遅れてすんませんでした。

「登場人物」と言う物語 30

 

1童貞と上陸 2買春と買夏 3樹上と巻物📜4巫女と禁欲

5田舎と散逸6純粋と培養7津波とベルギー8不敬罪と星

9安倍と麻生10公務員と父11一浪一流一鮪

12選民と思想13アルバイトとあるバイト

14普通の社会人とは 15童貞喪失のヒエラルキー

16大阪の人はずる賢い東京の人は嫌いや

17鋼の熱処理 18華麗なる業界 19お客様の預者

20 就職前の経済 21人間荘  22 大阪と自動車

23   泳げタイ焼き君 24 ハスラーとバチュラー

25 僕の政治的立場  26副参事と言う偉いさん

27 のほほんと浪花節  28 団鬼六

29 偉い人と後輩

 

この物語はノンフィクションです。

 

このノンフィクションも遂に連載30回となりました。

これで多分、登場人物は全て揃ったと思います。僕の記憶では後2人です。

 

○瀬高さん

工場の中を今まで大して説明していないが、熱処理工場が🏭どんな感じと言うと、熱処理の設備が工場に所狭しと並び、その間で工員が作業している。熱処理の設備とは、主に真空炉といい、大きさは真空焼き入れ炉が小さな西武山口線の機関車見たいで、(分かりにくい例えかも知れないが)真空焼き戻し炉が、横型は更に焼き入れ炉より小さく、縦型は、床に深い穴🕳開け立っている。そうゆう炉が数台ある。

 

西武園ゆうえんちに展示されていたころの西武5形蒸気機関車・527号機

 

真空と言う技術は比較的新しくて、昔の炉は、大気炉、雰囲気炉が多かったと言う。焼き入れで1000度前後、焼き戻しで100度から600度くらいの温度を鋼に加えると、何も無い炉だと表面がグチャグチャガサガサになってしまう。だから、今は特に真空炉が多く、非常にスマートに熱処理が出来る。例えば、新しい真空炉で、光輝処理を行うと、鋼の表面に銀色のペンキを塗った様に綺麗にあがる。考えて見れば、文学部国文科の僕が、こんな仕事を25年以上もやってきたなんて信じられない。

熱処理の説明は、この後も何度か出て来ると思うので、これまでにして、その熱処理の現場で最も活躍していたのは、NO.1が瀬高さん、NO.2が米原さんだった。特に米原さんにはお世話になったのでトリに説明する予定だった。

瀬高さんは名前の如く瀬が高く、器用で、あらゆる熱処理作業を余裕でこなしていた。もう流石に70歳くらいか?定年されている筈である。

この人から見たら、僕なんか宇宙人だろう👽熱処理作業が全く出来ない。ネジを締めさせたら時計と逆に回し、ジグ付け作業をさせると直ぐに床に膝をつく。休み時間になると、何本もジュースを飲む。高いところには登れない。熱い品物を触らすと火傷する。本当に何で僕はあそこに居れたのか謎だ。

某国の陰謀があったにせよ、この人にはお世話になった。それでいいじゃないか?ボケない様に、瀬高さん長生きして下さい。

 

○火星人と米澤さん

そしてトリは米澤さんだ。

瀬高さんも米澤さんも中途入社だった。米澤さんも今、定年するかしないかだろうか?この人はパワフルな人で、今もそのパワフルさであって欲しいがどうだろう?顔は童顔と言うか、ちばてつやの主人公みたいな顔をしていた。僕は良くこの人にからかわれていた。この人にからかわれても不思議と腹が立たなかった。20年前に、出張で久々に工場であって🏭こう言われた。「君、研修の時なんて言われたか知っているか?」「火星人や。火星人って言われてたんやで」とこのように、関西弁を使っているが、実は九州出身の人が多かった。でその「火星人」と言うのは、工場に風呂があって、その頃そこで良く僕の仮性包茎が話題になっていたらしい。それで「火星人」だそうだ。「短小」がついて無くて良かったと内心ホッとしながらも、こんな久々の邂逅に仮性包茎の話をし出すこの人が、妙に懐かしかった。

 

仮性包茎とは?

