
2023/08/18
金曜日「登場人物」と言う物語 34
この物語ははノンフィクションです。
34 登場人物の整理
主人公
今回は、登場人物の整理と名前の再設定をしようと思う。名前がいい加減なのでややこしい。本来、僕の物語は全てノンフィクションである。だから、仮名設定をしているが、どうも登場の度に仮名が変わっているような気がしている。名前に捻りを求めている。この機会にこのページを基準としたい。
①主人公 : 僕 または 右半身 (56歳)
主人公は僕。右半身である。
東京都練馬区出身の昭和42年生まれ。
3人兄妹の長男に生まれる。兄妹妹だ。
東京都立高校の国語教師の父のDV癖により小さい頃は父のサンドバッグ2号であった。DVが故に、父母の仲は険悪で、母のサンドバッグ1号、自称「お父さんの公衆便所」の母親は度々家出をする。そして最終的には熟年離婚をする。
幼稚園はキリスト教の幼稚園「こひつじ幼稚園」で、通園時に交通事故に遭う。頭蓋骨複雑骨折、右手、左足骨折で日大病院に3カ月入院。お医者さんには「命の補償が出来ない」と言われ、事故のあったところには、横断歩道橋が出来た。僕の為に園長先生と園児のみなさんが千羽鶴を折ってくれた。合掌。
小学校はクジ引きに当たり、国立小学校、東京学芸大学附属大泉小学校に入る。結構凄い小学校だったらしいが、その価値を知らぬ間に、中学校もエスカレートで附属中学校に入り、高校で振い落とされる。在学中のステータスは、小学1年2年では冗談が好きな「パンダ
」と呼ばれ、小学3年4年はイジメに会い、小学5年6年は嘘と人を騙す事を覚え成績もそこそこで、その勢いで中学校に行ったが、それ以上人を騙し通せる訳も無く、件の結果とあいなった。
高校は文京区の東大の裏口近くにある私立高校、夏目漱石「吾輩は猫である」の最初に出てくる郁文館高校に入る。現在は居酒屋和民グループの同校は今は共学であるが、当時は男子校であった。この辺りから、全方向コンプレックスが強くなり、その頃の写真を見ると中々の美男子
であったが、自分は常にデブであると言う脅迫観念に捕らわれていた。男子校なので当然、恋人が出来る訳も無く、スポーツもやらず、中学時代に憶えた自慰行為が活発な、健康診断の数値的にはタンパク質が旺盛な高校生であった。
DV父は、国立大学への進学を希望したが、自分も國學院大学と言う私立大学の出身であり、その希望動機は弱かった。
この頃は体格も父と互角かそれ以上の僕は、その頃アントニオ猪木にハマり出し、家でスクワットやブリッジをする様になり、ミスター高橋のゴムトレイニングなども行った結果、遂にDV父をアリキックで倒した。父は、高校の時、秋田県立工業高校で仕込んだラグビーの
のタックルで反撃を試みたが、体格差と若さに負けたのだろう。応接の絨毯に沈み、それ以来息子に口答えしなくなった。DVサンドバッグ2号の汚名はここに返上した。
それはともかく、
大学受験は、駿台に通ったにも関わらず現役の結果はお話にならず、DV父に土下座
して、高円寺の中央ゼミナールに通い、やっと補欠で中央大学文学部に合格した。中央大学は学部のレベルがバラツキが大きいため、その頃はよく、学部まで言うように先輩に指導された。
大学生活を童貞で迎えた僕は、映画サークル活動にハマり、最初のうち代返してくれたクラスメートも、その内に呆れられ、別世界の人達になってしまった。女子26名、男子16名と言う国文学のクラスを捨てて、僕はサークル活動とアルバイトと自慰行為に明け暮れた。
そんな時、当時HISと言う会社が現れ、格安航空券を売り出し、
海外旅行と言えば、「兼高かおるの世界の旅」しか知らなかった僕は、福岡出身のロリコンデブの一人っ子、藤田先輩に強引に誘われ、富士銀行のクラブエフで借金をさせられ、不敬罪の某国で童貞を喪失した次第である。
ここから先は本編を1からご覧ください。自分の紹介で一編を使ってしまった。次回も登場人物の紹介をよりシステマティックに分かり易くしようと思います。





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