帝銀事件 死刑囚 1964 日本
監督 熊井啓
出演
信欣三=平沢貞通
1948年、戦後の日本で最大級の毒殺事件の容疑者。
死刑囚である。そして冤罪共言われる。
死刑は確定したが、執行されず、1987年なくなる。
享年95歳、晩年の39年を獄中で過ごす。
これ以外の出演者については割愛する。
何せ、有名な俳優ばかりで、しかもセミドキュメンタリー、
フィルムである。
犯行は帝国銀行椎名町支店で行われた。
一体、よくも被害者がこれだけ(16人の銀行員中12人)の人々
犯人を信じ、毒薬を飲んだものだと思うが、当時1948年、
まだ色々な意味でアメリカの占領下にあり、東京都の職員?が、
GHQを語りつつの要請、酷い話である。
時代は、下山事件など、アメリカが日本人を共産主義者とならぬ、
よう画策した事件が多く、
私のうちは、小さい時、練馬区桜台で、椎名町は、
始発、池袋駅の次の駅である。帝銀事件は子供頃から教えられ、
見に行った覚えもある。(銀行名は代わっていた。
映画は日活。
恐ろしい程に、きっちりとした映画。
ちょこっと恋愛シーンもあるが、映画全体としては、
見るべきでしょう。
上に死亡12人の銀行中と書いたが、
二人の子供がいた。一人はまだ赤ん坊である。
命は死んだらどうなるか分かっていない宗教の違うアメリカ人が、
広島がなかったらもっと死んでいると言う。
この論法で、こうした赤ん坊も亡くなり、このお陰でex 300人が、
死なずに済んだと。まして平沢さんの人生をや。
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