、

その行為をした事は良い

 

愚かな者は、悪いことを行なっても、

その報いの現れ無い間は、

それを蜜のように思いなす

しかしその罪の報いの現れた時には、

苦悩を受ける

 

愚かな者は、例え毎月苦行者の習慣に倣って、

一月に一度だけ萱草の箸につけて、

ごく少量の食物を摂るような事をしても、

その功徳は真理をわきまえた人々の、

16分の一にも及ばない

 

悪事をしても、

その業、カルマは絞りたての牛乳のように、

直ぐに固まる事は無い

徐々に固まって熟する

その業は、灰に覆われた火の様に、

徐々に燃えて悩ましながら、

愚か者につきまとう

 

愚かな者に思いが生じても、

終に彼には不利な事になってしまう

その思いは彼の幸せを滅ぼし、

彼の頭を打ち砕く

 

愚かな者は、

実にそぐわぬ、

虚しい尊敬を得ようと願うであろう

修行僧等の間では、上位を得ようとし、

僧坊にあっては、権勢を得ようとし、

他人の家に行っては、

供養を得ようと願うであろう

 

これは私のした事である

在家の人々も、

出家した修行者達も、

共にこの事を知れよ

およそ為すべき事と、

為すべからざる事については、

私の意に従え

愚かな者はこの様に思う

そして要求と高ぶりとが高まる

 

一つは利得に達する道であり、

他の一つは安らぎに至る道である

ブッダの弟子である修行僧等は、

この断りを知って栄誉を喜ぶな

孤独の境地に励め

 

 

 

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