郵便⑤

 

 

「 民間に出来ない事をやっているのが郵便局です。」

 

 「政府・自民党は「民間にできることは民間に」と主 張してきましたが、民間にはできないサービスを提供 しているのが郵便局です。郵便局の仕事は、郵便配 達をはじめ身近な金融窓口として国民生活になくて はならない役割を果たしています。」全国労働組合総連合

 

不思議で仕方ないのは、民間にするとその時はいいが、経営と言う概念を持ってくる分、組織にとって 合理的な経営が必要となる。と言う事だ。でも、政府としても、郵便局も国鉄みたいにしたいと言う思いもあるのだろう。潰れることは無いと言う緊張感の無さが、国鉄をJRにし、郵便局を民間にと言う思想は、逆に言えば、政府のやっているお金を使う事業は全て駄目と言う事になる。つまり、政府にお金をいじらしちゃ駄目だと言う事になる。政府はポリシーの大枠のみ決めろと言う事になる。それはそれでもいいが?

 

郵便事業は民間でも出来ると言う論理は、

「政府のやっていることは全て民間でも出来る」になりかね無い。

刑務所でも、

自衛隊でも、

税務署でも、

国会議事堂でも、

内閣府でもだ。

何となく上手くいっていない事業は全て民営化を検討しよう、

と言う馬鹿の論理である。

 

そもそも同じ人間である。

それを公務員だ、民間だ、と分けているに過ぎない。

公務員は民間に天下りし、

民間は公務員に袖の下を払う、

そんな事に無駄なエネルギーを使い、

経営と言う目に見えないものを崇める必要はない。

 

いつも思うのは経営と言えば、

絶対的であると言う風潮だ。

利益の享受者と呼ばず、

株主と呼べば絶対的であると言う風潮だ。

 

「郵便」窓口では、主に切手やはがきの販売、手紙や小包の郵送などを、「貯金」窓口では、お金の預け入れや引き出し、送金などを取り扱っています。 さらに、「保険」窓口では、終身保険やがん保険、学資保険といった様々な生命保険商品を揃えています。 郵便局が提供する商品やサービスは、生活になくてはならない大事なものばかり。

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郵便局の歴史とその役割 | ゆうびん局長会

 

この資料は割に分かりやすい説明なので引用した。

今の郵便局の仕事は

郵便、

貯金、

保険、

とある。書かれた日付がよくわからないが、2003年のようだ。

小泉後じゃあないのか?

あの人は何をしたんだ?

今の政治に必要なのは、

お金では無いのだ。

知恵と情報開示、

そして更に言うなら非姻戚の政治だ。

 

次回へ

 

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