2023/12/18

師走の風邪

 

風邪をひいてしまった。

今日で5日目未だよくならない。

現在午前3時。

こんな風に投稿をしていて、

隣のおじいちゃんの呻き声を聞いていて、

なんかその呻き声が余りにもか細くて、

なんかその呻き声が余りにも心細くて、

省みて自分の喉がか細いのに気づいて、

それが風邪の始まりだった。

 

翌日には、

38℃超えの熱が出て、

流石にしんどくなり、

睡眠12時間体制に入った。

とはいえ、

睡眠時間を伸ばしただけで、

生活は通常通りである。

 

熱に伴って、

咳、

痰、

鼻水、

涎、

これらがそれほど多くなく、

しかし忘れた頃にローテーションで訪れ、

僕のパーカーを濡らした。

過剰で無く、

でもしぶといところが、

この風邪の特徴らしい。

ネバートゥーマッチ風邪だ。

 

実は、

1ヵ月ほど前、

口内炎の対策で、

歯医者さんに作ってもらった、

マウスピースを間違えて洗濯に送ってしまい、

それを洗濯屋さんで乾燥機にかけてしまったみたいで、

壊してしまっていた。

作り直して今週出来るらしい。

 

それで口の中は、

口内炎だらけになった。

恐竜の10分の一の咬合力が僕の睡眠時、

野放しになったのだから当たり前だ。

口内炎になると、

唇の右側の噛み合わせが悪くなり、

食べる事もしんどく、

口の端から涎が漏れる。

そこにこの風邪🤧

弱り目に祟り目とはこのことだ。

 

そしてこの寒いのに、

何故か洗濯に送った洋服が帰って来ず、

帰って来ないので、

着るものが無く、

これもまた、

2つ目の弱り目に祟り目だ。

 

それと、

3つ目の弱り目に祟り目は、

左足の不穏なシグナルだ。

僕は右麻痺なので日頃から、

左足の負担が大きかったようだ。

右足を左足に乗っけて移動したり、

右足に左足で布団を掛けてやったり、

左足で右足を限界まで曲げたくし上げたりして、

左足の不穏が相当募っていた様で、

最近左足が時々攣る寸前まで行く事がある。

特に、

体の右半身左半身の境界線を越え、

左足を右半身側で作業させようとすると、

その不穏な兆候が現われる。

だから、

こうゆう時はなるだけマジックハンドを使い、

左足を重宝に使役しない事にした。

 

この風邪は、

様々な二次災害をもたらし、

2023年の年の瀬を、

かつての健常者だった頃の12月、

所謂師走の気分に戻した。

それは、

300社ある顧客と言うまぼろしに、

酒やら、

金の鎖やら、

冷蔵庫やら、

洗濯機やら、

カレンダーやら、

を配り回る、

あの気の狂った師走だ。

少しの隙間時間も狙いアポを取り、

先方の社長やら工場長やらに挨拶周りをした、

あのモーレツ時代が、

何故か思い出された。

多分僕は疲れているに違いない。

あんなお馬鹿の時代が、

フラッシュバックするなんて、

とにかく寝よう

とにかく休もう。

 

ところが、

弱り目に祟り目とは、

睡眠の中にまで入って来るものらしい。

そしてそれはある決定的な裏切りと言う形でだ。

それは次週に。

 

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