花は人道のために、忍辱の修行のために

先般の記事で、花は人道のため、そして菩薩業の忍辱のためであると書きました。人は我慢し、人生に花を咲かせる。そういう事なのでしょうか? こうして考えると、仏さまに何かを供える時、それは結局は自分に帰って来るのだなと実感します。美しい花は、その美しさで我々の目を心を楽しませるが、そうなるまでの寒い冬のあらゆる障害を耐え抜きます。また綺麗に咲いた後、しなだれ、色が変色し、最後にはゴミのようになってしまいます。そのこともまた忘れてはいけない。正に忍辱の行は最初から最後までで一つなのです。
 

聖天様に供えていい花 供えてはいけない花

これはあくまで、私が信仰する雨宝院様の勤行ですが、こうあります。(勿論ほかのお寺では違う場合もあるかもしれません。)
供花の心得
梅、松、桜、柳、樒(しきみ)、水仙、菊 等が良いと。
ただし、バラ、つつじ、ボケ、あざみ等は不可と。

私は、基本的に樒が一番だと思います。アマゾンで4本の苗を買い、これを二本左右にお供えしています。もう2本はスペアとして鉢植えしました。そしてそれ以外に時々、花屋から花を買ったり、或はわが母の自慢の庭の花をもらい、それと一緒にお供えしています。
樒は、今は花はついておらず春過ぎに咲くとのこと、元々インド等で咲く花で寒い日本には向かないようです。これからが楽しみです。また、実が出来るようですがこれは有毒なのだそうです。稀にふわっといい香りがします。また実がでたら、お知らせします。
樒のアマゾンページ

聖天様の供花は基本的に樒と、入手性から菊がベストです。長持ちします。樒は現在約3か月になるかと思いますが、元気です。また神道で使う榊(さかき)という木も、樒に非常によく似ていますが、こちらは毒性がないようです。これではないので注意してください。

つまり、樒の実には毒性があるという事です。これは更に注意してくださいね。

 

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聖天様のお供えで不可の花は棘がある場合が多い

聖天様勤行で不可とされた花を見ると、棘のある花が多そうです。それと気を付けなくてはならないのは中途半端な花選びをしないことです。花には○○科○○属○○種といったように分類がされており、これをよく確認するといいかと思います。不可とされている花とは関係ないなどと思っていると、実は繋がっていたなどということがあります。例えばシュウメイギクという花を初期に何度か供えましたが、これはアネモネの仲間だそうです。菊ではないのです。
また分からない花を写真に撮ると、WEB上で何の花か教えてくれる有料サービスがあります。つつじとか、結構色々と複雑なようです。

 

切花延命剤と花粉症

花は、毎日水を交換し、花瓶は仏花専用の花瓶を買うべきです。また、これに切花延命剤を入れれば特に菊は実際より2から3倍寿命が延びるようです。
なによりの問題は、毎朝この水を替える時に花粉症の人は(私もそうなのですが)確実に花粉にやられますのでマスクをつけるべきでしょう。信仰の為には忍辱の行でお願いいたします。
聖天様にお供えする花は出来れば花びらがある花をお勧めします。それは今度、水の御供物の投稿でご説明させていただきます。

 

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