笑う故郷 2017 アルゼンチン
監督 ガストン・ドゥプラットと
主演 ダニエル・マントバーニ: オスカル・マルティネス
ノーベル賞を取ったアルゼンチンの小説家。
何年も、母国には戻っておらず、スペインに住んでいる。
忙しいが、この度、母国へお忍びで誰も連れず、
帰国することを画策する。
アルゼンチンの小さな田舎街、サラスに帰る。
出演
アントニオ: ダディ・ブリエヴァ- ダニエルの旧友。
イレーネ: アンドレア・フリジェリオ
- ダニエルのかつての恋人でアントニオの妻。
フリア: ベレン・シャバンヌ
- ダニエルの熱烈なファンの若い女性。
Wikiではこれしかないが、実際には後、数名
重要人物がいる。名前が書いて無いし、映画から、
拾うのは、チョット面倒なので適当に命名する。
市長さん サラスの市長
ダニエルが白タクでサラスに向かい、途中車が壊れる。
運転手は小林亜星に似ている。車が壊れて一晩野宿する。
この時点でのサラス市長のダニエルの扱いはヤバカッタ。
誰かが代わりにくることすらしない。
他、色々と気になる事に絡む。
ちなみに市長の車は日本製のピックアップである。
(この点は後程)
絵を描く会の会長
ダニエルに市長は、街の絵画展の審査長をお願いする。
ダニエルのようなノーベル賞まで取った人間は、
審美眼が厳しい。なのに。
ホテルのフロントマン
ダニエルはこのフロントマンが文才があると評価。
でこのホテル、これが一番高級なんかなあ?
何だおじさん
このおじさんのお父さん(既に亡くなった)がファンで、
と言う理由で、家に来てくれ、食事してくれ、
本にサインしてくれ。と言うおじさん。
これ以外にもいたが、それなりに映画の物語に、
アクセントを持たせているので紹介した。
そして、級友アントニオ、その奥さんのイレーネ、
謎の女フリアとなる訳である。
これくらいは言ってもいいと思うが、イレーネは、
ダニエルの元カノなのだ。そして親友アントニオの、
今の奥さんだ。長いこと会わないで久々に逢い、
友人をしつこくPRする人ほど、思い込みが激しく、
怖い。ということか。
本当にこのアルゼンチンの街は、田舎だ。
本来なら絶対に行かないところ、自分の故郷であり、
魔が差したと言う事だろう。
素晴らしい映画。トマト4でお願いします。
さて、申し訳ないが、
最後に、この市長が乗っているピックアップトラックだ。
20年前、私が働いていた会社で、この車の金型の処理を
していて、このピックアップは世界レベルのプロジェクト。
ブラジル、チリ、アルゼンチンでも製造していた。
このプロジェクトに参加して、なぜ自分がプロジェクトに、
入っていたのか?
何故自分の実力外の事をするのか?
何故威張るのか?
凄い会社の凄い社長なら、嘘は0でいけるだろう。
お前のことなど知らんというのだろう。
俺だってお前のことなど知らんのだ。
お前みたいな嘘付き。
でもこのクルマは懐かしい。
世界中を走ったんだ。
残念だ。
人を嘘付き呼ばわりする代わりに、
自分の嘘から白状すべきだと思う。
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