「仮性包茎(かせいほうけい)とは、陰茎亀頭包皮によって覆われているが、勃起または手で包皮を翻転させ亀頭を露出させられる状態の概念または単語。仮性包茎は包茎(真性包茎)や嵌頓包茎と異なり、医学的には病気ではなく正常な状態であり、手術をする必要性はない[1][2]。」Wiki

 

仮性包茎は少数派?

「日本人の成人男性の8割超が、仮性包茎ないし嵌頓包茎・真性包茎で、完全に露茎している方が少数派であり、海外においても割礼文化がない地域において仮性包茎と呼ばれる状態が大多数派である傾向は同様である。」Wiki

 

皮かむり

「戦前である1899年に、解剖学者・人類学者の足立文太郎は、平常時に亀頭が露出しない状態を「皮被り」と称した。足立は、日本人の間では何故か亀頭が露出していることが普通の状態であるとの誤認があることを指摘している。そして、皮被りを恥じる気持ちを持ち、人の目に触れる場面では翻転し、皮被りではないことを装っているのではないかと推測した[3]。」Wiki

 

ここで話は大きく脱線する。仮性包茎をWikiで調べてみた。そして驚いた。一体この件で何度揶揄されたか知らない。今日までどれだけコンプレックスを隠れ育てていたか知らない。そして、堂々と風呂場を裸で歩く人程、皮が被っていないのだ。一度真剣に割礼手術を受けようと思った事があるが、やらなくて良かった。どうも日本はこうゆうのが多い。

 

仮性包茎の国際状況

「日本以外の世界の殆どの国において「仮性包茎」という概念がそもそも存在せず、「仮性包茎」を指す単語も存在せず、包皮が亀頭を覆っている状態は自然な状態であると認識され、一部の日本人のように治す必要を感じる人もいない。日本や韓国除いた国ではその状態に羞恥心やコンプレックスを感じる風潮も特に存在しない。」Wiki

 

そもそも日本には確信犯が存在し、今日ものうのうと生きている。しかも普通じゃない活躍振りでビックリする。善罪併せ持つ男だ。

 

確信犯

「また、1980年以降、包茎手術がビジネスとして飛躍的に拡大したことの一因として、美容整形外科医の高須克弥の証言を引用し、美容整形業界が「包茎は恥」であるという価値観を捏造したのだと述べている[5]。」Wiki

 

高須克弥

高須は仮性包茎に対する美容手術をするブームを意図的に作り出し、大きな利益を上げたことを認め「産業は作らなきゃなんないんですよ。ほっといたらいつまでたっても美容整形って同じことばかりやってるんですよ。」「それからどんどんブームになって、1日300人くらい手術してましたね」と公言している[6]。」Wiki

 

彼のWikiページは凄い。これを見ていると、踊らされる日本人が悪いと言う意見にも同調したくなる。国民男性2割の非仮性包茎男性がどれだけ幅を効かせたか? 大体、日本人は男も女も性欲が歪んでいるのだ。だから僕は日本人童貞なのだ!

 

次回へ続く

000000000000000000000000000

000000000000000000000000

トマト🍅✋右半身麻痺ブログ🤚
メインサイト https://ameblo.jp/shujutsu9

①朝9時投稿🥼⛑
トマトな映画

②昼11時半投稿🦑
「今日は何の日。」
「アメトピ」
小さめ投稿。

③夜 17時半投稿🍄
「今日は何の日。」「アメトピ」
中位の投稿。短歌、詩、俳句もあり。

③は基本的に、下の内容でメリハリをつけます。
日曜日🧘🏻‍♂️宗教
月曜日🥗過去の投稿を手直しする日
火曜日🎼新たな試み
水曜日💊 病院日誌
木曜日🌞 俳句、川柳、詩。
金曜日👨‍👩‍👧‍👧愛
土曜日👺欲望

よろしくお願い申し上げます。
写真は半分くらい自分で撮ったものです。
使うのは全く問題ありません。
iPhoneで撮ったのが僕のです。

映画エッセイのサイト、トマトはこちら
https://ameblo.jp/migihanshin